違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

時代の変化

常識や定説ですら変化する

『寝る子は育つ』は大人にも当てはまる、大谷翔平さんのおかげだ。 高度なパフォーマンスを発揮したければ休息や睡眠は必要なのは当然なはずなのに実際には軽視されがち。 人間は時に誤った方向に猪突猛進に進むことが少なくない、現代でも。 人間の体の機能…

ストレスは生きてる証なのか?

宴の終了を寂しく虚しいと感じるくらいなら宴なんかない方がマシと思う人は少なくない。 GWも後半戦でGWを楽しむ気持ちよりもGW明けを意識する気持ちが強くなり始めてるかもしれない。 Twitterで『GW明け』と検索すると同時検索ワードは、 と出る。 Googleで…

EV車の思わぬ弱点

航続距離に難があるとされるが排気ガスが出ないしガソリン車に比べてエネルギーコストも低いということで用途に関するミスマッチさえなければそれ以外にはデメリットなどなさそうなのがEVだと思っていたが、どうやら意外な弱点があるらしい。 それは車重で、…

強みは時間差で弱みになる

今日こんな記事が出ていた。 富士通メインフレーム撤退で業界激震!レガシーシステム問題の深刻、企業の半数が刷新断念!? メインフレームとは大型の汎用コンピュータで、便利な仕組みを成り立たせているものだ。 富士通がメインフレームから撤退すると発表し…

世の中の変化を、使う道具の変化と捉えると

人間は道具を使う生き物だと言われる。 人間が道具を使えるのは、二足歩行動物であり手を体を支えるという目的以外に自由に使えたからで、そのことが脳の発達も促したからと言われている。 今でこそ道具にはハードウェアとソフトウェアがあることは皆の知る…

陳腐化が加速する人間関係や情報

何かを始める時に、モチベーションを高めることを自分一人で完結できる人がいる。 自分一人でと書いたが、もちろん外部の情報を参考にするのはありだ。 ただその情報の取捨選択は自分だけで行うということだ。 こういう人は実際には少ない。 そうではない人…

自転車に乗る時はヘルメットを被った方が得!

明日2023年4月1日から自転車のヘルメット着用の努力義務化がスタートする。 この努力義務化の始まりが伝えられたのは2022年12月だった。 最近の報道を見ると、自転車用品店でヘルメットが売れていると伝えながらも、街でヘルメットを着用してる自転車は増え…

自分の道を行くしかない

ChatGPTの話題につられて再びAIが脚光を浴びてるように感じられる。 この話題の中心テーマは、いよいよAIが人間の領域を侵食し始めたというもののように感じられる。 そこで思った話。 現代に生きる者にとってはあまりにも当たり前過ぎるので逆に見えなくな…

銀行預金もタンス預金も取付け騒ぎで破綻する

アメリカで起きてる立て続けの銀行破綻、どこか遠くの自分には関係ない話のようで、その理由に興味を持ってもどうせ理解できないんだろうなと思いスルーしていたが、今日たまたま見つけたツイートを読んで俄然興味が湧いてきた。 そのツイートがこれ。 分か…

『欲しい』を刺激できる人や企業が強い

先日打ち上げに失敗したJAXAのH3ロケットは、ゆくゆくは一回の打ち上げコストを半減させて50億円にすることを目指していたらしい。 ただの国家の威信をかけての技術競争にエントリーしてるのではなく、民生活用として儲かるビジネスを目指しているとも聞く。…

進化や進歩のイメージとは?

スティーブ・ジョブズが言った『点と点は後からつながる』を思いながらうつらうつらと睡魔に身を委ねている時に思ったこと。 それは進化や進歩のイメージだった。 何事も効率で判断し処理する現代では、進化や進歩を明確な目標やコンセプトの上に成り立つも…

価値観をどこにどのように配分するか

プロ野球やWBC侍ジャパンのキャンプで盛り上がる宮崎の様子を報道してるのを見てると、地元の方にとっての非日常が感じられた。 押し寄せる車のために敷地が広い個人やお店が本業そっちのけで臨時駐車場をやっていて1台1日2000円〜3000円という設定でやって…

オワコンvs定番

折に触れて『〇〇はオワコン』という話を聞く。 最近よく聞くのはYouTuber。 本当に「YouTuber」はオワコン? データから透けて見える真の変化 この記事では豊富なデータを駆使して次のような結論に至っている。 実は、現在のYouTubeの環境変化の中で「オワ…

友達は必要?

『友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪!』、こんな合言葉で始まっていたタモリ(森田一義)のテレホンショッキング。 https://ja.wikipedia.org/wiki/テレフォンショッキング 毎回、日替わりでゲスト(番組内では「テレフォンゲスト」と呼ぶ。…

ロンダリングできないデジタルタトゥ

テクノロジーが発達しながらも、その処理がアナログ的だった20世紀は、ビジネスだろうと遊びだろうと根幹をなすのは人間関係であることに疑いはなかった。 人間関係は損得や好き嫌いを基本にしながらも、その判断に気まぐれが介入することも多く、肝心要の…

下手な考え休むに似たり

情報化社会とはデータ化社会、そう思わせる記事。 この記事はタイトルを見れば分かるように野球の話としてされてるが、ジャンルを問わずあらゆる分野で起きている現実であり真実なのかもしれない。 【独占】「だからつまらない」ダルビッシュ有が語るデータ…

石橋を叩いて〇〇

人間が自分に都合の良いストーリーを組み立てるのは生きていくために必要。 だからこそ夢や希望を描くことができるし、夢や希望を描ければこそ絶望を乗り越えることもできる。 しかし、覚えておかなければいけないことはギリシャ神話のパンドラの箱の話だ。 …

疑わしきは罰される

容疑者の実名報道は是か非かをめぐる議論は尽きない。 冤罪だったら信用回復はほぼ不可能という意味では取り返しがつかない。 一方で、本当に真犯人だった場合、実名報道されていれば新たな被害者を防げたかもしれない。 両極端なこの二つが起こりうるからだ…

不都合なコミュニケーション

困った時に頼りたくなるもの 警察 消防・救急 自治体・国(政治や制度) 警察と書いた部分は法律と置き換えることも可能で、その場合は裁判所や弁護士も候補に上がる。 最近の報道によると、110番や119番への通報がとても増え、しかも緊急性が低い、あるいは…

統計や分析はウソの仲間

豊富なデータを分析することで傾向が読み取れると思うことには疑問を感じにくい。 その豊富なデータがさらに巨大なビッグデータになるとさらに信頼度は上がるという思い込みに繋がる。 その思い込みは、過度に数字に対する信頼という名の依存を生んでいるの…

本音vs建前vs個人の感想

本音と建前、と対立的に使う場合の本音とは言いたくても言えないことで、建前とは無難な落とし所を意味することが多い。 しかし、世の中に本音ばかりが溢れかえると、本音と建前が立場を入れ替えるのかもしれない、と思いたくなる。 私もそう思います。「良…

暴走族はどこへ

今となっては新鮮さすら感じられる記事があった。 なぜ「初日の出暴走」は見なくなった? かつての迷惑風物詩の現状は? 集団暴走はどんな違反になるのか 12/31(土) 首都圏の警察署の担当者は、以下のように話します。 「1980年代から2000年代の最初の頃は、…

ステマや口コミが押し売り扱いに

口コミの情報は玉石混交だが、最悪の展開は『わたしを信用して』と売り込まれるものだ。 断りたいけど、あるいは興味ないのに、断ると人間関係がまずくなるのもイヤだしとなるからだ。 そんな経験を持ってる人にはもしかしたら朗報かもしれない。 口コミ装う…

もう成長期は終わっている

テレビでローカルの報道情報番組を見てると新規オープンまたはオープン後日が浅い個人経営もしくは小資本運営の飲食店を取り上げることが多い、キー局が放送する番組ではチェーン店など大資本もしくは知名度が全国区の有名店を取り上げることが多い。 最近の…

「まだまだ」化する「もっともっと」

「もっともっと〇〇」と言うような時の〇〇(別に二文字である必要はない)に当てはまる言葉にはどのようなものがあるだろうか。 Twitterを見てると、「頑張ろう」や「好き」や「楽しむ」などポジティブな言葉が多い。 一言ではなく、文が続く場合も多いが、…

俯瞰で見る消費意識の変化

Z世代(1996~2012年生まれ)の消費意識について書かれた記事があった。 この記事には、日本の消費行動の歴史を俯瞰で振り返ってる部分もあり、ざっと次のようなことが書いてあった。 1960~70年代は、モノの所有に価値を見いだす「モノ消費」が盛んだった。…

何かに没入したり没頭することが減っている

文庫本の値上がりが続き平均価格800円超という記事を読んで思った話。 インターネットが無かった頃は、娯楽や暇つぶしだけでなく勉強したり調べたりは本に頼ることがほとんどだった。 通販という仕組みも一般的でなかったので、実際に本屋で探すことになる。…

三大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)の普遍性が消えている

食欲、睡眠欲、性欲は三大欲求と聞かされ続け、そのことにあまり疑いを持つことも少なかったのだが、改めて考えると三大欲求と言われるほど絶対普遍性があるとも思えないのが現代だ。 人類の生存を脅かす存在として大きな障害として長らく飢えがあった。 今…

学園祭を駆逐するハロウィンという悪霊

昭和生まれにとっては10月後半から11月上旬は学園祭のシーズン。 そう思うのはハロウィンが日本に定着したのは比較的最近で昔は無かったからだ。 GoogleTrendsで検索可能な2004年以降でハロウィンを見ると、 この10年で反応が大きく伸びてることが分かる。 …

『自分の敵は自分』の今と昔

対立の体を取っていても共に切磋琢磨しあう関係はライバルと呼ばれ、時には目標や目的を同じくする。 一方で、対立は敵対を意味する場合も少なくない。 戦争のような問答無用な対立は論外として、あくまでも競争の範囲に留まる話として。 そのような対立は、…