違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

雑記・エッセイ

1分の1とサイコパス

昨日放送のNHKプロフェッショナル仕事の流儀ではいわゆるスーパードクターが取り上げられていた。 心までをも、つなげてこそ 〜再建外科医 山本匠〜 損傷した体の一部を前例なき移植手術で次々とよみがえらせてきた再建外科医・山本匠(41)切断された手足…

三密回避の末路

先日、コロナ禍で売れ筋で人気があるのに生産や輸送がままならないために品薄だったような商品が、供給態勢がコロナ明けで整うと、もはや売れずに過剰在庫になってるような気がするというブログを書いた。 自分が知ってる狭い世界をベースにした何となくとい…

そもそも

世の中、伝わってくる話は右を向いても左を向いても矛盾を感じる話が多い、というよりも矛盾だらけ。 そんな時は、そもそもについて思いが行く。 目指すこと、望むことの反対を行く人が何と多いことか。 好かれたいはずなのに嫌われようとしてるとしか見えな…

高度な競争の現場では予想や予測しか機能しない

草野球ではバッターは打つ直前までピッチャーが投げたボールを目で追いかけてバットで捉えようとする。 それに対してプロ野球や、アマチュアでも高度な野球が展開されるような場合は、バッターはピッチャーが投げたボールを打つ直前まで目で追いかけることは…

そこが変だよ日本人

ネイティブ日本人にはきっとピンとくる寄らば大樹の陰は、英語などの外国語では無理矢理翻訳してもその本来の意味はピンとこないらしい。 おそらく、赤信号みんなで渡れば怖くないにも通じるだろう。 寄らば大樹の陰によく似た表現に虎の威を借る狐がある。 …

後悔の反対語

2024年。 新年早々に大変な思いを強いられてる人がたくさんいる。 中にはおみくじで大吉を引いた人もいただろう。 5分前までは何も起きてなかったのに、5分後にはとんでもない目に遭う、そういうことは誰の身にも起こり得る。 何かが起きてしまった人の中に…

ゼネラリストvsスペシャリスト

日航機と海保機の衝突事故で、管制塔との遣り取りが焦点になってるようだが、目視での確認ということさえできていれば防げたのでは思いながら考えた話。 以下は事故とはまったく関係ない独り言レベルの話。 拡張の反対語は収縮。 では拡張性の反対語は? こ…

分布の変化は常に現在進行形

Twitterを検索して分かりやすいグラフを選んでみた。 以下で引用してるグラフやデータは全てTwitterから。 なんのグラフかというと分布の実態を知るためのグラフ。 なんの分布かというと人間の散らばり具合の中でも生活や欲望に密接に関係してそうなことに関…

好き放題やってる人には時代の動きはどう見えてるのだろうか?

世の中は良い方向に進んでいるのか、はたまた悪い方向に突っ走っているのか? 犯罪発生数などデータで示される悪は、昭和に比べると大きく減少してる。 その一方で、報道やニュースやワイドショーで伝えられる悪事は次から次なので、世の中はどんどん悪化し…

冬の寒さが思い出させてくれること

最近ようやく冬らしい寒さになってきた。 長期予報では1月〜3月は暖冬傾向らしいが、12月の後半に入って寒さの厳しさを実感すると、なんとなく人生そのものの厳しさを感じる。 寒さが厳しいと、暖かいことがありがたいと感じる、贅沢をしたいとかはどうでも…

オワコンからうまく逃げてるブログ

波はどこにできるか? ここでいう波とは、誰もが乗りたがる流行のようなもの。 実際に波に乗るサーフィンでは、沖まで自力で出て乗りたい波が来るのを待つ。 波が来たら乗り、上手く乗れてもエンジョイできるのは波が岸に着くまで。 上手く乗れても上手く乗…

止めたいものは止まらず、止めたくないものはすぐ止まる

動いているものは簡単には止まらない。 止まらないとは止められないでもある。 物理の話であり、惰性や慣性の話なのだが、物理的ではないことにも同じ作用が働いている。 スローガンやキャッチフレーズや大義名分なども含めての広い意味での思い込みには、一…

チャンスの顔をするリスク、リスクの顔をするチャンス

マズローの欲求5段階の3番目は社会的欲求とされる。 具体的には所属や帰属の欲求で、もっとざっくばらんに表現すると味方や仲間と徒党を組みたいという欲求。 社会生活の場である学校や職場や業界あるいは趣味の世界で求めたくなる欲求だが、年功序列や終身…

大谷翔平さんも迷いながら生きている

アメリカ人にとってもどこか遠くのおとぎ話になってるのがアメリカンドリーム。 そんな話を読んだのは2015年頃だったと記憶してる。 そんなアメリカで日本人の大谷翔平さんがアメリカンドリームを実現した。 いや、正確にはまだプロローグに過ぎないのかもし…

相対性を気にする人の末路

人間は比べる生き物。 比べるとは比較すること。 自分と他人をだ。 アカデミックな物言いをするなら絶対性よりも相対性を気にして一喜一憂するのが人間だ。 つまり、自分なりの目的や目標を設定しその進捗や実現に一喜一憂するのではなく、他人と比べて一喜…

あと1ヶ月

Twitterで『あと1ヶ月』がトレンド入りしていた。 あと1ヶ月という表現から楽しいことをカウントダウンするような「もういくつ寝るとお正月」の雰囲気は感じられない、常に締め日に追われるような雰囲気がひしひしと伝わってくる。 約束事を守るのは当たり前…

こんなふうにはなりたくない

図書館に行って本を物色してると、少し離れたカウンターの方から何やら迫力のない大声が聞こえてきた。 おじいさんと思しきその声の主はしきりに何かを訴えているようだが、声は大きいがよく聞き取れない。 図書館の係員が最初は一人だったようだが、見かね…

何に快楽を感じるかは自分には嘘は吐けない

Twitterで「ドイツ人は『食』に快楽を求めない」という話題が盛り上がっていた。 そのリプライの中に国によって何に快楽を感じるかの調査を引用してるものがあった。 出典を検索すると発表されたのは2020年の年明けすぐで、コロナで騒動が起きる直前だった。…

自己嫌悪の陰にある大声や怒鳴り声

Twitterを見てると、子育て中の人が子供を些細なことが原因で怒鳴ることが少なくないようで、そしてほぼすべての方が怒鳴った後で自己嫌悪も感じている。 怒鳴った理由は、イライラしたからというものが多い。 子育てでイライラしても怒鳴らないでいられるた…

羽生結弦と小室圭と貴乃花

羽生結弦さんのスピード離婚の話を聞いて、似てるなと思ったのが30年前の貴乃花さんと宮沢りえさんの破局だった。 公表された理由を聞いても『本当はそれだけじゃないんだろうな』としか思えないから。 こういう時はゲスが色めき立つ。 わたしもそんな一人だ…

シンプル志向で逆張りも悪くない

AIがChatGPTのような生成AIという分野にまで領域を拡大すると、人間中心の表現行為にも大きな変化が出る。 これまでは腕に覚えのある人にしか許されなかった作業が誰にでもできるようになるからだ。 モノづくりの分野でも3Dプリンターの実用化が普及し始め…

多様化は分散化であり流動化

本や雑誌が売れなくて廃刊されたり本屋自体が減り続けてることを考えながらふと思ったこと。 多様化って、少数のメジャーが縮小し多数のマイナーに分散するってことと似てるなと感じた。 一方で、マイナーが多数存在するのはプラットフォーム上で、そのプラ…

消滅するもの

順調に行ってる時のうまく行ってる事に関して起きる急落や急減は嫌なものだ。 そういう時には、ネガティブな要素の急上昇や急増が起きているかもしれない。 ChatGPTに聞いた四大文明消滅の理由と、現代文明が消滅するとしたら何が理由かは、全く同じだった。…

みんな自分だけのストーリーを作り行動する

日本でビジネスリュック(バックパック)が浸透した背景には、利便性以上に痴漢冤罪を防ぐためという理由が大きい。 10年くらいの時間を掛けて、ビジネスファッションを損なわないリュックやバックパックが増えたし、カジュアル過ぎてマナーとして相応しくない…

明日は我が身

自業自得だとまとめられる事の多くは、さらに遡るとほんの少し運が悪かっただけのことから始まってることが少なくない。 しかし、世間は冷たい。 『嗚〜呼〜俺はそんなに悪いのか?』と思わざるを得なくなった人は全体から見れば少数派かもしれないが、明日…

心の底で考えてることは今も昔も皆ほぼ同じ

生き方や価値観は人の数だけあるもの、いや人の数だけあっても不思議はない、と表現される。 しかし実際にはそうでもない。 やってることは違っても背後にある価値観はほぼ同じだったり、価値観は違っていてもやってることは似通っていたり、これらの範囲に…

神は拾ったものを捨てる

11月5日阪神タイガースの日本一決定で日本のプロ野球の2023年の試合は終了した。 終了と同時に現役選手にとっては最も厳しい1ヶ月が始まる。 11/6:日本シリーズ不出場チームの戦力外通告期間終了 11/10:日本シリーズ出場チームの戦力外通告期間終了 11/6〜…

継続は束縛

『継続は力なり』、この言葉が悪い意味で使われることはほぼないが、いくらでもネガティブに捉えることができる。 腐れ縁や悪しき人間関係の継続を断ち切りたいのに断ち切れずに苦しんでる人はきっと多いはず。 あるいは、一時はライフワークとばかりに時間…

心理的な抵抗

究極のキャッシュレスを思わせた仮想通貨は、世界的な大盛り上がりから5年が経過した現在では、実体経済には何の貢献もしないし大した影響力も無さそうな様相だ。 仮想通貨は暗号資産などとも呼ばれている。 通貨や資産における仮想や暗号と、IT界(データの…

ある女郎蜘蛛の死

用事で外出する際に、庭の金木犀と倉庫の屋根の間に巣を張っていた女郎蜘蛛が今日見たらいないのに気付いた。 真下の地面付近を見るといた。 落ち葉でツンツンとすると手足は動かすが動き回ることはできないようだ。 死を迎えつつあることが感じられた、もし…