違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

今年の夏気づいたこと

今年の夏は、西日本が猛暑で東日本は少し冷夏(?)気味と言えるかも。
 
思えば、今年の夏は何も買い物をしなかった。
 
だから、店の様子から景気を察する事が出来てない。
 
7月の"大前研一のニュースの視点"より引用
 
小売業界 「値下げの夏」の予感
日経新聞は1日、「値下げの夏」の予感と題する記事の中で、良品計画やニトリなど、これまで高付加価値商品で業績を伸ばしてきた企業が価格戦略を見直し、この夏以降、低価格帯に注力する方針を示していると紹介しました。
消費低迷の長期化に加え、円高で仕入れ価格が低下する可能性を受けたものとのことです。
つい最近までは、グレードが高い高価格帯へ傾いていましたが、すっかり風向きが変わってしまいました。
ニトリやしまむらも、値上げをやめて、低価格・お手頃感を前面に押し出しています。ニトリの国内売上高推移を見ると、客数は増えている一方で、見事に客単価が低迷しています。大塚家具のレベルに手を出せる人は、かなり少なくなっています。
このような状況を見て、安倍首相はどう感じているでしょうか。アベノミクスが上手くいったと言えるかの?と問い質したくなります。
 
〜〜引用ここまで〜〜
 
この方の目には、この様に映ったようです。
 
 
やっぱり値下げの夏だったのかな?
ユニクロだけの事情かな?
 
 
8月も後半になってこんなニュースが、寿司は苦手なので、ありがたみはないが。
 
 
 
夏の出来事ではないが、今年は妙に日本企業、特に三菱の劣化を物語る事件が起きている。
 
 
 
 
 
モノ造りの現場が二極分化してるのだろうか?
 
規模は小さく一度は死に絶えたように見えた、下町の工場。
 
確かな技術を持っている工場は、世界を相手に頑張ってるように見える。
 
しかし、規模も大きい重厚長大型の企業が世界に通用してないように見える。
 
三菱の客船の件では客室のwifi化のノウハウが無かったとも言われてる。
 
 
 
ほぼおなじ論調で取り上げられてる中で少し違う視点を示す記事。
 
 
メイドインジャパンを売りにしてるが、実際は日本で組み立ててるだけ。
 
パソコンと同様、モジュール化が進んでるのだ、重厚長大産業にも。
 
かって、メイドインジャパンが世界を席巻した頃は、系列や下請けが底辺を支え、ノウハウの共有ができ更に日本人特有の生真面目さが優秀な製品を産んでいた。
 
しかし、モジュール化した今海外メーカーとビジネスライクな取引しかできず、ノウハウの共有もできなくなり表面的な費用対効果と規模ばかり求めた結果図体はでかいが頭はからっぽになったようだ。
 
たぶん会社の中の一人一人は頭は悪く無いだろうからよけい厄介だ。
 
なんだか、日本の化けの皮が剥がれて来始めた今年の夏という感じ。
 

 

東京オリンピック大丈夫か?