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 違う見方

独断と偏見による雑記、備忘録

知らない人には気をつけよう

”水と安全はタダ。”
 
日本では、長い間通用した言い回しだったが、そもそも水は水道料金が発生するのでタダではなかった。
 
しかし負担感を感じることが少ないという意味では、タダに近い印象だった。
 
一方、安全に関しては新しくセキュリティという概念が生まれコストが掛かるのもやむを得ないという考え方にシフトした。
 
今では、セキュリティを高めるためならば更にコストを掛けても構わないと考える人も多いだろう。
 
凶悪な事件や、オレオレ詐欺のような新しい犯罪も増えてるし油断するといつ自分が被害に会うかわからない。
 
 
と思っていたら、発生件数だけで言うならむしろ減ってた!
 
 
 
減っているのに、増えてる印象がある理由を警察庁の統計データに基いて考えてみたい。
 
ただし、公開データは平成12年以降なので、それ以前は別の方法で行いたい。
 
 
と思って調べていたら????がいっぱいでてくる。


 
被害者はどんな人達かという観点で見たかったので、警察庁のサイト>統計>平成◯◯年の犯罪(真ん中より下)、その中の、犯罪被害状況>被害者>被疑者と被害者の関係別検挙件数を見て気付いたことを書くつもりだったが、他の項目も見ると同じ数字になると思ってる部分が違ってたり、注がついて解決事件は除くと書いてあったりし、知りたい数字がどれなのかよくわからなくなったが一応記すと。
 
 
 
平成12年〜平成26年までの交通業過を除く刑法犯総数、凶悪犯殺人の数の推移と各々に占める被害者が面識なしの数。
 
すべて解決事件は除く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
犯罪者と被害者の関係
 
・持ってた先入観
 
絶対ではないが、犯罪者と被害者が知り合いであるケースが、昔の方が多かったのではないか?
 
事件が発生しても、内輪もめの印象があり、多くの人にとっていつか自分にも起こるかもしれないという危機感を感じさせなかった。
 
これに対し、最近の事件は相手は誰でも良いというケースが多いのではないかと感じる。
 
つまり被害者側の人間関係の中に犯人がいない。
 
推理小説によくある動機を手繰れば犯人に行き着くと言うケースが減ってきて、気をつけようがないという気持ち悪さが事件の印象が残りやすくし、事件が増えてる気がするのでは。
 
 
・調べた結果
 
一番古いデータが平成12年なので昔というほどでもないので比較としてはイマイチ感がある。
 
推移の変化からは各々の総数が減少傾向にあるというのがわかることと、殺人の被害者が面識なしというのはやはり少ないと見るべきか、こんなにあると見るべきかは不明。
 
凶悪犯のデータから殺人の数を引いてみると、以下のようになる。
 
 
 
 
凶悪犯の被害者の70%弱が面識なしということは、行きずりの犯行か密かに犯人に目をつけられてたかということだろう。
 
凶悪犯もストーカー化してると考えたほうが良いかも。
 
ストーカーはアプローチしてくるから顕在化しやすいが、この動きが潜在化すると、わかったときにはすでに被害者が重大な被害を受けてしまってることになる。
 
 
なぜ増えてるように感じるのか
 
事件の詳細を知る方法が多様化し、報道としてだけではなくワイドショー的に見ることも多い。
 
小説化や映画化でエンタメ化されるということもあり、疑似体験を知らずにしてるからかもしれない。
 
 
人間にとって一番怖いのが人間という時代になった気がする。
 
国や宗教観が違えば全く当てはまらない話になるので日本限定だが、昔の日本は、地域の住民は1つの家族のようなつながりを持ち生活していた。
 
そんな生活の中で危ない人間は顕在化していた。
 
そして周りの注意が行き届いていた。
 
安全な領域と安全じゃない領域がはっきりしていた。
 
なにより、安全を脅かすのは人間以外の生き物、野良犬や害虫や毒をもった生き物、あるいは自然災害だった。
 
時代の進歩が、安全を脅かしていた脅威のハードルを下げた。
 
それと歩調を合わせるように、人間はプライバシーを重視するようになった。
 
プライバシーの尊重が行き渡ると、見えていた人間関係が見えなくなり、あったはずの人間関係が希薄になっていった。
 
 
悪い人間を捕まえたり罰を与えるというやりかたはイタチごっこだろう、優秀な人間ばかり集めて精鋭集団作ろうとしても無理なように悪いやつを取り除いても、悪くなかった人が悪人化するだろう。
 
 
 
 
最近、克服したつもりの自然の反撃がすごい。
 
直接の原因は、地球温暖化だ。
 
 
 
荒れる自然の脅威は、希薄になった人間関係を回復させるためには役に立つかもしれない。