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 違う見方

見方を変えると目からウロコが落ちるかもという独断と偏見による雑記、備忘録

「のどごしの良さ」には気をつけろ!

「ニーズ」に死を:トランプ・マケドニア・DeNAと2017年のメディアについて

弊誌のあるスタッフが「バズ」という現象についてうまいことを言っていた。記事が食べ物だとするなら、いま「読まれる記事」は、とにかく「のどごし勝負」だと言うのだ。栄養価でも、味でもなく、ただひたすら「のどごし」のいいもの。それだけが読まれ、消費されていく。

 

ここに出てくる「のどごし」について、今日は考えてみた。

 

のどごしの良さは、経験したからわかる感覚であるので、初めて経験する人には、その手前の段階にハードルがある。

 

経験した人には、良かったという記憶があるのでハードルが低くなるか無くなる。

 

経験者がアドバイスすることで、未経験者のハードルも下がるだろう。

 

口コミやSNSや検索で得られる情報も、この経験者のアドバイスと同じ役割を果たす。

 

 

普通に使う「のどごしの良さ」にネガティブなイメージはないが、今回は悪い意味で使われている。

 

ここで語られてる「のどごし」は情報の摂取に関してだから、そこを意識してみたい。

 

 

その昔、情報の入手や蓄積は簡単ではなかった

 

昔は、情報を入手することは勉強と呼ばれていた。

 

その時代の情報は、辞書や百科事典や図鑑や専門書がもたらしていたような気がする。

 

もちろん先生という存在も大きい。

 

これらの書物は、面白おかしくというような作り方はされてなかった。

 

必要な事柄だけが、紙面の許す範囲で記載されていた、だから解説の度合いも薄かったような気がする。

 

その薄さが疑問や質問を生み出し、想像力を掻き立てていた。

 

昔は、疑問や質問は、謎や不思議が生み出す好奇心が原動力だった。

 

だから、わからないことに取り組み、わかるようになるという喜びを知った。

 

と同時に、わかるということは簡単ではないというジレンマもあった。

 

わかるためには、手間暇と時間がかかっていた。

 

その手間隙や時間は、プロセスと言われ、かかるのは仕方ないことだと理解していた。

 

コストも掛かるが、それ以上に環境の影響が大きかった。

 

物知りで、知識が豊富な人はとても高く評価されていたし、洞察力も優れていた。

 

 

 

現在の情報の入手の仕方がもたらしたもの

 

現代人の知識の量は、昔の人より遥かに多いだろう。

 

現代と昔の間には数十年の時間があり、変化は緩やかに起こっていた。

 

最初の変化は、ビジネスの場で起き始めた。

 

プロセスより結果が重要視されはじめ、やがてプロセスは無駄なものと扱われるようになった。

 

ビジネスの場で起きた「即戦力指向」という変化は、受験中心の教育界にも浸透し、やがて趣味嗜好の世界にも浸透していった。

 

なんでもかんでも即戦力が求められ、すぐに結果を出すことが要求されたし、遊びや趣味の世界でもプロセスを楽しむ人が減ったように見える。

 

疑問や質問は、プロセスを省略するために正解を求めてなされている。

 

プロセスを省略して、すぐに結果を出すことは「生産性が高い」と言われている。

 

多くの人は、なんとなく気付いているが、プロセスを省略した先に正解なんて存在しない。

 

あるのは、「勝てば官軍負ければ賊軍」の世界観だけだ。

 

昔、知識がある人や勉強ができる人は、高い洞察力を持っていた。

 

しかし現在では、知識があり勉強ができる人は、正解があることに正解を出せるだけの存在にしか見えない、洞察力を身に付けているように見えない。

 

 

 

プロセスが省略された情報とは

 

「のどごし」をキーワードに考えていて思いついたのがスポーツ界の有り様だ。

 

スポーツが体育と言われていた頃、根性論がまかり通るなど間違った点もあったが、この世界でも即戦力が評価されるようになると、プロセスの省略のために体育の分野に医学が大きく介入するようになった。

 

大きくプロセスを省略するためにスポーツ界に介入した医学が追加したプロセスがある、それが薬だ。

 

スポーツ界に持ち込まれた薬の負の部分はドーピングと呼ばれている。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/ドーピング

スポーツなどの競技で運動能力を向上させるために、薬物を使用したり物理的方法を採ること、及びそれらを隠ぺいしたりする行為。

 

ドーピング禁止理由

 

スポーツの価値を損うため

ドーピングは、競技の楽しみや厳しさを奪い、結果としてスポーツの価値を損なうことになる。

 

フェアプレイの精神に反するため

スポーツは統一したルールのもと、公平に競い合うことが前提となっているが、ドーピングは公平性と真っ向から反する行為。

 

健康を害するため

ドーピングは、使用者の心身に悪影響を与える副作用が確認されており[4]、競技者等の安全や健康を守るためにもドーピングは禁止されている。

 

反社会的行為であるため、社会や青少年に悪影響を及ぼすため

選手がドーピングに手を染めていれば、ドーピングをよしとする風潮が蔓延してしまう。

 

 

 

プロセスが省略されることは、生産性が高く合理的だと考えられるが、良いことばかりではなく、トレードオフが発生することを忘れてはならない。

 

トレードオフしたものが何なのかは、個人差が大きく、顕在化するのに時間がかかるケースが多い。

 

だから結果が出せるというモチベーションが上回る。

 

上記のドーピング禁止の理由で挙げられてる項目は、学問の場や、ビジネスの場にも当てはまることが多い。

 

 

これらのドーピング的なことは、継続して意味を持つから、続く仕組みが必要になる。

 

それが「のどごし」だ。

 

意図的に仕掛けられた「のどごし」もあれば、たまたま「のどごし」が良いから、だらだら続けてることもある。

 

いづれにせよ、そこには気持ちよさがあるはずだ。

 

「のどごし」という単語にあまり拘る必要はないのだが、念のために検索すると、当然のごとくビールのことが上位にヒットする。

 

そんななかににちょっとおもしろいものがあった。

 

のどごしとはどういう意味でしょうか?ビールの飲めない友人に説明を求められ、あの微妙なニュアンスを伝えられません。

ベストアンサー

 

ビールを飲み込んで食堂のあたりを通過するときのあの感覚です。

シュワットした炭酸が刺激しながら通っていくのが快感ですよね。

ビールが飲めない人でもキリンレモンで試せますよ。

 

 

皆さんありがとうございます。

友人に伝えたところ、炭酸も苦手だということがわかりました…

 

 

 

のどごしの決め手は、「炭酸」かもしれない。

 

炭酸水のメリット、デメリット ダイエットや美容に効果的な5つの理由とは

ここでは炭酸ガスによる効果・効能をご紹介します。

 

確かに、炭酸水は喉がスカッとする反面、

何か他に食べ物を欲する感じがします。

 

砂糖たっぷりの市販炭酸飲料を飲んでいると

意味が無いですしね。

 

 

 

病気で入院した後、退院後の注意点として「炭酸飲料を飲まないように」と言われたことがある人は多いかもしれない。

 

私も言われたことがある、炭酸が良くないのかと思ってドクターに質問すると、炭酸飲料には過度な糖分やアルコールが入っているからということだった。

 

私は只の炭酸水を飲むだけだったのでその旨を告げると、それだったら構わないとのことだった。

 

 

 

かっぱえびせんが「やめられない、とまらない」理由

かっぱえびせんには1袋まるまる食べ切ってしまう魔力があります。

 

その疑問の答えについて、味覚学上では、一応の結論が出ています。

それは、脳の「報酬系」と呼ばれる神経に関係しています。

かっぱえびせんを食べると、脳の「報酬系」が刺激されるようなのです。

言葉を換えると、脳内麻薬によって中毒症状を引き起こしている、ということです!

 

脳の報酬系を刺激するのは 味覚だけではない。

 

 

脳の報酬系を刺激して、心にポジティブな影響を与えよう!

人は脳の報酬系が活性化できれば快感を感じ、習慣化できるようになります。

楽しいと思える行動をすると快楽物質のドーパミンが分泌されます。

これがとても心地よく、またやってみたいと思うようになるのです。

 

 

 

脳の報酬系をうまく活用しポジティブに、を合言葉にするような話は耳心地も良い、これが情報の「のどごし」に繋がるかもしれない。

 

即戦力ばかり求められる今という時代が生み出すストレスと折り合いを付けるためには「のどごし」が必要かもしれないが、それではストレスは解消されない。

 

 

即戦力の弊害

 

日本発のノーベル賞は減っていく……」 科学界に不安が広がる理由 2016/10/06

今年、ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典さん(東工大栄誉教授)の発言が注目されている。基礎研究についての発言だ。

「『役に立つ』ということが、とても社会をだめにしていると思っています。科学で役に立つって『数年後に起業できる』ことと同義語のように使われることが、とても問題だと思っています」

 

 

 

最近詐欺ビジネスや詐欺まがいビジネスが多い。

 

検索すれば山のように出るから引用しないが、最初から詐欺を意図したものは別にして、多くの経営者やビジネスマンが詐欺をお手本にしようとしてることは間違いないだろう。

 

詐欺師は、中身のない商品や劣悪なものを高値で売っている、そんな現実を知った時、扱ってる商品の良さに自信を持ってる人だったらこう思うだろう、「詐欺師のテクニックがあれば、この商品はさぞかし売れるだろう」と。

 

おまけに、やってることは詐欺にならないしと。

 

こういう動機で、詐欺ビジネスのノウハウを研究する経営者やビジネスマンは多いはずだ。

 

 

詐欺ビジネスのノウハウの要は、コミュニケーションのノウハウでもある。

 

そこには今風に、SNSを絡めたり、文章だけではなく、絵文字やアイコンやスタンプなどを効果的に活用することも含まれてくる。

 

こうして、やってることは正しいと思いながら、詐欺師と同じ匂いを発する人が街に増えてくるようになる。

 

 

のどごしに気をつけろ

 

敵は、脳の報酬系に作用し、「共感」を得ようと仕掛けてくる。

 

いったん「共感」を感じたら洗脳完了だ。

 

そこから抜け出すのは大変。

 

 

人間や動物には、危険を察知する能力がある。

 

だから情報も飲み物や食べ物も、入り口で選別している。

 

害があるものには、特有の味や臭いや食感や雰囲気がある。

 

だから、入り口でシャットアウトできていたのだが・・・。

 

 

のどごしの良さには要注意だ。

 

のどごしが良いものは疑ったほうが良い。