違う見方

見方を変えると目からウロコが落ちるかもという独断と偏見による雑記、備忘録

憲法改正は、日本初の革命になるかもしれない

松本人志を批判した中田敦彦に反響 吉本の社長らが「謝れ!」

ことの発端は、脳科学者の茂木健一郎氏の発言にある。茂木氏はかねてより、日本のお笑いについて「日本の『お笑い芸人』のメジャーだとか、大物とか言われている人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れているし、本当に『終わっている』」「日本のお笑いは空気を読み過ぎなんじゃないか。大御所が面白いと言うか面白くないと言うかで価値が決まる」と持論を展開していた。

 

より詳しく書いてあるのが下記。

 

オリラジ中田が松本人志を「暗に批判」 「吉本が全社をあげて大騒ぎ」

「あの松本人志さんを批判する吉本の若手っていなかったじゃない」とした上で、騒動の発端となった茂木さんの主張にも言及。茂木さんの「日本の芸人オワコン」論の中には、「固定化された力関係を見せられてもつまらないっていう部分もあったと思う」

 

 

 

この話を聞いて頭に浮かんだのは、”自由化”、”規制緩和”だった。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/自由化

自由化という概念や過程はしばしば規制緩和と同様の意味で用いられる事がある

 

 

規制緩和(きせいかんわ、deregulation)は、経済学公共政策などの文脈で、ある産業や事業に対する政府の規制を縮小することを指す。市場主導型の産業のあり方が望ましいと考えられる際にとられる基本的な政策手段のひとつで、市場競争を促進し経済活性化を果たすために採用されるが、導入による弊害の解決のため、セーフティーネットなどの構築が必要とされている。

 

最も自由であるように思えるお笑いの世界が、空気を読まなければいけない閉鎖社会で、常に序列を意識させられてるというのが、日本という国のトホホ感は本物だなと思える。

 

ダウンタウンの目指す「笑い」

かつて、やすきよ絶頂期の頃のマネージャーを勤め、一時期は吉本興業の取締役にも就いていた木村政雄は、ダウンタウンの芸についてこう語っている。

 

 

「例えば、オール阪神・巨人やら多くの漫才師は『上方お笑い大賞』をとるのが最高の芸人と考え、

それをとるために漫才の稽古を積んで、それだけを目標として地道に努力している。

しかし、ダウンタウンはそんなものは別に欲しくない。

そんなものよりも、もっと自分達がやりたいことをやって客を笑わせたい。という考えでやっている。」

 

 

 

ここで語られてるのと全く同じ話を木村政雄さんの公演で聞いたことがある。

 

お笑い界に新しい価値を切り開いたコンビとしてダウンタウンを最大限に評価していた。

 

話を聞いたのは2000年前後の頃だった気がする。

 

革命を起こしたように見えたダウンタウンは、結局お笑い界のしきたりに則ってるだけで、革命はおろかお笑いの自由化や規制緩和もできずにいたということだろうか。

 

 

 

革命はwikipediaでは下記のように説明されてる。

革命(かくめい、英語Revolution、レボリューション)とは、権力体制や組織構造の抜本的な社会変革あるいは技術革新などが、比較的に短期間に行われること。対義語は保守改良反革命など。

また漢語の「革命」の語源は、天命が改まるとの意味で、王朝交代に使用された。

 

 

多くの人が指摘するように、革命とは、「権力の移動」を伴う大きな変化が起きることを意味する。

 

革命前の弱者が、革命後権力を手にし、強者となる。

 

最も新しい革命は、「IT革命」と言われたものだと思うし、これから「AI革命」などが起こるのだろう。

 

 

ところで、歴史上日本で起こった革命にはどんなものがあるのだろうか?

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本の革命

山本七平は著書「日本的革命の哲学」で、よく「日本には革命はなかった」と言われるが、呼称ではなく行った内容が問題、と記した。

 

日本における革命として挙げられてるのは次の5つ。

 

大化の改新

 

承久の乱

 

明治維新

 

昭和維新

 

第二次世界大戦の敗戦

 

 

ピンとくるのは、明治維新と第2次世界大戦の敗戦だ。

 

他は全くピンとこない。

 

明治維新にピンとくるのは、明らかにそれ以降建築物が変わった気がするからだが、権力の移動という意味では??となる。

 

 

第2次世界大戦の敗戦は、日本における初めての革命かもしれない。

 

しかし、国内で自発的に起きた革命ではなく、敗戦で占領されたことを革命と呼んでるだけだ。

 

だから、日本人のDNAには革命はインプットされてないはずだ。

 

革命と無縁で生きてきた日本には、下克上という文化がある。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/下克上

下剋上 / 下克上 (げこくじょう)とは、日本史において下位の者が上位の者を政治的・軍事的に打倒して身分秩序(上下関係)を侵す行為をさす。

 

下克上も、実際には権力の移動が起きてるのだが、立場が入れ替わるだけで仕組みやシステムは従来を踏襲すると言う意味では、一貫して保守的であり続けた。

 

こういう歴史も日本人のメンタリティの形成に一役買っているのだろう。

 

脳科学的に見た日本人のメンタリティ。

脳内には「セロトニン」という神経伝達物質がある。十分な量があると安心感を覚え、前向きな気持ちになったり、やる気が出たりするので「幸せホルモン」などと呼ばれることもある。

 

セロトニンの分泌量を左右するのがセロトニントランスポーター。セロトニントランスポーターの遺伝子タイプはSS型/SL型/LL型の3種類あり、脳科学的には、LL遺伝子を持つ人の方が楽観的、SS遺伝子を持つ人は悲観的となりやすいという。

 

米国では3人に1人いる楽観的な傾向を持つ人が、日本では20人に1人しかいない。逆に、日本人の半分以上が、モノゴトに悲観的な傾向を持つ人であるとも言えるわけだ。

 

 

 

今日本で起きてる政治を取り巻く世界で起きてることの背後にいつも出てくるのが「日本会議」。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本会議

日本会議(にっぽんかいぎ、英称:Japan Conference)は、1997年に設立された、日本の民間団体である[1]。2016年現在、会員は約3万8,000名、47都道府県全てに本部があり、また241の市町村支部がある[2]。会長は、田久保忠衛(2016年7月現在)。

日本会議国会議員懇談会、日本会議地方議員連盟および日本女性の会[3]は、日本会議の関連団体。

 

 

“美しい日本の再建と誇りある国づくり”を掲げ、政策提言と国民運動を行うとしている。

 

 

 

 

 

あまり価値を感じてないものにすごく価値があるということが後からわかることはよくある話。

 

第2次世界大戦の敗戦を根に持ってるのが日本会議およびその構成メンバーなのだろう。

 

彼らは、憲法改正という革命を起こし第2次世界大戦の敗戦前に日本を戻そうとしているように見える。

 

現在の日本が持ってる良さは、失って初めて気付くかもしれない。

 

 

 

個人的には少しワクワクしながら傍観してるのが、最近の安倍総理を巡る数々の問題がどう決着がつくかだ。

 

好戦的な民族の処世術には、望むならば闘って勝ち取れという教えが息づく。

 

革命が起きたことがない日本で安倍総理が好戦的なアプローチを取っている。

 

それに対して、ネガティブな情報が出てくるということの繰り返しが起きている。

 

今のところ安倍総理側が弱くなってる印象はない。

 

 

 

好きで、たびたび引用するロシアのことわざ。

 

起こることは避けられないこと。
Чему быть, того не миновать.

起こるべきことは起こる。必然的にそうなるようなことは、どうやっても回避不可能。

https://ja.wikiquote.org/wiki/ロシアの諺

 

 

革命の当事者になったことがない日本人にとって、これから未知のことが起こるのか、それとも起きないのかを考えると、怖いけどワクワクする。

 

これから起きることは次の2つのうちどちらかだ。

 

どちらになっても歴史の1ページに直面することになる。

 

 

 

憲法改正はどういう経緯で阻まれるのだろうか?

 

憲法が改正された時、何が起こるのだろうか?