違う見方

見方を変えると目からウロコが落ちるかもという独断と偏見による雑記、備忘録

知らないうちに契約してる

『特殊』という言葉がある。

 

デジタル大辞泉の解説
とく‐しゅ【特殊】

[名・形動]

1 性質・内容などが、他と著しく異なること。また、そのさま。特異。「特殊な細菌」「特殊な事件」

 

2 機能・用途・目的などが限られること。専門・専用であること。また、そのさま。特別。「特殊な技能」「特殊な装置」

 

3 限られた範囲のものにしかあてはまらないこと。また、そのさま。「特殊な原理」⇔普遍。

 

4 論理学で、個別を下位に、普遍を上位にもつ概念。例えば、「ソクラテス」(個別)と「人類」(普遍)に対する「ギリシャ人」。

 

 

 

私を含め多くの人は、上記の1.2.3.の意味で『特殊』を使っているだろう。

 

日常的には『特別』という言葉と同じ意味で解釈してるが、しゃべり言葉で使うことは少ない気がする。

 

『特殊』という言葉を特殊たらしめてるのは上記の4.の使い方に由来するだろう。

 

つまり、普遍ではない且つ普遍の下位を意味する。

 

このような使い方は、法律的に使われたりする。

 

特殊学校

特殊学校(とくしゅがっこう)は、重篤な学習障害や、身体障害、行動障害などの問題を抱え、特殊養育の必要をもった生徒たちを対象とする学校。特殊学校は、何らかの追加的な対処が必要となる児童に適切な特殊教育を提供するという特定の目的に沿って設計され、スタッフを揃えている。特殊学校で学んでいる生徒たちは、通常は一般の学校での授業には出席しない。

 

特殊容器制度 :経済産業省

計量法に基づく特殊容器とは、体積を計量する代わりに、ある高さまで液体商品を満たした場合、正しい量が確保されるように製造された、透明又は半透明の容器(例えば、ビールびん、醤油びん、牛乳びんなど)のことです。俗に「まるしょうびん」と呼ばれます。

 

 

会社名に特殊が入っている企業も多いが、会社設立当時に普遍的ではない技術を売りにしてる場合に入れる傾向が見える。

 

 

またニュースなどで耳にすることがある合計特殊出生率と言う言葉がある。

 

合計特殊出生率について :厚生労働省

合計特殊出生率は「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」で、次の2つの種類があり、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当する。

 

A 「期間」合計特殊出生率ある期間(1年間)の出生状況に着目したもので、その年における各年齢(15~49歳)の女性の出生率を合計したもの。女性人口の年齢構成の違いを除いた「その年の出生率」であり、年次比較、国際比較、地域比較に用いられている。

 

B 「コーホート」合計特殊出生率ある世代の出生状況に着目したもので、同一世代生まれ(コーホート)の女性の各年齢(15~49歳)の出生率を過去から積み上げたもの。「その世代の出生率」である。

 

 

実際に「一人の女性が一生の間に生む子どもの数」はBのコーホート合計特殊出生率であるが、この値はその世代が50歳に到達するまで得られないため、それに相当するものとしてAの期間合計特殊出生率が一般に用いられている。 なお、各年齢別の出生率が世代(コーホート)によらず同じであれば、この二つの「合計特殊出生率」は同じ値になる。

 

ただし、晩婚化・晩産化が進行している状況等、各世代の結婚や出産の行動に違いがあり、各年齢の出生率が世代により異なる場合には、別々の世代の年齢別出生率の合計であるAの期間合計特殊出生率は、同一世代のBのコーホート合計特殊出生率の値と異なることに注意が必要である。

 

 

日本人がめんどくさい人種だということが分かるし、めんどくさいことを『特殊』と呼ぶ傾向があるように感じる。

 

映画「マルサの女」で用いられ広まった言葉に、『特殊関係人』というのがある。

 

いわゆる愛人を意味する言葉だが、税務調査の際に調査官が用いる専門用語であり業界用語である。

 

「マルサの女」放映以前には、全く知られていない『特殊関係人』という言葉が映画で用いられたことは、税務調査をコミカル&シニカルに描いたこの映画に税務当局が協力的であったことの証だ。

 

伊丹本人は、本作制作の動機について、『お葬式』などのヒットによる収益を「税金でごっそり持って行かれ、税金や脱税について興味が湧いたため」と語っている。当初制作側は内容が内容だけに、国税庁の協力は期待していなかったが、実際は「どうせ作るなと言っても作ってしまうだろうから、それなら納税者に誤解を与えない様、正確な内容にして欲しい」と取材に協力的であったという。実際、査察部のガサ入れシーンでは、マルサOBが監修に協力している。

https://ja.wikipedia.org/wiki/マルサの女

 

 

 

 

『特殊』という言葉は、めんどくさいだけでなく、後ろ暗いことを示す場合やズバリを示さず曖昧に表現する場合にも用いられるようだ。

 

法治国家では、当事者にそのつもりがなくても、全ての行為や関係は、契約に基づくと考える。

 

店で買物をするのも、売手と買い手の契約であるし、価格交渉も契約の一環だと考えられている。

 

何気なく始まる友達関係ですら、もはや契約関係なのかもしれない。

 

何気なくスタートした人間関係が契約だったことに気付くのは、関係がこじれた時だ。

 

何気なく始まった関係でも、こじらせると終わらせるのは、何気なくとは行かない。

 

 

人の悪口を聞かされ続けて病気になった話

いつも悪口を言っている人は自分に自信がない、人と比べたがる、仲間をつくりたいなどという特徴や心理があるようです。そういう人とまじめに付き合って悪口を聞かされ続けているとこっちが病気になってしまいます。

 

それからはもう無理にAさんと付き合うことをやめ、そっけない対応をしているとAさんからの連絡はこなくなりました。Aさんとの関係をたつと体調もすっかり良くなり、のちに妊娠することもできました。

 

 

このブログを書いてる今、台風18号は宮崎県を通過中、台風の被害を受ける人にとっては特殊な出来事となるのだろうが、現代に生きるということは、知らないうちに台風とも契約してるのかもしれない。

 

「ツキが回ってきた」と喜んだり、「ツケが回ってきた」と嘆いたりするのが人生だが、そんな契約いつどこでしたのだろうかと思いながら皆生きている。