ブログをする人はどの位いるのだろうかと調べてみた。
ネットをチョロチョロ検索する程度だが。
結局良くわからなかったが、同じことを疑問に思い調べた方のブログがあったので、その内容を引用させていただきます。
https://yurukashi.com/blog-population/
まずはブログ数です。
色々調べたのですが、日本のブログ数については公益社団法人日本広報協会HPにある2008年の総務省調査データが最新のようです。
2008年てもう10年近く前だけど…それ以降同様の調査はしてないってことですね。まぁ全体感を把握するために一旦良しとしましょう。
調査データによると、2008年1月現在インターネット上で公開されている国内ブログの総数は約1,690万、記事総数は約13億5,000万件に上るようです。
一人でいくつもブログを運営してる人もいるから、ブログ人口でいくともっと少なそうですよね。
詳しくは、上記のサイトを訪問し確認して頂きたいが、1人で複数ブログを運営してる人を考慮に入れて独自に計算した結果が、
はい、ブログ人口は少なく見積もっても約626万人いると推測されました!
日本の人口は2017年時点で1億2676万人だから、ブログ人口の割合は約5%。20人に1人がブログをやっている計算になります。感覚値からいっても、妥当な数じゃないだろうか…!
私が次に興味があるのが、実名発信するか、匿名発信するかという点。
ちなみに、私が匿名で始めた理由は、続けられるかどうかも不明なので、知り合いが見てもわからないように始めたかったからで、要はバレたら恥ずかしいと思っていたから、最近はバレてもかまわないと思い始めてるが、もう習慣化したので匿名性は維持し、知り合いにも伝えないことにしている。
当然ながら、私のブログを見る方は、私だと知らずに見るし、もし知り合いが見ても私だとは思わないだろう。
そんな自分の体験から、実名で発信してる人には尊敬の念を持つ。
覚悟を持ってやってる人と、何も考えずにやってる人の2種類がいるとは思うが。
最近は、SNSの種類も増えているし、流行り廃りもあり、複数の方法で情報を発信してる人も多いはずだ。
実名発信と匿名発信について、チョット前になるが平成26年に総務省がITリテラシーという観点で調査をしている。
日本は他の国に比べて匿名利用を好む傾向が高いが、その割には実際の知り合いを相手として想定してる人が多く、不特定多数を相手にしている意識が低い、そのためか炎上目的の人は少ないということが調査結果から見える。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc143120.html
SNSの利用有無と匿名・実名利用の比率
SNSの実名公開における抵抗感
匿名起因による書き込み意向
SNSにおける他者に見られることへの認識
おそらく、現在でもこの傾向に大きな変化は無いように感じる。
リアルな知人を相手に想定し、短文でのSNSが増えていることは、長文型のSNSをやる人を減少させているかもしれないが、そうなればなるほど、しっかりと思いや考えを書くことは価値を持つように思うが、短文に慣れた人は長文を嫌うかもしれない。
どんなコミュニケーションにも誤解はあるが、ネット上のそれはリテラシーとセットでより誤解を生みやすくなる。
自分の意図が伝わらない!? 誤解を与えるかもしれない方法のトップは「SNSやブログでのメッセージ」 2017/10/08
ネット上のトラブルは、見知らぬ他人同士の間で起きていると感じていたが、実際は身近な人との間に発生し、親しい人との間に起こる誤解も多いということは、一言足りないか、一言余計か、その程度の違いが根深さにつながるのかもしれない。
ネットを使って情報発信をすることは、外に向かって不特定多数に届く、そこが魅力だと思っていたが、日本ではまだ内輪のつながりを意識してる人が多いということがわかった。
フォロワーを増やすというのは世間の合言葉のようになっているが、不特定多数へのアピールでは何かが足りないのかもしれない。
インフルエンサーと言われるフォロワーの多い人達は、本人にそのつもりはなくても、発信する情報が醸し出す共感が、身内や知人に近い印象を与えるのだろう。
情報発信は、実名か、匿名か、その違いが何につながるかと思い調べてみたが、その結果は日本人のメンタリティがまだまだムラ社会だと感じた。