違う見方

これから時代はどう変化するのかを時事ネタを交えて考察。考える際のヒント。気付くためのヒント。

変化する関係

GPSを使いスマホをナビ代わりに出来るので、歩いていても車でも別途地図を必要としないことが増え、目的地や途中の景色が変化していても大して気にしないし、変化自体に気付かないことも増えている。

 

しかし、ほんの少し前まで地図を必要としてた頃は、要所要所のポイントとなるランドマークを抑えるというのは必須の作業だった。

 

だから、ランドマークにしてる建物や風景が変化すると、「あれっ!」と思うことがあった。

 

毎日チェックしてることは、変化を感じること無く変化に対応していく。

 

子供の身長が伸びるのに似てるかもしれない。

 

でもたまにしか会わない人だと、「背が伸びたね〜」と驚くくらい変化してることもある。

 

建物や風景も、久しぶりで変化が大きいと、知ってた場所だと思えないこともある。

 

しかし、そんな変化も一旦馴染んでしまうと、元々がどういう状態だったかを思い出せなくなることも多い。

 

このような変化に気付くために用いられる手法の一つが"定点観測"で、もとは気象や交通量の観測に用いられたが、現在では様々なことに用いられる。

 

定点観測をすると変化には気付くが、世の中には観測したいものがたくさんあるので全部を追いかけるのはとても無理。

 

最小限この程度をカバーすれば大まかな動きは捉えられるという方法にはどのようなものがあるだろうか?

 

 

そんな1つに人間の行動をマクロ視点で定点観測するというのがある。

 

どこの誰という見方ではなく、日本人(日本で生活する人)、男女、年齢層、その程度の分類で何が見えてくるのか、そこに意味付けをするという分析がある。

 

もちろんこの分析自体が時間の経過とともに変化するし、やがて全く当てはまらなくなるだろう。

 

 

生活者の視点から革新的なソリューションを提供する「ひと研究所」の挑戦

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この図の元ネタは下の図で、これはシニアを分析し6つのタイプに分類したものだ。

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こうやって見てみると、現代人は年齢で分類するよりもタイプで分類するほうがわかりやすいのかもしれない。

 

そんな中で、若者の特徴を表したのが下図だ。

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また、現在約1340万人いる35〜49歳の女性(家庭消費のキーパーソン)が、負の心理状態を解消するために取る行動が求める心理を示したものが下図。

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上の3つの図の引用元:http://diamond.jp/articles/-/158725

 

 

消費動向を探るために、人間を観察し観測を続けることでセグメント分けすることが導く答えが正解ではないことが増えている。

 

セグメント分け自体が間違っているのではなく、セグメントと消費が結びつかなくなっているのだ。

 

そのセグメントの内部も大きく細分化しているのだろう。

 

人間は、細分化されてるものを一括りにしたがるが、今起きている細分化は"好き"で起きていることなので、違うものを括っても分類として機能しない。

 

細分化は、マズローの欲求5段階説の"承認"と"自己実現"を巡って模索する動きとして起きている。

 

個人として活動する意識高い誰もが、ブルーオーシャンのオリジナルのニッチを求めている。

 

しかしそのためにSNSでフォローしたり、キーワード検索で入手している情報は、知らず知らずのうちに偏った世界観を作るが、その偏りはどこか予定調和的なレッドオーシャンになる。

 

 

生産性を重視するという考え方が浸透すると、効率よく結果を出すことが求められるが、これが行き詰まっている。

 

だから、全く逆の動きに活路を見出す動きが出るし、その方が時代に合ってる気がする。

 

SNSを通じて、これから自分がビジネスで
展開したいもののファンを今から増やしておく

――起業するとき、まずは何から始めたらいいのでしょう?

 

岩科ビジネスのネタとか商材を考える前に、まずはSNSを始めることだと思います。普段出会えない人と出会えるし、必ず必要になるものだし、どんどんつながりができることで、その人たちが自分のファンになってくれたり、お客さんになってくれたりするからです。今も、皆さん好きなものやことをアップしていると思いますが、それをどうビジネスにつなげられるかを考えてアップしてみるというか。

 

岩科SNSを通じて、将来的に自分がビジネスで展開したいもののファンを今から増やしておくというか……。ファンがいる状態でビジネスを始めることになれば、あまり不安はないですよね。私の場合もそうでした。

 

 

 

小林でも、フォロワーの数よりも大事なのはファンが何人いるかです。フォロワーが100人のAさんと1000人のBさんがいたとして、Aさんの100人が全員ファンで、Bさんのファンは50人しかいないとしたら、それは、BさんよりもAさんの方が価値が高いということです。いかにファンになってもらえるような写真や記事をアップできるかが大事です。

 

小林思わず「いいね!」を押しちゃう投稿って、うまいですよね。子どもの写真をちょいちょい挟んできたりとか、私生活が垣間見えるというか……。

 

岩科でも、私は天邪鬼だから、意図的にそういう記事をアップしているなと思う人は、すぐにわかるのでファンにはならないです。

 

 

先日、カンニング竹山さんのことを話題にブログを書いたが、フォロワーが94万人いても呼びかけに応じてもらえないと言う現実がある。

 

フォロワー数は指標としては弱いが、SNSの力が弱いわけではない。

 

最近、意識高い人たちの間では、"ゆるいつながり"を大事にしようという考えが広まっている。

 

"好き"、"楽しい"、"気持ち良い"、"居心地いい"、などの感情だけでつながる束縛のない関係を求める動きだ。

 

この関係性は、何の強制力も持たないが、一部では輪が広がっている。

 

インターネットが生まれたことで、人間関係やビジネスを含めて世の中は"評価経済社会"になると言われているが、評価経済の意味が勝手に独り歩きし、都合よく解釈されることが多い。

 

 

 

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大人の人間関係は、目的が先にあるから結びつく関係が多い。

 

目的は、往往にして利害化しやすい、この利害化が興醒めにつながり、利害化はクレームを生み、がっかりするのだ。

 

最近では、こういう時に忍び寄ってくるキーワードとして"アドバイス"や"コンシェルジュ"などがある。

 

しかし、結びつきが"センス"に基づくものならば、そしてそのセンスが事前に確認できていれば、ましてやフォローフォロワーの関係で既に結びついていれば、クレームの発生など起こりようがない関係になる。

 

目的は後で、先にセンスで結びつく関係が、これからの関係だろう。

 

結びつきが教祖と信者の関係はちょっと時代遅れの恥ずかしいものになる。