違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

朝型?夜型?

いつの頃からか、夜に考え事をすることをやめるようになった。

 

夜に考えたことの多くは、翌日太陽の下では全く通用しないことに気付かされることが増えてきたからだ。

 

夜に考える事の多くは、自分に都合良く考えがちになるという傾向が私にあることが良くわかった。

 

私にとっては、夜の考え事は妄想とほとんど同じ傾向にあるのは何故だろうかと考えたことがある。

 

最近は薄らいだが、以前は夜に考えることはネガティブなことも多かった気がする。

 

自分に都合良く考えたり、ネガティブになったりするのは、"夜"のなせる業なのかもしれない。

 

 

昔から、夜にはお化けが現れたり、悪いことが起きるのは当り前だった。

 

夜になると、昼間の自分と違う別の人格が現れやすいのかもしれない。

 

人間には多面性があると言われるが、昼間の自分が考えることと、夜の自分が考えることの差や違いはどう解釈すればよいのだろうか。

 

 

 

それは自分の意思なのか?

 

 

 

こんなことを思い出したのは、次の二つの女性目線での結婚観に関する記事を見たのがきっかけ。

 

作り話であることは百も承知だが、リアリティを盛り込むことは忘れてないだろうと考えると、モデルになった実在の誰かがいるだろうなとは想像できる。

 

 

【婚活サバイバル】アラフォー婚活女と、“不自然な出会い”で出会う人たち~その1~ 2018/5/6

婚活サイトは不自然な出会いだと言う人が多い。私だって自然な出会いだと言い切るつもりもないが、SNSのおかげで、連絡をとるほどでもなかった疎遠になっていた昔の知人とつながったり、知らない人となにかのきっかけでつながったりすることができるようになった現代では、いまどきであってそこまで不自然なことではないかもしれないとは思っている。

 

その2~

低体温女子の私は会ってもいない人に好意は寄せないし、会ったってすぐに発熱するタイプでもない。だからもちろん、そんな展開になるような思わせぶりな会話はしていないはず。

 

大人になると、女性よりも男性のほうが、恋愛とか結婚に対する妄想が強くなっていくのかもしれないって最近思う。

 

世の中には、関係は作るものではなく勝手にできるって思っている人が多かったりするのかも。もしくは、自分は本当に素のままでいてなにも努力せずにいられるくらいの理想どおりの人がどっかにいるって思っていたりするのかな、こういう人って。

 

 

ある婚活仲間のお姉さまに、「アキ子は情をかけすぎ! そして相手を信じすぎ。もっと非情でいいのに。いちいち心を持ち出していたら、婚活なんて持たないよ!」と言われた。

 

 

 

婚活をする男性側はどう感じてるのだろうかと素朴な疑問が湧く。

 

男性の婚活でよくある勘違い-これを正さないとあなたは結婚できません-

 

 

記事を引用しようかなとも思ったが、婚活がうまくいかない男性の中にはバカとしか言いようのない人物がいることがわかる、またそういう人物に限ってプロフィールは悪くなかったりするかもしれない、そんな事例の数々が女性の学習を高めているのだろうと、女性側に若干感情移入できる気がしてくる。

 

ふと思うのは、バカな男が出没するのは夜の婚活パーティーが多いかもしれないということ。

 

夜考えることに妄想が多いのは、男の特徴かもしれない。

 

婚活に真剣に取り組んでる女性は、土日の昼間開催のパーティの方が良い出会いがあるかもしれない。

 

ところで、上記の婚活女性の話はアラフォー世代の話だが、アラサーの既婚女性の話も今日見かけたが、これを見て思ったことは、結婚はもはや商品の当たりハズレと同列のものになってきてるなということだ。

 

結婚してよかった…! 自分の夫を見直した瞬間 2018/5/6

平気な顔で虫退治をしたとき

 

機械系、家電系に強いとき

 

嫌みを言ってきた義母に堂々と対応したとき

 

歩き煙草を注意しているのを見たとき

 

自分の代わりに怒ってくれたとき

 

 

 

この記事のアラサー女性のリアクションにどのくらいの女性が賛同するかは不明だが、結婚に限らず、あらゆる人間関係が相手を利用しようとするものに変化してきてることを感じる。

 

こうなった背景には、やはり生き辛くなってるという時代の変化があるのだろう。

 

櫻井よしこが106歳の母を介護して考えた「日本的家族のあり方」 2018/5/4

自分から能動的に切り開いていかないかぎり、人生の道は開けないものです。

一方で、私たちは「共助」の伝統を取り戻す必要があります。日本には伝統的な美風として、富める人も貧しい人も、自分は後回しにしてでも他者を思いやる価値観が根づいていました。ところが近年、自分さえよければいいといった精神的な堕落と退廃が目立ちます。また、欧米の富裕層は寄付や還元に積極的ですが、対照的に日本の富裕層に慈善行為があまりみられないのは残念です。

 

"自分さえ良ければ"と見える行動の多くは、実際には"自分が求める最低ライン"へのこだわりで、それをクリアしなければそれ以外に意識が向かわない状態なのだろう。

 

経営学では、新しいことに挑戦する時に「自分はやればできる」という自信や、セルフエフィカシー(自己効力感)を備えていることが重要だと説くが、それらが不足すると相手を利用しようとしだす。

 

日本を覆っている負の連鎖に"夜型の思考"が関係しているような気がする。

 

バブル崩壊以降の不景気とリンクするように日本では太陽光が悪者扱いされるようになった。

 

太陽光を避け始めた日本人は、昼間でも夜型思考に陥ってるような気がする。

 

もちろん、日焼けをしろという話ではない。

 

検索すれば、夜型人間は朝型人間よりも、IQが高くクリエイティブだと主張するサイトがたくさん出てくる。

 

経済成長を牽引したのは夜型人間であり夜型思考だったかもしれないが、それが行き詰まってるとすれば、朝型を見直すことも意味があるだろう。

 

なんだかうまくいかないなと感じ、それが続く時は、夜型か朝型かを再確認したほうが良いだろう。

 

間違いに気付いたら、すぐ改めるべきだ。