日々新しいニュースや出来事が現れては流れるように消えて行く。
十年一昔と言うが、10年前もきっと同じようにニュースや出来事は流れていたはず。
10年前の出来事を知ろうとしたらどういう方法があるか?
例えば、『10年前の今日』
何があったか?
何が話題だったか?
・新聞の縮刷版を見る
・検索する
どちらもやってみた。
縮刷版は図書館で見ることが出来るが、
情報があり過ぎて焦点が定まらないし、
あまりおもしろくなりそうな気配がしない。
試しにtwitterでキーワードに日時を入力して検索してみたら、
新聞で見るとつまらない記事が活き活きとしてるように見える。
ちなみにこの作業を行ったのは5月19日。
10年前は2008年5月19日。
私の目に活き活きと映った10年前の今日の出来事は。
『10秒でふりかえる10年前』【愛子さま 学習院初等科で初遠足(2008年5月19日)】#FNNPRIME pic.twitter.com/uJFvcoEt93
— Fuji News Network (@FNN_News) 2018年5月18日
2008年5月19日、ドバイで建設中のブルジュ・ドバイ(現 ブルジュ・ハリファ)が、1991年に倒壊したワルシャワラジオ塔の高さ649.7mに達し、史上最も高い建造物となりました。
— 俵屋年彦 (@tawarayat) 2014年5月18日
Facebook創業者、マーク・ザッカーバーグってどんな人?(後編)--3年前の来日を振り返る: 2008年5月19日、Facebookが日本で初めて記者説明会を開催した。創業者で現CEOのMark Zuckerberg氏が... http://bit.ly/hGTxdG
— ソーシャルメディアマーケティング.jp (@SMM_JP) 2011年1月21日
これはおもしろいかもと続けて2008年5月20日を検索すると、
面白そうな情報は何も出てこない。
2008年5月21日を検索すると、
一応、フジテレビは2008年5月21日に東京地裁の建物内から生中継をしています。あまり知られてない司法の雑学。で、弁護士会館からの生中継って2015年5月22日以前だといつなんだろ?教えて、賢い人!
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) 2015年5月22日
同様の作業を繰り返しても、その当時旬の話題や一面を飾ったニュースよりも、
雑学的な出来事の方が、魅力的に感じられた。
そう考えると自分の中で、
最新のニュースの見方が変わりそうだ。
今現在は大きな注目を浴びていても、
10年後にはほとんどがどうでも良い記事になる。
10年後にも色褪せないニュースとは?
昨日今日のニュースの中で、
10年後に読んでも味わい深いかもと感じたニュースがこれ。
日大・内田監督の「かんさい学院大」は侮辱 関西学院大OB激怒/アメフット
「謝りに来て大学の名前を間違うとは失礼極まりない。50何年も定期戦をやっているのに…。きょうだけは間違えたらあかんでしょ。これは侮辱です」
最近一番盛り上がりを見せてる"日大アメフト事件"だが、
肝心の事件そのものはすぐに風化する気がするが、
謝罪で相手の学校名を間違えたということと、
そのことに対する世間の反応は極めて日本人的な気がする。
この感覚は、日本人のDNAに染み付いているかもしれない。
あるいは、テクノロジーの進化が著しい現代でも主役は人間であるということと、
問題が拗れる時は、
重箱の隅をしっかりガードしなければいけないという教訓のようでもある、
と言えるかもしれない。
こういう事は、チョットやそっとでは色褪せない気がする。
10年前の出来事だけど、今でもおもしろく感じるものは何だろうかと考えたり、
最新のニュースの中で10年後にも価値や魅力を感じるニュースとはどれだろうか、
という目でニュースを見ると新しい気付きに出会えそうだ。