違う見方

これから時代はどう変化するのかを時事ネタを交えて考察。考える際のヒント。気付くためのヒント。

自分の心を偽る人々

偽善と呼ばれる行為がある。

 

精神的な偽善は、外面では善い行為に見えても、それが本心や良心からではない心理状態を指し、行為としての偽善は、隠れて悪事を行う為に善行を装う事である。

 

偽善を為す要因に、虚栄心や利己心があり、前者は名誉欲や愛情欲が原因で後者は権勢欲や金銭欲である。

 

 

 

本心とは違うが、振る舞いを良く見せて、その行為を見てる人から良い評価を得ることが目的で行う行為全般を指す。

 

やってることは良いことなのだが、揶揄されるように使われることも多い。

 

実は本心から行われてる行為でも、周りで見てる人に僻みや妬みの気持ちがある場合に、素直な気持ちで評価してあげられない自分の感情を正当化する場合に、揶揄するように使う。

 

偽善は、良い行為に対して用いられる。

 

問われるのは、本心を偽っているかだ。

 

偽善の反対語は、「偽悪」だとすれば、本心を偽って悪事をすることだろう。

 

人質を取られて、脅迫されて、法的に許されないことをする、そんな状況が偽悪のイメージだろうか。

 

ところで、昨日今日で、法的に許されてる範囲のことをしてるのに、自分の本心を偽っていたと打ち明けるような話が出てきてるので、それを紹介したい。

 

 

 

コインチェック“出金再開”予告に苦悩する投資家「お金に振り回される」「大金手にしてから良いことない」 2018/2/1

個人投資家のAさん(30)は1月31日の朝、出金再開予定のリリースを目にした。だが、発表には出金の具体的な日時がなかったため、まだ不安は消えない、と言う。契約社員のAさんは2017年3月、コインチェックで貯金200万円分のリップルを買い、1月26日時点で総資産が1億5000万円相当になっていた。

 

「今、すごくピリピリしていて不安だらけです。お金に振り回されている。ぶっちゃけ、大金をゲットしてからあんまりいいことがない。普通が一番幸せ、そんな感じの心境ですね」

 

 

お金に振り回されるという話は、宝くじに当たったり、巨額の保険金が入った人に付きまとうあるある話を想像するとイメージしやすいが、注意すべきは金額が巨額でなくても、普段持ち慣れてる金額のレベルを超えると、いともたやすく振り回され始めるのだ。

 

お金は、人の心を容易く偽らせる力がある。

 

ウェブで文章を書くのがどんどん苦手になってきている 2018/1/31

けど、最近、特に秋ぐらいからかな、ウェブのコラムとかエッセイみたいなのが、どうしても書きにくくて、それでなんだか、手に力が入らない感じ。

 

多分、書き手の多くが思っていることだけど、WEBのコラムだと、過激なこと、過剰なことを、できるだけ短いスパンで書かなければいけないという呪縛がある。

 

お前、好きでやってるんやないんかい、と言われそうなんだけど、どっちが先なのか、自分でもわかんないけれど、それがわりと、しんどいのだと思う。

 

これも、最終的にはお金につながる話と言えるかもしれないが、お金の手前の段階にある「評価」を得ることが最大の関心事になることで起きていると言える。

 

同様のことを写真を扱う人も感じてるようだ。

 

 

 

 

大江千里、47歳で始めた僕の「ライフ・シフト」
米国での活動から小室さんの引退までを語る  2018/1/31

人生は限りがある。だからやりたいことをやるために、これからの人生を使おう。そういう決断を47歳でした。そのためにすべてを一度捨てた。

 

――「何を捨てたのか」は、ぜひ聞きたいです。

「アメニティグッズみたいなもの」を捨てたんだと思います。たとえば、誰かに運転してもらってその間に仮眠をする、といったことですね。今だったら移動は全部自分で公共交通機関に乗って、必要な機材を担いでします。これがいちばん違いますよね。

 

 

――人にサポートしてもらうことを捨てた?

サポートというより、コンフォータビリティ(快適さ)みたいなもの。それはそれで価値のあることではあったのですが、今の僕はもっと別のところに照準を当てていて、そっちに価値を見いだして生きている。その価値観の中では、コンフォータビリティはいちばん重要じゃなくなったんですよね。

 

 

自分が、自分の気持を偽っていることを意識してるであろう人達が、このツイートに共感してるようだ。

 

 

 

人間の活躍の領域が狭くなるという話が多い世の中だからこそ、多くの人が自分の本心を偽って生きているのだろう。

 

そうなれば、自ずとシフトしていく世界観が顕在化してくる。

 

アマゾンに勝ちたければ、100年前に戻れ! 顧客をつかむカギは過去にあった 2018/2/1

「(ある小売業のクライアントが)創業当時の古い白黒写真を見せてくれたことがある」サンズ氏はBusiness Insiderに語った。

 

「彼らは『75年前、100年前には、客が店に入ると、店主は全員の名前を知っていたし、その客がどんな人でどんな物を求めているか、分かっていた』と言うんだ。経験に基づき、非常によくカスタマイズされていたということだ」

 

100年前の小売店は、服のサイズから家族構成まで、それぞれの常連客をよく知っていた。だが、今日の大規模小売店ではそうはいかない。それでも、少なくとも過去の履歴の一部を再現し、服のサイズや好みを結びつけ、個人を識別することはできる。

 

 

 

「今日の技術を使いながら、白黒写真の頃の精神を取り戻すことが、非常に重要なトレンドだと見ている」

 

目立ったり、インパクトがあることばかりが求められ、技術だけが過大評価されてるように見える、イベントは有名人が加わるだけでそこそこの成功が予想されるという予定調和感が根強いが、そんな流れも少し変わり出したのかもしれない。

 

『ホリエモン万博』集客目標1万人もこのままでは大赤字 堀江貴文氏「助けて」2018年1月31日

2月3・4日に東京・六本木で開催される“分散型都市フェス”を主催する堀江氏は「集客目標は1万人です。でも、まだ全然集まっていません。今のままでは大赤字です」と苦しい事情を明かし、「皆さん、助けてください」と呼びかけた。

 

本心を偽ることに多くの人が疲れている。

 

本心を偽る人は、裸の王様を見て、「王様は透明な服を着ている」と言う。

 

しかし、そんな自分が嫌なのだ。

 

 

みんなが、裸の王様に、「王様は裸です」と言いたがっている。