違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

世界配信される『日本沈没』

日本沈没がドラマ化されることは知っていたが、

もはやインパクトを感じないので興味も無かった。

 

しかし、少し興味を持ったのは次のツイートを見たから。

 

 

 

 

なんだか現代風のアレンジでもされてるのかなと思い始めたのは第1話の放送後だった。

 

TVerで1日遅れで観たが、シン・ゴジラの影響を受けているなと感じた。

 

ケチを付けてるわけではなく、次も見ようと思えるものだった。

 

そうすると、関連の情報でこれまで全くスルーしていたものが目に入るようになって来た。

 

 

 

 

原作の小松左京の小説は英語訳も出版されたので世界でも通用するかもしれないが、出版実績は不明。

 

 

しかし、Netflixで配信されるのは日本沈没だけではない。

 

 

 

 

Netflix側の意図はどうなってるのだろうか?

 

 

 

 

Netflix 佐藤菜穂美コンテンツ・アクイジション部門 マネージャー

 

このたび、TBSの皆様が手がけられる、日曜劇場『日本沈没 ―希望のひと―』、社会現象を巻き起こした『未来日記』のリブート、そして、オリジナルドラマ『離婚しようよ』の3作品を、世界中のNetflixメンバーへ届けられることをうれしく思います。日本の映像作品づくりを牽引する素晴らしい才能とのコラボレーションで、世界市場に向け、日本ならではのストーリーを紡ぐ機会をいただき、大変光栄です。テレビに加え、さまざまなメディアが視聴者に作品を提供できる今、このような取り組みはエンターテインメントの裾野を広げるとともに、視聴者に愛されるメディアが共存できる道を拓くものと確信しております。

TBSとNetflixがタッグ 小栗旬『日本沈没』世界配信、宮藤官九郎×大石静の共同脚本作も

 

 

従来の、日本人が作る日本人のための日本のドラマの枠を越えて、アニメのように世界に通用できるかどうかが試されるのだ。

 

最近のドラマに飽きてる人は期待しても良いかもしれない。

 

『〇〇ガチャ』の当たり外れ!

『〇〇ガチャ』という言い方が、

 

最近適用範囲を拡大し続けている。

 

 

人によって知った媒体は様々だろうが9月に、

 

『親ガチャ』論争として盛り上がり始めた。

 

 

ガチャの由来は下記のサイトを参考にして欲し

 

い。

 

https://www.weblio.jp/content/ガチャ

 

 

いつ頃から社会に定着したのかをGoogleTrends

 

で見ると、

 

GoogleTrends『ガチャ』2004年以降

 

 

社会に認知されたのは6〜7年前からっぽい。

 

 

 

 

要は、当たり外れがあることがガチャなのだが、

 

ガチャの本質は平等性にあるという前提でも持っ

 

ているからかもしれないが、ここ最近クローズ

 

アップされる〇〇ガチャは、自分が選んだわけで

 

はないという不平等や不公平を嘆くものが多い。

 

 

人に対するものが多い(あるいは似合う)のは、

 

多くの人が人間関係に由来する不満を抱えている

 

からだろうし、直接は人間関係に由来しない不満

 

も人間関係のせいにしたくなるからだろう。

 

  • 親ガチャ
  • 子ガチャ
  • 上司ガチャ
  • 部下ガチャ

 

などなど、さまざま出てくるし、

 

  • 国ガチャ

 

なんていうのも見かける。

 

 

 

その一方で、宝くじを含めた投資ガチャには、

 

まだまだ期待を寄せてる人はたくさんいる。

 

 

しかし、そこにアドバイスを介在させるとそれは

 

即座に人間関係の問題になり、ガチャの対象にな

 

るのだ。

 

アドバイスを求めるという意味では婚活ガチャな

 

んていうのも見かけた。

 

 

アドバイスガチャは、

 

一旦不満が生じると、

 

詐欺や騙されたとなりやすい。

 

 

 

心理学では悩みを解決する場合に、なぜその悩み

 

が生まれたのかを突き詰めると良いという説があ

 

る。

 

大抵の場合は、悩みや不満の真の由来をはっきり

 

自覚できると、そんなくだらないことに縛られて

 

たんだと解放されることも少なくないらしい。

 

 

解放されることで救われるとすると、

 

〇〇ガチャの失敗で悩みや不満を抱えることは、

 

どこか束縛的で、呪縛的なのだ。

 

 

〇〇ガチャという言い方は、それが新たな悩みを

 

生む場合も少なくないだろうが、自分は〇〇ガ

 

チャの呪縛に取り憑かれていたんだと気付くキッ

 

カケになるかも知れない。

 

 

ガチャ如きで悩んでたんだと気付ければ、

 

ラッキーなのだ。

 

 

〇〇ガチャという表現があることで、

 

新たな当たり外れが生まれていることだろう。

タダじゃなくなった美味しい空気

水も空気もタダとはよく言うが、

 

水は随分前からタダではないし、

 

気が付いたら店で買う商品になってしまった。

 

 

曖昧だが、空気を変えるという意味で、

マイナスイオンが注目されたのが

2000年頃だったと記憶。

 

個人的に少し興味がありいろいろな文献を図書館で借りたりしていた。

 

ほぼ結論的には民間伝承の生活の知恵的な発想で裏付けは乏しいが、経験的に良さそうだからと受け継がれてるものとの思いに至った頃、有名大手メーカーからマイナスイオンドライヤーが発売された。

 

このことで、怪しげな商品からワンランク格が上がったような気がしていた。

 

この頃のマイナスイオンはちょっとした注目を浴びていて、医療用の高額な治療器といういかがわしいものから、百円ショップでも売ってるトルマリンをお風呂に入れたりシャワーヘッドに入れるとお湯の質が変わるなどと言われていた。

 

さらに車用のチューニング商品としてガソリンやエアークリーナから取り入れる空気を改質してパワーアップを図るという商品も出ていた。

 

空気や水など触れるものに作用し良い効果をもたらすとされていたのだ。

 

 

そんな頃から20年が経過。

 

わたしにとってマイナスイオンイコール新鮮な空気となっていた。

 

新鮮な空気イコール外気で、例外はあるが窓があれば窓を開ける、これがわたしのスタイルとなった。

 

一方で、世間では高気密高断熱構造が浸透し、車でも建物でも窓を閉めてエアコンに頼るという生活スタイルはますます普及していた。

 

外気は汚れてるという先入観も大きかったのかもしれない。

 

そんなところにコロナが登場し、外気導入や換気が生活の合言葉になるようになった。

 

空気清浄機も大活躍だ。

 

この空気清浄機をありがたがる雰囲気がかつてのマイナスイオンブームと重なるのだ。

 

 

次のツイートは広告なのだが、内容には共感できる。

 

 

 

空気を追究する意義をこう語った。

 

「人の幸せ、ウェルビーイングには、空気質が深く関わっています。幸福度を上げるためには、空気の追究が不可欠なんです」

 

 

コロナのせいで人間活動が自粛に追い込まれると、世界中で空気が綺麗になったと話題になっていた。

 

水が澄み、山が見えた 新型コロナで「環境は自分の手で改善できる」を学んだ私たち

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ウェザーニューズが実際の写真から分析した日本の空の色。かすみがかっていた昨年3月と比べ、外出自粛が進んだコロナ禍の今年3月は、青色が濃くなった(同社提供)

 

 

 

コロナで何が変わったのか、人それぞれに思うことは違うだろう。

 

あまり指摘する人はいないような気がするが、コロナは意識という空気を変え、その結果、水とは違い、間違いなくタダだったはずの空気がコストをかけるべき存在になりつつあるのだ。

 

今でも身近に美味しい空気があり、それがタダで、当分それが享受できそうならば、間違いなく幸せだ。

 

そんなことが幸せだなんて思えないかもしれないが。

 

 

勝てば官軍負ければ賊軍

芸能界や芸能事務所を話題にしようとする場合、ついつい否定的な目線で見ている自分に気付く、全然知らない世界なのに。

 

しかし、少し目線を変えて、チャンスをいかに掴むかという視点で捉えると、そこには途轍もない競争を勝ち抜くことや運が求められるなと感じられる。

 

 

昨夜、少しだけTBS系のオールスター感謝祭を見ながら思ったこと。

 

この番組に出れる芸能人って芸能界に所属してる人のごくごく一部なんだろうなと。

 

見慣れた顔が多いとついつい予定調和などと反応したくなるが、ものすごい競争を勝ち抜くか、あるいはものすごい幸運の持ち主なんだろうなと。

 

競争と言っても、受験や野球の甲子園のような競争と違い、基準が明確ではない競争だ。

 

だからこそ運が問われて、しかもそれがすべてだと思えそうにも見える。

 

 

 

 

神野大地さん、青学出身の箱根駅伝のスター。

 

この解説者の地位は、これまでの活動の結果の知名度を踏まえての人脈や所属の関係の結果であり、それなりの競争をくぐり抜けた結果なのだろうし、多くの人がごく自然に受け入れられる結果にも関わらず、その基準は不明確だ。

 

視聴者も『解説者?』『走らないんだ』という反応が多いように感じられる。

 

 

受験や資格試験やスポーツ競技の場で、合否や勝ち負けの判定に納得できる基準やルールがなければ競い合いは成立しない。

 

しかし、現実の社会の競争はルールや基準が曖昧な中で展開されているのだ。

 

あまり深くは考えてないが、勝てば官軍負ければ賊軍なのだ。

 

 

芸能界に似てるのが政界。

 

だからだろうが、接待、ワイロ、口利きの話題が尽きることはない。

 

曖昧な基準の元で有利を獲得しようとするからだ。

 

法律の問題はさて置き、このような勝てば官軍負ければ賊軍的な振る舞いは増えることがあっても減ることはないように感じられる。

 

そのような場で展開されているのは競争というよりも人間心理を突いた知恵比べなのだ。

 

良いか悪いかは別にして、あるいは世界はともかく日本ではと言った方が相応しいかもしれないが、白黒付けようとする場ではグレーが幅を利かせることはますます増えそうな予感がする。

テスラに感じる浪花節

時々思い出したようにテスラの動向が気になる。

 

ハイテク&イノベーション分野の指標として興味深いから。

 

小難しい権利関係や特許という壁はあるにせよ、ライバルからはベクトルとして追い求める方向や必要となる力量は見えるはずの流れの中で、10年以上トップを走り続けているし、他社が追いついたり近づいて来る気配すら感じられない。

 

これはなんとなくの印象論に過ぎないのだが、火のないところには煙が立たないという意味ではきっと的は外してないはずと思い込んでいたが、次のツイートを見てやっぱりという思いを新たにした。

 

 

 

 

 

 

この2〜3日テスラは本社をシリコンバレーからテキサスへ移転することが話題になっていて、その理由として税金が安いことに加えて不動産価格が安いことがあげられていて、経営者としてだけのコスト意識ではなく働く従業員にとってもその方がメリットが大きいからと伝えられている。

 

本社を移転するという話はかなり以前から出ていて、コスト意識以外の大きな理由として、シリコンバレーに集まる人種は皆同じで多様性がないという不満を上げていた。

 

EVを始めテスラが手がける事業のライバル企業とテスラ(というよりもイーロン・マスク)の間にはきっと目に見えない大きな壁があるに違いない。

 

テスラが展開してる事業はエンドユーザーから見てとても分かりやすいからお客がついて来る。

 

しかし、ライバル企業はついて来れないのは、テスラの良さが理解できないからだ。

 

 

ライバルだけでなく身内もだ。

 

テスラのバッテリーシステムを共同で手掛けていたパナソニックはなんのノウハウも手に入れることなくテスラから縁切りされるのだ。

 

 

 

 

テスラがパートナーに選んだパナソニックの電池事業の中核は吸収したシャープやサンヨーの電池事業に携わっていた方々で、彼らはパナソニックの内部で冷遇され、パナソニックの生え抜き社員はその貴重なノウハウや技術を全く大切にしなかったのだ。

 

おそらくだが、シャープやサンヨーの電池事業で頑張っていた要の人はテスラでそれなりの立場を得てると思いたい。

 

 

こうやって、勝手に感情移入しながら最近のテスラについて妄想を深めていると、テスラってなかなかの浪花節企業に思えてくる。

 

ハイテクの最先端でドライな感じかと思いきや、ユーザーを大事にし、従業員も大事にしてるように感じる。

 

現代の日本企業で浪花節を感じさせるところなんてあるのだろうか?

 

忘れた頃にやって来る天災のために何ができるか?

前触れ的な噂も聞かない中で首都圏で大きめの地震が発生。

 

 

 

この地図を見ればわかるように、この地震が起きた時、西日本の方はスマホやテレビを見てなければ、あるいはすでに寝てた人は地震があったことに朝まで気付かないのだ。

 

 

この地震の発生は、まるで心の隙を突いたように感じられるが、まだ安心できなさそうなのだ。

 

 

 

 

 

 

東日本大震災で初めて聞いた帰宅難民ということば。

 

10年前友人は品川区で地震に遭遇し帰宅難民となり、ウオーキング好きでもあり横浜市郊外の自宅まで30kmを歩いたらしい。

 

2011年は3月だったから、長時間歩くには良い季節だったのだ。

 

その話を学生時代のマラソン大会を懐かしむように聞いたのが7〜8年前、同じようなことはもうないと思っていただろう。

 

 

 

 

 

 

ちょっと前だったらテレワークで出社してなかった人も、非常事態宣言解除で出社して帰宅困難に巻き込まれた人もいたことだろう。

 

 

思えばこの2年、コロナウイルスもその対処をめぐるドタバタもどちらも人災と言えなくない、そのため天災を軽視しがちだったかもしれない。

 

いや、大雨による水害は相変わらずだったから、予測可能な天災は恐るべくして恐れていたはずだ。

 

 

問題は、予測不可能な天災に備えることだ。

 

 

首都圏では10年ぶりの震度5だったのだが、前回の地震ではあまり話題にならなかったような気がすることに水道管の破裂がある。

 

 

 

 

東京都の水道局には『あっぱれ』を贈りたい。

 

 

現代は、リターンを得ることだけが目的の投資に法人も個人も夢中だが、そのことがリターンを目的としない投資を蔑ろにさせてるとすれば、確実にしっぺ返しは倍返しになるだろう。

 

 

例の話題の広告が今朝流れていたら一体どんな反応が得られたのだろうか?

 

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歴史は繰り返すということばが脳内を虚しく駆け巡る。

 

 

<追記>

 

上記で水道管の破裂と書いたのは間違いのようなので訂正します。

 

 

ハンガーノックと低血圧

ダイエットのためには脂肪を燃焼させることが重要で、そのためには比較的軽めの運動を長時間続けることが重要だとされる。

 

その際に軽い運動のつもりで始めたのに徐々にシャカリキになり気がついたらハーハーゼーゼーと運動強度を上げてしまうことはよくある。

 

運動強度が上がると、エネルギー源は脂肪から糖へ変化する。

 

糖がエネルギーになるとは、直前の食事に依存するということで、身体にたっぷりと纏っている体脂肪はエネルギー源としては活用されない。

 

糖をエネルギーにして活動してる場合、糖が切れた瞬間に身体が動かなくなる。

 

正確には、脳活動を維持するために必要な糖分しか残されてないと判断し、運動のエネルギー源として回されなくなるのだ。

 

ハンガーノックを経験すると軽い頭痛も感じることがある。

 

おもしろいことに、即座に糖分を補給すると一気に回復する。

 

わたしも自転車で100kmほど走ってる時に何度か経験している。

 

初めて経験した時はなんの準備もしてなかったが、もしかしてこれがハンガーノックならあんパンが効くはずだと、コンビニで買って食べたら一瞬で回復したことがあり、それ以来長距離走の時は飴玉をポケットに忍ばせ、早め早めに補給している。

 

昔の自転車雑誌に選手の体験談としてハンガーノックに一番効くのはあんパンだと載っていたことがあったのだ。

 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンガーノック

日本においては、マラソン、登山、ロードレース、トライアスロン、クロスカントリースキーなど耐久競技の分野で「ハンガーノック」という言葉が定着しているが、これは1960年代の南アフリカの自転車選手が使用した"hunger knock""hunger bonk""bunger honk"という言葉に由来している。英語圏ではHitting the wallもしくはbonkingという表現が一般的に用いられている。

 

 

このハンガーノックと一見似てるのが低血圧。

 

ハンガーノックが起きそうではない条件下で、急激にモチベーションが低下する場合には何らかの理由で血圧の低下が起きているかもしれない。

 

この度合いが強くなると貧血症状になる。

 

10月に入ってからも続く暑さのせいかもしれないが、ハンガーノックではなく血圧低下を感じるし、実際に血圧が下がっているのは夏バテの一種かなと感じる。

 

症状を感じるのは夕方から夜にかけてでリラックスモードに入ってる時で、ごろ寝程度で回復するのだが、心と身体のアンバランスが原因かもと感じてる。

 

普段は上の血圧が120〜130が多いのに、最近100を下回ることがあり、こうなると身体に力が入らない感じがするのだ。

 

特にこれといった心配事があるわけではないが、きっと何かが関係してるのだろうと考えてしまう。

 

一つだけ具体的な心当たりとしては、睡眠が浅いのだ。

 

特に10月に入ってからの、暑いと思いながら寝て途中で寒いと目が覚めちゃんと布団をかけると暑いの繰り返しが影響してるとすれば睡眠不足なのかもしれない。

 

 

これも温暖化の影響と言えるのだろうか?