違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2016-01-01から1年間の記事一覧

「時は金なり」、しかし金では解決しないかもしれない。

「道路」と「駐車」に金を払う事に昔から抵抗があった。 金を払うことが、知恵比べに負けるような気がしていたからだ。 もっと具体的に言うなら、身近な「道路」や「駐車」に躊躇なく金を払う連中があまり好きじゃなかったからだ。 随分昔の話。 この連中が…

SMAPの解散は、「キムタク問題」が無かったとしても避けられなかったかもしれない

Smapが世間を騒がせながら解散した(今年いっぱいならまだなのかな)。 2016年は年明けから年末まで1年を通じてSmapの解散騒動が続き、途中で修復の動きが取られたようだが、うまくいかず、結局解散となった。 芸能界という特殊な世界で、人気もあるた…

日本人には、「自分自身の本音」を察することが必要。Cogito ergo sum!

“serendipity” を正しく訳せる? 日本語でうまく言い表せない9つの英語表現 一言ではスッキリ日本語に訳せない英単語10選 アイデンティティということばを多くの人は英語の長文読解の中で初めて聞いただろう。 その訳として「自己同一性」と出てきて、なんじ…

若返りを目指そう!

昭和から平成への移り変わりを経験し、 20世紀から21世紀への移り変わりを経験し、年月を経たからこそ気付いたことを書いてみたい。 子供の頃、大人になるとはどういうことだろうかと考えたことを思い出す。 子供と大人の間に思春期と言われる期間がある…

実は日本にとって2009年が転換点だったかもしれない

目の前で変化してるものに気付いているか? テレビで時々やってる。 「今からこの画像が変化します。どこが変化したか当てて下さい。」と。 こんなやつ。 画像が徐々に変化する脳トレ間違い探し動画(アハ体験) 小さな本屋が街から消えていくのを覚えている人…

「感じる」能力の欠如が、「考えない」を生む。「考えない」が詐欺被害を生む

「あなたの10年後をどうしたいですか?」。 「今のままでは、こうなります」という話をするビジネスがある。 占いではない。 「ファイナンシャルプランナー」と言われる資格を持った人達だ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイナンシャル・プランナー 19…

「好き」は「希望」といっしょにパンドラの箱に入っていた。「好き」が導く依存症という罰。

<政府・与党>依存症対策法案を検討…カジノ実施法案の前に 「統合型リゾート(IR)整備推進法」(カジノ法)の成立を受けて、「ギャンブル依存症」というキーワードが話題になっている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ギャンブル依存症 ギャンブル依存…

10年前から大きく変わり始めた日本、今は悪いことが多いけど、新しい波も来ている。

不適切会計を公表した企業数が過去最悪を更新 売上げの過大計上などの粉飾が最多 週刊エコノミストの12/20号で、「粉飾 ダマし方見抜き方」という特集をやっていた。 会社法の重鎮久保利英明弁護士は、東芝の不正会計事件に関して監査法人の有り様にも厳…

GoogleやAppleの動きから見える自動運転車の現在

Google: 完全自動運転型の自動運転車の開発を事実上の断念 という見出しを見て驚いたが、よく読むと、 FiatおよびChryslerと提携関係を結ぶことにより、 2社を通じて、これまで開発を進めてきた自動運転技術を 運転アシスト機能として提供を行うことを検討し…

ブラック企業をホワイトにしようと考えるなら目を向けるところが違うかも。臭いものには蓋では解決しない。

電通での自殺問題に端を発したブラック企業論争は一段落したと思っていたが、政治経済を論じる専門誌では12月に入っても特集を組んでいたりする。 その記事を読んでいて、もう一度ブラックを考えて見ようと思った。 ブラックは、過度な長時間労働が体や心…

行き詰まりを見せる現行資本主義には「次の価値」というプランBが必要

映画やドラマを見てると時々出くわす作戦変更のシーン。 脱出や盗みの際に、作戦通りに行かなかった時に次の手を発動するようなシーンだ。 「短時間で作戦を変更しないと失敗に終わる」という描かれ方をする。 現在進行中の作戦の最初の変更は、プランBと呼…

取材に基づく特ダネと同じくらい、「感じる」事の中に潜む、重要な事

今年2016年は、芸能界では文春がスクープを連発している。 今の文春は、ネタが良ければ取材費もケチったりしないらしいし、そもそもネタにタブーが無いらしい。 だから、いいネタが持ち込まれるという好循環が出来上がってるらしい。 ちょっと検索するだ…

「WELQ問題」をキッカケに医学的なエビデンスというものを考えよう!

WELQが問題になった時、不快感を感じた。 感じた理由は、SEO対策の巧みさによって「情報を選ばされてる感」を受けたことだ。 検索して「選ぶ」という能動的な行動を取ってるつもりなのに、「選ばされる」という受け身の行動を余儀なくされてることへの不快感…

イコールコンディションでの競争という第2のルネサンスが始まって欲しい

勝つためには、敵(ライバル)より有利な条件や強力な武器をを得ることが大事だ。 また、有利な条件や強力な武器がない場合は、作戦(戦略、戦術)で工夫する。 そして最後は、一番有利な条件を得た人や企業、一番強力な武器を持ってる人や企業が、最も合理…

ブラック企業を産み出す「衣食が足りても礼節を忘れた」ブラックな消費者たち

日本一のブラック企業「病院」、人材が海外流出 低賃金でこき使われる若手医師、将来の開業もはや夢に この記事のタイトルに違和感を感じた。 違和感の正体は、病院と言われた瞬間に、自分が患者目線になってるからだ。 記事の中で書かれてることは、医療従…

WELQ問題が感じさせる「コンテンツの充実」と「SEO対策」という建前と本音の葛藤

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA Co., Ltd.)が運営する医学情報サイト「WELQ」が巷で話題だ。 「医学情報を謳いながらデマ記事が多い」から始まり、 「記事を書いてる方の暴露記事」が出て、 DeNAは、WELQの全記事の非公開を決め、お詫びした。 DeNAは、…

乙武さん、おかえり!

人として間違っているという烙印を押されていた乙武洋匡さん。 2016年の春、乙武洋匡さんはこんな扱いを受けていました。 乙武さん問題は、夫婦の問題として取り上げられていたように思うが、奥さんの方に問題があったとは思わないので乙武さんに対する思い…

「客引き」とか「訪問セールス」など、知らない人にカモにされないように

子供の頃、こんななぞなぞがあった。 (問)どうして学校に行くのか? (答)だって学校が来ないから。 目をつぶって、ウトウトしてる時に、ふと浮かんだ。 なんだかすごく奥が深い言葉に思えて目が覚めた。 家庭教師やベビーシッターは、来てくれるからあり…

「トランプ大統領誕生」や「Brexit」の背後に見える「常温」という価値観

“常温”を楽しむ人が増えている 博報堂調べ 常温飲料のニーズが高まる いつからだろうか、 自分自身のことなのに、他人の目を気にしだしたのは。 いつからだろうか、 自分自身が納得してないのに、他人を納得させようとしだしたのは。 動機が不十分なまま、な…

EV(電気自動車)の命運を握るバッテリーシステム、リチウムイオンは次世代バッテリーとして通用するか。

日本人はなぜ学力が高いのに生産性は低いのか 日米の生産するシステムの違いは、生産される製品の違いとなって表れる。 藤本によれば、 日本が得意とする製品のアーキテクチャが 「クローズド・擦り合わせ型」であるのに対して、 米国が得意とする製品のアー…

戦力外通告した文化が「クールジャパン」と言われたら、また欲しくなった日本のお粗末

「オタク」という言葉がある。 アニメ好き同士が、お互いを「おたく」と呼びあうことが多かったことからアニメ好きのことをオタクと呼ぶようになった。 そして、趣味に夢中な人全般を指してオタクと呼ぶようになった。 オタクの特徴は、趣味を同じくする者同…

「裸の王様は裸だった」ある時期を境に表面化する問題が気付かせること

自分には関係ないと思っていたことが、ある時期を境に身近になるということがある。 時々耳にする程度だと思っていたことが、頻繁に発生しだす時期がある。 潜在化していたことが、顕在化するのだ。 発生することが予想されてたことが、実際に起き始める。 …

トランプを非難する只の揚げ足取りな人々

トランプネタが尽きない今日このごろ、また出てきた。 トランプが大統領に当選した後の発言を巡って、当選した後に発言を撤回するなら選挙の意味がない的な話がやたらに出てきてる。 とりあえず日本関連を取り上げると。 ネタ元になってるのは、この記事。 …

博多の陥没事故から見える「金は天下の回りもの」を生み出すモラルリスク

博多陥没、タモリが予言!? 「ブラタモリ」で地盤の弱点見抜いていた そもそも論として、地下開発をすることに無理があったのではという話になるのか? 今やゼネコンは電通と同じく「ピンはね」以外の仕事をしてないんじゃないか。 https://t.co/SX6ePuxSVO…

「トランプは任期4年を全う出来ない」と言うマイケル・ムーアがトランプに贈るエール

トランプの話題は、しばらく無いかなと思っていたが、触れたい話が1つ出てきた。 トランプが大統領になるだろうと主張していたマイケル・ムーアが次のように発言したからだ。 マイケル・ムーア「トランプは任期4年を全うできない」 投稿日: 2016年11月12日 …

日本が世界に通用しないのは「東京発想」だから、関西復権が急務

日本人には、完璧主義が多いと言われる。 古くを遡ると、”いいかげん=良い加減 ”という文化も持ち合わせてるのに。 ”完璧にできるということを目指す ”を要求されたり、自らに課すことが多くなると、恐れるのは、失敗することや批判を受けることになる。 な…

トランプ大統領に期待する「新しい資本主義」の構築

誕生して欲しいと思っていたが、誕生するとは思ってなかったトランプ大統領が誕生した。 米国民はなぜトランプを選んだか?ー生活者の視点から 今回のミシガンの選挙は、知識階層の多く住む地域と黒人が大半のデトロイトでは引き続き大多数が民主党を支持し…

流動性がないと腐っていく、腐らない官僚制度が必要

三重県鈴鹿市の学校給食中止、批判殺到で判断撤回へ!市教委が相談せず中止対応!市長「報道で知った」 この問題は、市民生活に身近なところで起きたからすぐに顕在化したが、市民生活から離れたところで起きてれば発覚まで随分時間がかかり、発覚した時には…

佐野研二郎と電通の共通点が感じさせる「憎まれっ子世にはばかる」と言うことわざが死語になる日

「憎まれっ子世にはばかる」 このことわざが死語になりそうだ。 憎まれっ子は生きていけなくなりそうだ。 過去の人になった感があった佐野研二郎さんが思わぬ形で話題に。 不謹慎すぎる!佐野研二郎さんの葬式ごっこが多摩美大で行われる 完全に悪ノリだ。 …

元々持ってる良い点を活かしながら、価値観を変える時期が迫ってきた!

blog.tinect.jp 少し話題になったエントリーだ。 ここに書いてあることは、スタートするかしないかに直面した時の永遠のテーマだ。 起業やビジネスだから専門性を帯びて、悩ましくなる。 同じやり取りが、禅問答のように繰り返される。 この答えが、”まず始…