違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ビジネスを釣りに例えるなら、せめて水のあるところに糸をたれろ

物販における問屋や、書籍における取次業のような昔からあった中間業者はどんどん少なくなっている。 これらの中間業者は、大量仕入れというリスクを取ることで存在価値を築いていたが、物流が発達し、インターネットが発達したおかげで存在意義をなくし、単…

常識よりブランドのほうが価値がある、ブランドよりは自分流の方が価値がある

仕掛けられた常識 常識というのは、大勢の人々に共有されることで機能する。 多くの年月を語り継がれるから常識になったと思いたいが、実際は結構安直な広告宣伝だったりする。 バレンタインデーにチョコレートを贈るという常識の起源は。 https://ja.wikipe…

安いものを求めて被害に会う時、原因は自分にあるかも

情弱ビジネス 「人として終わってる」――“情報弱者”を狙う「悪質ポイントサイト」ビジネス 手口や集客方法を関係者に聞いた 悪質サイトと安全なサイトの決定的な違いは、単純に言えば「ポイントが換金できるかどうか」です。もちろん仕組み上、悪質サイトであ…

嘘 VS 虚偽

森友学園問題は、籠池理事長を国会に証人喚問するまでに至った。 何を言い出すかわからないキャラクターの籠池氏を証人喚問した理由は、どうやらあの手この手で偽証罪を適用するためだったようだ。 偽証罪が適用できれば、籠池氏側の主張は全部ひっくるめて…

【お手本】イチローは筋トレ界の新しい教祖だ!

プロ野球の世界では、所属チームの枠を超えて選手同士でトレーニングをすることがある。 そんなトレーニングの場は、魅力のある選手の周りに自然発生的に生まれるだろう。 そんな魅力ある選手の1人がダルビッシュだ。 ダルビッシュと超一流選手の「筋トレ塾…

ライバル不明の時代は負担が軽いほうが良い

ライバルは同じフィールドにいるとは限らない。 90年台の後半当たりから使われ始めた言葉だ。 携帯電話が高校生に普及し始めた頃、それまで高校生を主要な顧客にしていた分野の多くで売上の減少が起き始めた。 お小遣いの大半が携帯代で消えていたからであり…

サイバネティクスがおもしろい!(2019年4月24日更新)

2019年4月24日更新。 サイバネティックスと言われる技術的な考え方がある。 2017年のウィキペディアにはこう書いてあった。 サイバネティックス(英語: cybernetics)は、通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意…

次世代のキーワードは「数学」が導く「美」

前回「数学」が要になって技術が発展してるという話を書いたが、書きながら頭に浮かんでいた映画がある。 https://ja.wikipedia.org/wiki/博士の愛した数式 あらすじ 家政婦紹介組合から『私』が派遣された先は、80分しか記憶が持たない元数学者「博士」の家…

完成度の高さの背後には数学がある

今から15年位前頃、省エネについて考えていた時期がある。 具体的には電気の使用量を減らす方法についてで、要になるのはエアコンの使いかただとわかっていた。 考えるテーマが大きく二つあった。 エアコンの効率的な使いかたは? エアコンを必要としない環…

日本のレコード業界は、コンテンツの生産ではなく切り売りをしてるだけ

日を置かずに出た二つの記事に、同じ匂いを感じたので取り上げてみたい。 最初はこの記事。 YouTubeで日本のMVの多くが海外から視聴できず 背景にはGoogleとの規約問題、国内レーベルの葛藤 動画共有サービス「YouTube」で日本の公式ミュージックビデオ(MV…

ストレスが生み出す「癒やし」、「萌え」、「恨み」

「癒やし」や「萌え」という言葉が単独で意味を持ち、感情や気持ちを表す言葉として機能している。 ニュアンスは分かるような気がするが、いまひとつピンとこないところもある。 こういう時は、反対語を考えると意味することが浮かび上がるというのが持論だ…

情報化時代の身の守り方は両極端化する

モノの時代からサービスの時代に移り、そしてサービスの時代から情報の時代へ移って行った。 モノやサービスが中心の時代にも情報は存在していたが、情報は上から下へ流れるものであった。 上とは、情報を取りまとめたり、集めたりする組織や集団や人であり…

「評価経済社会」の著者岡田斗司夫が安倍総理夫妻に似てる

先日、図書館で面白い本を見つけた。 面白いと思った点が3つある。 内容が面白い(内容が伴っている) 意外に社会に影響を与えていそう 著者が面白い(ネット検索するとボロカスな評価が出る) 「評価経済社会」と言うタイトルで著者は岡田斗司夫。 評価経済…

プレミアムフライデーについて考えていたら、憲法51条の改正が必要だと思えた

鳴り物入りでスタートしたプレミアムフライデー。 経済産業省と経団連、日本百貨店協会が中心となった官民一体プロジェクトだ。 プレミアムフライデーには、3つの目的がある。 プレミアムフライデーの実施方針・ロゴマークが決定しました :経済産業省 個人…

右と左の不思議

一般には、単純な向きを示すために使われる「右」と「左」。 私は、無意識に「右と左」のように「右」を先に言ってしまう。 しかし、くっつけると「左右」と左が先になる。 右を先に言うのは、私の中では、単に語呂がよく感じるからで特に意味はない(つもり…

Uberってダメかもね! (追記2つ)

Uberを、稼働率を上げるという意味での車の有効活用を実現し更にユーザーの利便性も高め、料金の安さも実現する新技術の応用だと思っていた。 が、どうもそうでも無さそう。 キッカケはこの記事。 「Uber」が嫌われている理由 Uberのトラブルは断続的に発生…

森友学園問題の成り行きは日本の将来に関係するかも

豊洲問題を見てると資本主義の理屈が通らない時代に入ったことが見えてくる。 理屈どおりに事が進む場合、下記のようなツイートは出てこないだろう。 (豊洲問題)僕が豊洲について「地下水は飲まないのになぜ環境基準を適用するのか」と指摘したときに、小…

「ブロックチェーン」は期待できるんじゃないだろうか(追記あり)

金の流れが見えない トランプ大統領が訴える「アメリカ第一主義」が意味するのは貿易赤字の解消であり、海外に移転流出した雇用の取り戻しだ。 「米国第一主義」へ雇用創出 初議会演説 :毎日新聞 槍玉に上がるのは自動車産業が多いが、すべての産業が対象だ…