違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

分類や区別に対するあれこれ

将来や未来が気になるなら今をしっかり理解する必要がある。 今をしっかり理解したいと思うなら近い過去に対する理解も必要になる。 今はテクノロジーの時代だから理系の時代だと言われるが、テクノロジーが人間のために存在するならば理系とか文系は関係な…

後悔先に立たず

最近の社会では、日々理不尽な事件が起きている。 犯人や加害者が悪いのは当然だとしても、被害者にも落ち度や不注意や反省点があったのではないかと、事件や事故の都度世間という外野は騒ぐ。 最近の一連の闇バイト関連では、犯人や加害者ですら被害者とし…

進化や進歩のイメージとは?

スティーブ・ジョブズが言った『点と点は後からつながる』を思いながらうつらうつらと睡魔に身を委ねている時に思ったこと。 それは進化や進歩のイメージだった。 何事も効率で判断し処理する現代では、進化や進歩を明確な目標やコンセプトの上に成り立つも…

価値観をどこにどのように配分するか

プロ野球やWBC侍ジャパンのキャンプで盛り上がる宮崎の様子を報道してるのを見てると、地元の方にとっての非日常が感じられた。 押し寄せる車のために敷地が広い個人やお店が本業そっちのけで臨時駐車場をやっていて1台1日2000円〜3000円という設定でやって…

オワコンvs定番

折に触れて『〇〇はオワコン』という話を聞く。 最近よく聞くのはYouTuber。 本当に「YouTuber」はオワコン? データから透けて見える真の変化 この記事では豊富なデータを駆使して次のような結論に至っている。 実は、現在のYouTubeの環境変化の中で「オワ…

人間の感覚はどこまで鋭いのか?

人間のというよりも自分の感覚だ。 自転車が好きで現在は昨年6月に買ったマウンテンバイクに乗っている。 乗ってるステージは街中メインだが、荒れた舗装や不整地や段差を選びながら走っている。 最近、Youtubeでほんのわずかな違いが大違いというマウンテン…

アンガーマネジメントの6秒ルールで解決しない怒り

怒りが込み上げた時、グッと6秒数えれば怒りは鎮まる、だから6秒ガマンせよ、というのがアンガーマネジメントの6秒ルールと呼ばれ、多分社会に認知されてる。 しかし、そんな6秒ルールなんて俺の怒りや私の怒りには通用しないと思うことは少なくないはず。 …

弘法筆を選ばず

こだわりを持った作り手やメーカーとしては、最良のモノを作ろうとするのは当然で、さまざまな実験やテストなど試行錯誤を繰り返す。 そういうプロセスを経て世に出るモノだが、そこにスペック以外の評価軸、例えば使い勝手などが入る余地が多ければ多いほど…

『違う』と『同じ』はメビウスの輪の関係

生きてる人にはその年齢なりの過去と、年齢に関係ない今現在や未来がある。 現在や未来は『ある』という意味ではすべての人に平等だが、中身はまるで違う。 その人なりの過去は、経験したり体験したりそれらを総合しての学習で成り立っていて、それは限りな…

気をつけることがどんどん増えている

自分に関係あると思うか、それとも関係ないと思うか? 東京は売春婦が増えすぎてどうしようもない地下に潜った売春婦が過去最高レベルってことよhttps://t.co/YbdeLXTbZ0 — ゆな先生 (@JapanTank) 2023年2月17日 東京都によると、2022年1年間で報告された梅…

三次情報中毒の現代人

Twitterに「発射失敗」と出ていた。 「何のこと?」と思い見ると、 【新型ロケット「H3」、発射失敗】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、国の新たな大型ロケット「H3」初号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げを試みたが打ち上げできませんで…

失脚する論客と一連の詐欺の実行犯の姿がダブる

『日本の論客とは?』と問われて誰を思い浮かべるだろうか? もちろん、その答えは誰であっても構わないのだが、露出が高いメディアで自説や持論を堂々と声高に語る人であるというのが共通点だろう。 その姿をメディア越しにあるいは講演などで直接見たりす…

政治を身近にさせる『家系図』

Mr.家系図こと岸信千世氏、ネット上では散々な目に遭っている。 一連の経緯を教えてくれるツイートがある。 これがきょう2月13日(月)に起きた、衆院選山口2区自民党予定候補者岸信千世さん(31)の公式HP上の「家系図」をめぐる修正と改ざんの歴史。①「家系図…

ChatGPTは自ら問いは立てられない

話題になってるAIのChatGPTだが自分には関係ないなと興味を感じなかった。 積極的に知ろうとはせず、日常生活の中でなんとなく目に入る程度の情報での先入観で、従来より高度な検索ができるAIという程度の認識だったが、次の見出しが目について記事を読んだ…

ミスマッチは錯覚を生み、錯覚は期待を生む

ビートたけしが討論番組の司会を始めたのが1989年のTVタックルから。 島田紳助が「サンデープロジェクト」の司会を始めたのも1989年。 どちらも政治経済を含めた社会のテーマを討論形式で展開するもので、他の出演者は各界のそれなりの重鎮が出るためただの…

友達は必要?

『友達の友達はみな友達だ、世界に広げよう友達の輪!』、こんな合言葉で始まっていたタモリ(森田一義)のテレホンショッキング。 https://ja.wikipedia.org/wiki/テレフォンショッキング 毎回、日替わりでゲスト(番組内では「テレフォンゲスト」と呼ぶ。…

多様化、分散化が意味すること

あまり深く考えずに使ってることばがある。 改めて考えてみたいのは多様化、分散化だ。 多様化分散化のイメージは、枝葉がどんどん伸びて広がる姿とダブるが、枝葉が伸びて広がっても幹は一つなのに対し、多様化分散化はその数だけ幹も多様化分散化してるよ…

テスラがキャズムを突破するか

2022年末から2023年の始まりにかけてEV(電気自動車)に関する話題が賑やかで、字面だけを追っているとEV失速かと感じられるものが多かった。 次の見出しを見ると、EVに出遅れたトヨタの逆襲なのか逆張りなのかそれとも捨て台詞かと思えた。 ガソリン車禁止…

逆張り的コメントが増えてる?

満員や渋滞や行列に対してどのようなイメージを持つかは人によって大きく分かれる。 基本的に好きな人は少ないだろうが、大勢の人が集中する理由に納得できたり共感できる場合には「しょうがない」と肯定的に捉えるだろう。 少数派(私が勝手に思ってるだけ…

グレた人の末路はグレさせた人に跳ね返ってくる

スペック競争をするならば価値があるのはNo. 1だけというのはなんとなく分かる。 スーパーコンピューターなんていうのはその代表格だろう。 一方、スペック競争と言っても使い勝手を競うような場合は、評価のポイントは少し違ってくる。 絶対性能が高くても…

どれが一番辛いか?

何をやってもうまく行かない。 一生懸命やってるのに結果が出ない。 うまく行かないや結果が出ないには、解釈に幅が生じるので個人差が大きい。 どんな目標や希望を描いているかも人さまざまだし。 頑張ってもうまく行かないには、騙されたり、冤罪の被害と…

循環vsコスト(≒効率)

太陽光発電やEVにネガティブな風が吹き始めている。 日本での太陽光発電に対するネガティブなイメージは政治や制度に対する不信や不満に起因することが多く、参入事業者の多くがその不備や盲点を利用し災害の発生につながってることも大きい。 推進派と抵抗…

データサイエンスという擬似餌

自分が高校生だったらたぶん意識したかもしれない。 5年前だったらもう少し印象が違ったのかもしれない。 そんな見出しが踊っていた。 データ系学部に人気、国公立大2次試験の志願倍率3.9倍 日本経済新聞 データを活用して課題解決策を探るデータサイエンス…

ロンダリングできないデジタルタトゥ

テクノロジーが発達しながらも、その処理がアナログ的だった20世紀は、ビジネスだろうと遊びだろうと根幹をなすのは人間関係であることに疑いはなかった。 人間関係は損得や好き嫌いを基本にしながらも、その判断に気まぐれが介入することも多く、肝心要の…

心を掴んで離さない偽情報は、退屈な真実に勝つ

偽情報が心を掴む場合とは、心配や不安や恐怖に関することが多い。 具体的な心配や不安や恐怖もあれば、漠然としたものまで含まれる。 偽情報には、心配や不安や恐怖を煽る場合と、心配や不安や恐怖から逃れるあるいは解消するようなものの両極端な二つに分…

信じる者は・・・

実際にあるかどうかよく分からないのにあると信じてるものがある。 運 心 運は、あるとかない以外に良い悪いと使うことも多い。 心もよく似てる。 運には他力本願の匂いもするが、実力や努力とも無縁ではなさそう。 実力や努力と関係するならば運は、天や神…