違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

即物的の反対の生き方

『即物的』という表現は反対語が分かりづらいが、反対の意味としては『理想や夢が感じられる』となるだろうか。 『日本人はエコノミックアニマルのようだ』、1965年(昭和40年)パキスタンのブット外相の国際会議の場でのことばだ。 『エコノミックアニマル…

最初から躓いているのにそのことに気付かないという現実

『中身で勝負』、そう思う人ほど中身が乏しいというのは悲しい現実。 『乏しい』と言うよりも『伝わらない』の方が相応しいかも。 どちらにしても中身が無いという扱いになる。 おもしろいかおもしろくないかを、じっくり時間を掛けて判断することが減ってい…

総合的な判断vs部分的な判断

患者として大きな総合病院や大学病院に行ってる人の多くは街のクリニックや医院から紹介状を出されてというケースが多いだろう。 クリニックや医院では対処できないから紹介状が出るという意味ではそれなりの症状を示していたはず。 私もある。 大きな総合病…

キャラを迷走させるな

キャラクターには一貫性や統一感を求めるのは自然なこと。 それが成り立つから小説やドラマの登場人物も成り立つ。 特に長期に渡るシリーズものでは。 しかし、現実社会ではキャラクターが一貫性や統一感を失うことはよくある。 それは、時代の展開や時代が…

火は使いよう

4月20日の記事。 上海モーターショーでアイス配布巡り中国人差別?…批判投稿相次ぎBMWが謝罪 中国上海で18日から開催中の上海モーターショーで、独BMWが来場客へのアイスクリームの配布を巡り、外国人と中国人で異なる対応をしたとして、中国のS…

5W1Hを分析したがる人

事件や事故が起きると気になるのがいわゆる5W1H、 When:いつ Where:どこで Who:だれが What:何を Why:なぜ How:どのように 事件や事故を複雑にしたり謎めかせるのは5と6を巡ってが多い。 推理小説や刑事ドラマでお馴染みのアリバイやトリックは5W1…

アドラー > マズロー

アドラー心理学では承認欲求の対立概念を他者貢献と位置付けるという話をYouTubeで見た。 さらにこんなことばも続いていた。 他者貢献とは自己満足だ。 ここで言う自己満足とは自分がしたいからする他人は関係ないという意味だが、他人に迷惑をかけても平気…

ABテストの功罪

仮説を証明するとまでは言えないが、より確信を高めるための手法にABテストがある。 広告やウェブマーケティングではオーソドックスな手法とされ、AとBの二つのパターンでどちらの方に世間が反応するかを調べる方法。 本来はどちらの方が反応が多いかを調べ…

2023WBCの効果

面白い記事があった。 弱者をバッシングする「弱者」 「ひろゆき論」書いた大学教授の警鐘 マイノリティーなどを「自らが弱者だと不当に主張して利権を得る人々」だと思い込んでいる、と言ってもいいでしょう。 と言っても有料記事で全文は読んでないが、全…

EV車の思わぬ弱点

航続距離に難があるとされるが排気ガスが出ないしガソリン車に比べてエネルギーコストも低いということで用途に関するミスマッチさえなければそれ以外にはデメリットなどなさそうなのがEVだと思っていたが、どうやら意外な弱点があるらしい。 それは車重で、…

ブレーキとアクセルを間違えて後悔する人が増えている

もう忘れた人も多いかもしれない出来事の続報が流れていた。 “湯換え年2回”老舗旅館「大丸別荘」運営会社など書類送検 公衆浴場法違反の疑い 公衆浴場法違反の疑いで書類送検されたのは、福岡県筑紫野市の老舗旅館「大丸別荘」の運営会社と亡くなった前の社…

親機と子機のような関係は、惑星と衛星の関係のようでもある

PCやiPadのサイズ感がちょうど良かった私にとってスマホは長らく小さ過ぎて魅力を感じなかったのでガラケー派だったが、時代の波には勝てずにスマホを持ったのが3年前。 使うには小さ過ぎるが、手軽に持ち歩くには大き過ぎるスマホにすぐウンザリするととも…

強みは時間差で弱みになる

今日こんな記事が出ていた。 富士通メインフレーム撤退で業界激震!レガシーシステム問題の深刻、企業の半数が刷新断念!? メインフレームとは大型の汎用コンピュータで、便利な仕組みを成り立たせているものだ。 富士通がメインフレームから撤退すると発表し…

エゴサーチという煩悩

エゴサーチなんて昔は簡単にはできなかったはず。 うわさ話を聞きつけて『おまえオレの悪口言ってるらしいな』とケンカが始まるようなストーリーは定番だったが、エゴサーチが可能になると物語の展開も変わるよななんて思い始めて、なんとなくエゴサーチを探…

ChatGPTのタブーは個人情報

出る杭は打たれるの杭のような状態になっているのがChatGPTで、そのツッコミどころは個人情報のようだ。 ChatGPT 各国で規制検討の動き 個人情報保護などの懸念から #nhk_news https://t.co/RUA7HeIOL1 — NHKニュース (@nhk_news) 2023年4月15日 記事の中か…

気分の影響を受ける周期説

何事も法則化するのが好きな人類は、さまざまなことに周期説を当てはめようとする。 一旦当てはめるとそれっぽく通用する。 7の倍数が多いように感じるのはラッキーセブンの影響のようにも感じるが、それ以外にも世界の七不思議や七つの大罪を始め、例えや…

世の中の変化を、使う道具の変化と捉えると

人間は道具を使う生き物だと言われる。 人間が道具を使えるのは、二足歩行動物であり手を体を支えるという目的以外に自由に使えたからで、そのことが脳の発達も促したからと言われている。 今でこそ道具にはハードウェアとソフトウェアがあることは皆の知る…

ChatGPTで仮説を楽しもう

仮説は実証して初めて真実となる、と誰かが言っていた。 仮説とは、それが実験や経験の積み重ねから生まれようが、単なる思いつきや当てずっぽうであろうが、気付くから仮説になる。 気付かなければ仮説は生まれない。 仮説には、超最先端の過去に人類の誰も…

ChatGPTの効果的な使い方

SiriやAlexaは一度も使ったことないし使おうとも思わなかった自分がChatGPTは使っていることを少し不思議に感じることがある。 おそらく無機質なものに向かって話しかけるということに心理的な抵抗があるような気がするが、じゃあ電話に特別な抵抗がないのは…

日本や日本人はどこに向かいたいのか?

昨日の各地の選挙結果やそれに関係する話が続々と出てくる。 そんな中から興味深いものをTwitterから拾ってみた。 私なりの賛成反対はあるのだがそれは抜きにして、日本はどこに向かうのかに関して人それぞれ思うことがあるだろうからその叩き台にして欲しい…

質問力を高めることはクリエイティブ

『時代は螺旋階段を描くように変化する』という考え方がある。 哲学者ヘーゲルの考えとして有名というのが世間の定説だが、ヘーゲルを読み解くのは難解なことでも有名。 そこでこの説を上手に分かりやすく現代に即して説明するような本などはないかと思いつ…

想定してるライバルが間違っているかも

弁証法が唱える法則の中に対立物の相互浸透というのがある。 何やら小難しく聞こえるが意味することはシンプルで分かりやすい。 対立し競っている者同士は似た者同士になるという意味。 人が他人を好きになったり嫌いになる理由として大きく二つがある。 自…

『百聞は一見にしかず』の逆転現象

カメラが日常に溢れた現在となっては何を今さらと思うのが百聞は一見にしかずだ。 カメラが特別な存在だった頃には、ことばでの説明を補完するために絵や図が用いられ、情報の受け手は最大限に想像力を働かせてイメージを膨らませていた。 想像は妄想になる…

自分のブログを読み返してる?

ふと思った。 ブログはインターネット上の日記という触れ込みで始まったんだよなと。 昔ながらの日記の場合、他人に読まれることを想定してるのは交換日記くらいで、その場合の相手は他人であって他人ではない。 それに対してブログは不特定多数の他人に読ま…

組織には馴染まない水平思考を忘れるな

情報化社会ということはデータ化社会でもある。 情報はデータであり、データは分析され解析され解釈される。 分析や解析にはデジタルデバイスや高度なソフトウェアやAIなどが活用される、最近だとChatGPTが注目を浴びている。 データや情報を分析したり解析…

知らない人が増えている

話を聞いたり本を読んで知らないことを理解できた場合は知識が増えたことになる。 知識の中には実行して経験して初めて身につくものも少なくない。 知識と経験が一体化して初めて『知っている』と言えるような場合に対して、知識だけあるいは知識すらない場…

陳腐化が加速する人間関係や情報

何かを始める時に、モチベーションを高めることを自分一人で完結できる人がいる。 自分一人でと書いたが、もちろん外部の情報を参考にするのはありだ。 ただその情報の取捨選択は自分だけで行うということだ。 こういう人は実際には少ない。 そうではない人…

コロナと共にエイプリルフールも去りぬ?

今年のエイプリルフールで印象に残ったのは小島よしおさんと駐日ジョージア大使のコラボで、微笑ましさも感じられるものだった。 そのコラボの締めくくりが次のツイート。 オッパッピーなエイプリルフールにお付き合いいただきありがとうございました。一日…

後から悔いるから後悔

暑いくらいに暖かい4月の始まりにも落とし穴が潜んでいるかもと考えてみた。 何かを始める場合、心地よいセールストークをキッカケに始まることは多い。 一旦生じた関係に継続的なランニングインセンティブやランニングコストが発生する場合、関係解消は簡単…