違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

アメリカ・世界

ここぞというタイミングで登場するトランプ氏

トランプ前大統領が2024年の大統領選に出馬するらしい。 前回2016年の大統領選で当選した際に世界のどの国よりも先にトランプ詣をしたのは今は亡き安倍晋三首相だった。 そのおかげか日本とアメリカは上手く行ってるように見えていた、異論は多いだろうが。 …

その雪だるまに骨格はあるか?

21世紀は、資本主義を前提としたグローバル化の加速で始まり、一定程度の飽和状態とでもいえそうな状態に近づいたのが2020年。 社会主義や共産主義でも経済が最優先になり、テクノロジーが支えるプラットフォームの普及で、いやでも世界の繋がりは深くなりつ…

11月の中国の『独身の日』は要注目

潤沢にエネルギーやモチベーションを振り向けることが可能ならばテクノロジーが向かう先は予想可能かもしれない。 耳にタコができるほど聞いた、IoTやAIや自動運転に関連する技術や活躍の舞台を宇宙にまで拡大する話などは全て、心置きなく資源やエネルギー…

国境の壁とバカの壁

日本で生活してると分かりづらいが、今のロシアを明確に非難してるのは人口比で世界の3分の1の国家に過ぎない。 ◆G20閉幕ロシア財務相がオンラインで出席するなか、ウクライナ侵攻への非難が相次ぎました。離席する国もでる異例の展開。ロシア制裁を巡り、下…

バクチの才能がある人は腕の見せ所

コロナによって世界中で人の移動に変化が起きていて、観光国や観光地は大きなダメージを受けるとともに、旅行業や輸送業(物流除く)にも大きなダメージが及んでいる。 それに加えて起きたロシアが仕掛けた戦争がどんなダメージをもたらすのか。 いまだにプ…

人間ってめんどくさい

コロナをなんとかしたいという思いは共通してるはずなのに、ワクチンを打つか打たないかという選択を迫られると分断が生じる。 ロシアがウクライナに侵攻し、一般市民の中でも弱者に該当するような人々に攻撃を加えていて世界はロシアを非難するが、非難の声…

陰謀論2022

1941年日本軍がハワイの真珠湾を攻撃したことでアメリカとの間に太平洋戦争が始まったとされる。 しかし、当時のアメリカのルーズベルト大統領は、日本軍が真珠湾攻撃をすることを事前に知っていた上でハワイには何も知らせずに攻撃させたという説は今も根強…

みんな自由やアメリカが好き

国同士のイデオロギーの対立などが激化すると、相手国の商品や製品をボイコットしがちで不買運動が盛り上がるが、その商品や製品が魅力的ならばその市場は需要に応じて新たに形成される。 ロシアでアップル製品価格が暴騰。ウクライナ侵攻を受けた販売停止の…

クーデターに期待するしかない!

ロシアが実際にウクライナに侵攻する少し前に書かれた記事がある。 全ロシア将校協会が「プーチン辞任」を要求…! キエフ制圧でも戦略的敗北は避けられない 2/16(水) この記事の中では、ロシアというよりもプーチンが何に腹を立てているのかが書いてある。 …

フェイクという虎穴

ペンは剣よりも強し、と思えばこそマスコミは強者と位置付けられる。 だから、マスコミには反権力、反権威、反体制の気概が求められる、と思っていた人も多いだろう。 少なくとも歴史を振り返るとそういう役割を果たした時代もあったことは感じられる。 しか…

GoogleTrendsで見るロシアウクライナ

Google Trendsウオッチャーの私としては毎日更新される『急上昇ワード』を2022年こそ毎日上位5つを記録しようと年初に決意していた。 急上昇ワードは過去に遡って知ることはできるが、遡れるのは最大30日なので、うっかりしてると意外と見落としが出る。 こ…

経済制裁vs核兵器

今回のロシアによるウクライナ侵攻への対抗策として世界は経済制裁を展開し始めた。 最初に動いたのはドイツだったのか? 「ドイツのショルツ首相は22日、ロシアとの新しいガスパイプライン(ノルドストリーム2)の認可手続きを停止すると発表した。ロシアが…

逃げるが勝ち!?

戦争の犠牲になるのはいつも一般人や戦闘の最前線や現場の兵士たちで、偉い立場の者ほど安全な場所から指令や命令を下す傾向にあるのは今も昔も洋の東西も問わない。 だからこんな疑心暗鬼が生まれるのは当然だ。 ウクライナ大統領「私はここにいる」 国外逃…

一周先を行ってるのか、それとも周回遅れか?

今読んでるこの本は話題にできそうなことが多そう。 この本から話題を一掴み。 調査対象は欧米だが、ブログの書き方の分析によると、ブログの言葉遣いには、厳然たるジェンダーの差が“一見”見えるらしい。 しかし、さらに分析すると、実際に存在するのはジェ…

グローバル化とOEM化とモジュール化の影響はまだ続く

今朝、パナソニック、テレビ事業を大幅縮小 中国TCLに生産委託、という記事が目に付いた。 この手のニュースはいつもだったら素通りするのだが、今日は素通りせずに掘り下げてみたくなった。 パナソニックが社名変更する前の松下電器だった頃、シャープやサ…

アメリカンドリームが消えたアメリカで何が起きてるか?

年末が近づくと今年の総括と来年の予測が話題になる。 経済の予測は株価や為替の予測で表現され、日本ではニトリの会長の予測がたびたび話題になる。 コロナなんか影も形もなかった2018年に取材を受けてこんなことを言っていた。 ――訪日外国人によるインバウ…

テスラに感じる浪花節

時々思い出したようにテスラの動向が気になる。 ハイテク&イノベーション分野の指標として興味深いから。 小難しい権利関係や特許という壁はあるにせよ、ライバルからはベクトルとして追い求める方向や必要となる力量は見えるはずの流れの中で、10年以上トッ…

アメリカvs IOC

2020東京オリンピックではさまざまな見苦しい不祥事が続出してるが、それらは日本国内の自浄能力では解決できずNBCの鶴の一声の結果、見苦しさの張本人が排除されてきた。 米国での五輪放映権を持つNBC小山田圭吾氏は知的障害のある同級生に排泄物を食べさせ…

(水平思考のススメ)東京オリンピックが開催されるのはアメリカ人がやりたがっているから!?

最近のマイブームは水平思考。 意識して身につけたいと思っている。 東京オリンピックに対して日本国内の世論は開催反対の声が多いように感じるが、政府を含めて関係各所は何がなんでも開催するぞと突っ走ってるように感じられる。 一般的な日本人が日常生活…

中国がアメリカを追い抜く時はもう迫っている!

昨日のブログで資本主義だけでなく民主主義も衰退してると書いたが、少なくとも岐路にあるのだろう。 書いてる時には気付かなかったが、だとしたら現在の米中の覇権争いにロシアなども加わった構図の行方は全く違ったものになるかもしれない。 ITの分野で急…

『日本の外からコロナを語る』を読んで(2)

今日紹介するのは、 2.上海(中国) 3.台北(台湾) 上海の話を書いてる筆者は在住歴20年のフリーライターで、コロナが危険だぞと認識されたのは2020年1月21日らしい。 上海を含めた中国のコロナ対策のキーワードは『悶』だったらしい。 悶死、悶絶、悶々、…

『日本の外からコロナを語る』を読んで(1)

わたしを含めて日本国内でドメスティックに生きてる人は、少々情報アンテナを広く張ってるつもりでも、実際には狭い偏った情報に振り回されていそうな気がするという話。 コロナに関しても、情報に基づいての行動や判断というよりも、自分の性格に基づいて楽…

クソどうでもいい仕事=Bullshit Jobs!

コンサル系の企業の採用面接では、『社会の役に立つ仕事がしたい』という志望理由は定番の一つらしいが、この傾向はコンサル系の企業に限らないだろう。 ちなみに、上記のような志望理由をあげた志望者に対して意地悪な面接官は『あなたが考える社会の役に立…

アプリがハブになり世の中が回りはじめてる!

全日空 国際線 夏ダイヤ公表 16路線運休など 座席数を約50%減 2021年1月26日 こういうニュースを聞いても、そりゃあそうだろうとしか思わなくなったが、コロナ前の世界は、ビジネスも遊びもグローバル化を前提として発展していた。 グローバル化を支えてい…

Mr.『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の死!

『日本(人)スゲー』と日本を礼賛するテレビ番組が一時期増えていたが、そういう番組に『腐っても鯛』の悲しいプライドを感じたり、若者にとってはもはやギャグとしか思えないかもしれないが、昔日本はジャパンアズナンバーワンと世界から思われていた時期…

『隠れ〇〇』というギャンブル!

アメリカ大統領選の鍵を握るのは『隠れトランプ』や『隠れバイデン』の存在と言われていて実態が見えづらいので、両者とも最後の最後まで逆転の可能性を秘めている。 当初『隠れトランプ』は、表立ってトランプ支持を表明するのは世間体を考えると憚られるか…

冴えないおじいさんを重鎮にする忖度と根回し

政治の世界では、どう見てもただの冴えないおじいさんにしか見えない言動をする人が妙に実力者だったりして影響力を行使する。 今朝見たものだけでもこんなものがあった。 鈴木大地氏の知事選出馬困難に 森喜朗氏から鶴の一声 来春予定の千葉県知事選を巡り…

格差の流動化は起きるか?

アメリカの大統領選が大詰めに入っている。 すでに期日前投票(郵便投票を含む)を終えた有権者が5000万人に達していて、最終的には有権者の65%にあたる1億5000万人が投票するとみられている。 これは過去最高になるらしい。 期日前投票の勢いは前回2016年…

Googleを提訴した司法省の総合的俯瞰的判断とは?

トランプ政権側が大統領選の切り札として出してきたともいわれるのがGoogle解体につながるかもしれない司法省の提訴。 【米司法省、Googleを提訴】https://t.co/w5l7EYlQp1米司法省は、米IT大手グーグルを独占禁止法(反トラスト法)違反の疑いで連邦地裁に…

日本国憲法改正が出来なければ、標的を日本学術会議に変更して攻撃する人々!

あんまり盛り上がってる感じがしないから忘れていたが、10月はノーベル賞の受賞者の名前が発表される月(授賞式は12月)。 日本人がノーベル賞を取ると国をあげて『日本スゲ〜』と反応するのに、その直前のタイミングで日本学術会議の任命拒否の問題が起きた…