最近本当に地震が多い。
地震の事を考えていたら、マグニチュードという単位が気になり調べてみた。
マグニチュードが 1 増えると、エネルギーは31.6倍違う。
マグニチュードが 0.2増えると、エネルギーは2倍違う。
数字から受ける印象とエネルギー量の差を考えると単位としてどうなんだ?
揺れて壊れる様を考えてる時に、フッと人間ピラミッドが頭に浮かんだ。
その他ピラミッドについて検索してみると、改めて面白いと思った。
数学的に面白いし、天文学との関連も面白かった。
そんなピラミッドからヒントを得て考えてみた。
藤原さんの話は面白くてためになる、藤原さん自体が面白い。
この数年、藤原さんは、”レア(希少)な存在であれ”と主張してる。
ちょっと長いけど。
レアであるということをピラミッドを使って考えた、ビジネスに限定せず、趣味嗜好も含めてイメージできるのではないかな。
人がピラミッド状に正規分布してるとするとどう見えるかだ。
ピラミッド自体が大きな正三角形であり、小さな正三角形で造られてるとすればという設定。
考え方は、下記の図のように正三角形(一人あたり1個)を配置する。
左から、1人の場合 、4人の場合、9人の場合
1人の場合1列(段) 、4人の場合2列(段)、9人の場合3列(段)となる。
X 個の正三角形を、この図のように並べていった場合の列(段)の数を Nとすると、X = N x N となり、最下段の正三角形の数は、N x 2ー1 となる。
考え方の参考にしたのは下記
100万人の人は、最下段1,999人で1,000段になる。
100万人の競技人口があるスポーツやゲームを考えると、最下段に位置するのは今日始めたばかりという人だろうか?
仮に野球の競技人口が100万人だとすると、プロ野球は育成枠を含め選手数は900名前後らしい。
ピラミッドに当てはめると、最下段に59名、30段存在する。
最下段の59名はまさに育成枠の選手だろう。
一軍のベンチ入りが1チーム25名だから、12球団で300名。
ピラミッドに当てはめると、
最下段に33名から35名、17、18段あるということだ。
つまり、プロ野球の選手としてベンチ入りのためには、今日始めたばかりの人は980段以上、上がらなければいけないということだ。
もちろん飛び級的に、一度に10段20段上がることはざらにあるだろう。
100万人というのを考えた時、もう一つイメージしたのは政令指定都市だ。
地方で1番は、東京では何番なんだろうと考えた時だ。
切りの良い数字で考えたいので、東京の人口を12,250,000 人と設定。
そうすると、最下段6,999人、3,500段存在する。
地方で1,000段目に位置してる人が、天下取るつもりで東京に出てきても更に上に2,500段あるということだ。
上に600万人以上いるということだ。
東京といっても、実際は首都圏として機能してると考えると対象は、25,000,000 人となる。
最下段9,999人、5,000段 で構成されてる。
なんでも首都圏に集中するわけだ。
どんなにマイナーな分野でも東京(首都圏)では、趣味嗜好が似てる人がリアル
に存在してることを感じられるが、地方だとそんな人いねーよで片付けられる
ことが多いというのも納得できた。
このピラミッドに当てはめて考えていると気付くのは、最下段に位置する層は、どんな人と定義すれば良いのだろうかということだ。
1つの尺度で推し量ることの無理感を感じる。
日常の中で、1つの尺度で序列をつけたり、判断したりするが、あまり意味がないかも。
常に、複数の異なる尺度(価値観)を持っておく必要があるだろう。
尺度が変わるとピラミッド上の位置は簡単に大きく変わるだろう。
幸せに見えてる人が、結構不幸だったり。
不幸に見えてる人が、結構幸せだったり。
このピラミッド的な捉え方は、いろいろ応用範囲が広そうな気が気がするので続編を考えたい。
だからタイトルは、ピラミッド的考察①とする。