違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ピラミッド的考察① 野球選手をピラミッドで表すとどうなるか

最近本当に地震が多い。
 
地震の事を考えていたら、マグニチュードという単位が気になり調べてみた。
 
マグニチュードが 増えると、エネルギーは31.6倍違う。
 
マグニチュードが 0.2増えると、エネルギーは2倍違う。
 
数字から受ける印象とエネルギー量の差を考えると単位としてどうなんだ?
 
揺れて壊れる様を考えてる時に、フッと人間ピラミッドが頭に浮かんだ。
 
 
その他ピラミッドについて検索してみると、改めて面白いと思った。
 
数学的に面白いし、天文学との関連も面白かった。
 
そんなピラミッドからヒントを得て考えてみた。
 
 
 
 
藤原さんの話は面白くてためになる、藤原さん自体が面白い。
 
この数年、藤原さんは、”レア(希少)な存在であれ”と主張してる。
 
ちょっと長いけど。

 
 
 
 
レアであるということをピラミッドを使って考えた、ビジネスに限定せず、趣味嗜好も含めてイメージできるのではないかな。
 
 
 
人がピラミッド状に正規分布してるとするとどう見えるかだ。
 
ピラミッド自体が大きな正三角形であり、小さな正三角形で造られてるとすればという設定。
 
考え方は、下記の図のように正三角形(一人あたり1個)を配置する。
 
 
左から、1人の場合 、4人の場合、9人の場合
    
1人の場合1() 、4人の場合2列()、9人の場合()となる。
 
 
 
X 個の正三角形を、この図のように並べていった場合の列()の数を Nとすると、X = N N  となり、最下段の正三角形の数は、N x 2ー1  となる。
 
考え方の参考にしたのは下記
 
100万人の人は、最下段1,999人で1,000段になる。
 
100万人の競技人口があるスポーツやゲームを考えると、最下段に位置するのは今日始めたばかりという人だろうか?
 
仮に野球の競技人口が100万人だとすると、プロ野球は育成枠を含め選手数は900名前後らしい。
 
ピラミッドに当てはめると、最下段に59名、30段存在する。
 
最下段の59名はまさに育成枠の選手だろう。
 
一軍のベンチ入りが1チーム25名だから、12球団で300名。
 
ピラミッドに当てはめると、
 
最下段に33名から35名、17、18段あるということだ。
 
つまり、プロ野球の選手としてベンチ入りのためには、今日始めたばかりの人は980段以上、上がらなければいけないということだ。
 
もちろん飛び級的に、一度に10段20段上がることはざらにあるだろう。
 
 
 
 
100万人というのを考えた時、もう一つイメージしたのは政令指定都市だ。
 
地方で1番は、東京では何番なんだろうと考えた時だ。
 
切りの良い数字で考えたいので、東京の人口を12,250,000 と設定。
 
そうすると、最下段6,999人、3,500段存在する。
 
地方で1,000段目に位置してる人が、天下取るつもりで東京に出てきても更に上に2,500段あるということだ。
 
上に600万人以上いるということだ。
 
東京といっても、実際は首都圏として機能してると考えると対象は、25,000,000 となる。
 
最下段9,999人、5,000段 で構成されてる。
 
なんでも首都圏に集中するわけだ。
 
どんなにマイナーな分野でも東京(首都圏)では、趣味嗜好が似てる人がリアル
 
に存在してることを感じられるが、地方だとそんな人いねーよで片付けられる
 
ことが多いというのも納得できた。
 
 
このピラミッドに当てはめて考えていると気付くのは、最下段に位置する層は、どんな人と定義すれば良いのだろうかということだ。
 
 
 
1つの尺度で推し量ることの無理感を感じる。
 
 
日常の中で、1つの尺度で序列をつけたり、判断したりするが、あまり意味がないかも。
 
 
 
常に、複数の異なる尺度(価値観)を持っておく必要があるだろう。
 
尺度が変わるとピラミッド上の位置は簡単に大きく変わるだろう。
 
幸せに見えてる人が、結構不幸だったり。
 
不幸に見えてる人が、結構幸せだったり。
 
 
このピラミッド的な捉え方は、いろいろ応用範囲が広そうな気が気がするので続編を考えたい。
 

 

 

だからタイトルは、ピラミッド的考察①とする。