違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

新陳代謝できてる?

Wikipediaでは、こう説明されてる。
 
新陳代謝(しんちんたいしゃ)とは、古いものが新しいものに次々と入れ替わることを言う。特に、健康法や美容法において「細胞の新陳代謝」などという使われ方をするが、これはしばしば生化学における代謝の意味ではなく、細胞自体の入れ替わりを意味する表現である。そして、新陳代謝は、生命維持に不可欠なものである。
「細胞の新陳代謝」の周期は部位によって異なる。
胃腸の細胞は約5日周期
心臓は約22日周期
肌の細胞は約28日周期
筋肉や肝臓などは約2ヶ月間の周期
骨の細胞は約3ヶ月周期
細胞の新陳代謝が正常であれば身体は3ヶ月で新しく生まれ変わる。
 
参考代謝

 

 
 
細胞が入れ替わっていても老化は進む。
 
入れ替わらないとどうなるのだろう?
 
 
 
 
芸能界では、2世3世のタレントがいっぱいいる。
 
名前で気づいたり、顔立ちが似ていて気づいたり、話題になり取り上げられることで分かったり。
 
新しい人が入ると言う意味では、新陳代謝が進んでると言えるが、その代わりに一般人から芸能界に入ろうとする人の枠を閉ざしてるのでは?
 
この枠が閉ざされた感は、一般社会にはかなり前から蔓延ってる。
 
この感じが芸能界にも及んだということは、芸能界が一般産業化したということだろう。
 
現役年齢の幅が広くかつその定員枠がいっぱいいっぱいなのと、本来新陳代謝で入れ替わらないといけない層が居座り続ける構造が制度として機能しているので新陳代謝が進まず、新陳代謝に伴い刷新されるべき価値観が刷新されず、全体として老化が促進するような状態になっている。
 
こんな世界でも同様なことが起きている。
 
 
入れ替わりが行われてる業種の代表格が、プロスポーツだ。
 
能力の限界や体力の限界がハッキリしてるからだろう。
 
イチローを見て、”いつまでも居座りやがって”とは誰も思わない。
 
 
新陳代謝が機能するところに身を置き、新陳代謝することが当然だと思える方が、心も体も健全だろう。
 
しかし、事は心や体の話ではない、組織の話だ。
 
新陳代謝の機能は、自然には備わらない。
 
むしろ伝統と称し変わろうとしない。
 
 
 
新陳代謝できないところに身を置いてるならば、生まれたばかりのところに移るか、自ら興すしかないだろう。