違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

博多の陥没事故から見える「金は天下の回りもの」を生み出すモラルリスク

博多陥没、タモリが予言!? 「ブラタモリ」で地盤の弱点見抜いていた

 

そもそも論として、地下開発をすることに無理があったのではという話になるのか?

 

 

 

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背景にピンハネ構造が透けて見えてくるようだ。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/ピンハネ

 

「労働の対価」としての「労賃」を等価交換で受け取っているという形態をとるので、一見、搾取は存在しないように見える。

 

 

ゼネコンとIT業界は構造が全く同じと言われる

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/デジタル土方

 

 

電通・博報堂の「大人数で来るバカ」「本当は自分では何もできない横流しバカ」

 

 

新規の融資も増えずかつ低金利の今、銀行は手数料と窓販に夢中。

 

業界激震!金融庁が銀行での保険窓販の手数料率開示を要請

 

 

ピンハネではないが、設備を売った後の保守管理業界も構造が似てる

 

<シンドラーエレベータ日本撤退>作るよりも保守する方がはるかに儲かるエレベータビジネス

 

 

高度経済成長を成し遂げた日本が行っていたのはまぎれもなく実業だった。

 

しかし、資本主義の高度化は、気がつかないように実業を虚業にシフトさせていた。

 

 

根底にあるのはモラルリスクだ。

 

モラルリスクを誘発しやすい社会になってきている。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/モラルリスク

 

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wilipediaは完全に意味を取り違えている。

 

ここに書かれてることは全部犯罪。

 

モラルリスクとは、自動車保険に対人無制限で入ってる人が、人をはねて死なせても全額保険で賄えるので、安全運転しなくても大丈夫と思う心理のようなことを指す。

 

あくまでも心の問題で、それ自体は犯罪ではないこと。

 

 

 

マネーゲームだけでなく管理の名目にかこつけてのピンハネや詐欺まがいビジネス。

 

 

金融ビジネスが舞台の場になるだけでなく、側面支援するように保険というシステムが機能していたりする。

 

いい加減なビジネスの裏には、真面目な顔した金融ビジネスがペロッと舌を出してる。

 

 

 

少し話がそれたので戻すと。

 

今回の陥没事故では、被害を受けたセブンイレブンが象徴的に映し出されていたが、出入りを制限された人や企業、通信を含めたインフラ面でダメージを受けた人や企業もあまり存在が見えないが被害者になる。

 

この落とし前は、どう決着が付くのだろうか?

 

 

 

陥没事故に対するJV各社の対応は、・・・

 

 

【博多駅前陥没】玄関前崩壊のセブンイレブンやシステム障害の銀行、補償はどうなる?

 

 

直接の賠償責任は福岡市が負うことになるのだろう。

 

そして、福岡市はJV各社に損害倍書を請求する。

 

JV各社は、保険で対応しようとする。

 

でも保険会社は、満額払おうとはしないだろう。

 

そもそもJV各社がちゃんと保険に入っているかも注目されるだろう。

 

 

そしてそれ以上に興味があるのは、被害を受けた人や企業が賠償請求する損害額をどう見積もってくるかだ。

 

被害者の中には、実態不明の人や企業が多分出る。

 

被害請求のための名義貸しとかも画策されてるだろう。

 

事故当日、あの道が通れなかったために大変な目にあったなんて主張もアメリカなら出るだろう。

 

 

この事故のおかげで、冬のボーナスが出るまたは増額という人もでるかも。

 

 

お金の面だけ見ると、誰が一番痛いのだろうか?

 

こうして、わけの分からないお金が回っていく。

 

<博多陥没>「きちんと補償を」資産価値下落、売上減などで

 

 

 

皆が賠償請求をいくらにしようかを考える中、地元のバス会社「西日本鉄道」は福岡市に損害賠償を請求しないだろう。

 

只1社今回の陥没事故の被害者でありながら、大きく評価を上げた。

 

博多駅前陥没で神対応「西日本鉄道」の何がすごいか?

 

 

追記 2016/11/19

 

損得勘定以外の価値を持つ経営者も意外にいそうだ。

 

博多陥没 「賠償金は必要なところに」受け取り辞退の経営者も