違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

写真あそび2:自作レンズフードで変則ケラレを楽しむ

前回、私がやっていたのはどうやらレンズフードと呼ばれるものの自作だったらしい。

 

レンズフード(lens hood)は、写真撮影においてレンズの前端につけて使われるアクセサリーである。レンズフレアを防ぐため、撮影画面外からの強い光線を遮断するのが本来の目的である

https://ja.wikipedia.org/wiki/レンズフード

 

 

 

このレンズフードを使う場合の注意事項として、ケラレに注意することがお約束らしい。

 

ケラレは次のような場合に発生する。

  • 不適切なレンズフードの使用、あるいは厚すぎるフィルター枠などによって画面四隅が暗くなる。
  • 画面サイズに対しイメージサークルの不適切に小さいレンズを用いて周囲が暗くなる。
  • コンバージョンレンズ等を付加して撮影するときに、画像全体に光が届きにくくなり周辺光量が低下する。

日本語では、下記のような現象も「ケラレ」という。

  • 内蔵ストロボを広角レンズと共に使った場合、近距離でレンズ鏡胴やフードにストロボ光がさえぎられて、部分的に暗くなってしまうこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/口径食#ケラレ

 

 

一般的なケラレは下記のようになる。

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http://review.kakaku.com/review/K0000416843/ReviewCD=536557/ImageID=92560/

 

 

 

私は、画像が円形に切り取られることで印象が強くなることが狙いで試行錯誤し始めたが、ケラレの画像で黒くなってる部分にも光を取り込ませ、変則的なボケをつくることを目的にしている。

 

今日、前回作った状態に加工を施しテストしてみた。

 

似てる画像を比較してみると、

 

前回のレンズフードで撮った3枚。

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今回加工したレンズフードで撮った3枚。

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加工前と加工後の違いは、どんぐりの背比べで大した違いがあるわけではないが、とりあえず加工後を良しとしたい。

 

光を通す素材数種類、例えばペットボトルやプラスチックを加工したり、サイズが合えば筒状のものであれば何でも応用が効くので試してみたが、どうやら素材の厚みがあったほうがおもしろいものが出来上がる気がする。

 

ペットボトルや薄手の素材を使った場合は、画像のボケ方に味がなく、薄っぺらい印象があるということがわかったことが収穫だった。