俳優の田村正和さんの引退が報じられた。
名優・田村正和が“引退宣言“「僕はもう十分にやったよ」 2018/4/28(土)
――もう田村さんの姿は見られなくなる。
「残念だけど、再放送を見てください。良い作品も、悪い作品もあるけど……」
およそ60年もの長きにわたり、俳優としての生き方を貫いた田村。多くを語らず、潔(いさぎよ)く――。なんとも彼らしい“男の引き際“となった。
田村さんの中での良い作品とは何だったのだろう?
私の中では、ダントツに『古畑任三郎』だ。
円熟の域に達したからこそできるコミカルな演技の妙があり、とぼけた雰囲気を醸し出しながら常に一歩先を読み、野暮な振る舞いをスマートにこなす名優だった。
つい最近何気なく衛星放送で再放送していた第40話「今、甦る死」(2006年1月3日放送)を見た。
藤原竜也が犯人役を演じているが、犯行のキッカケの一つが自身が小学生の時に書いた研究ノートを見つけたことで、その研究テーマが「完全犯罪」。
第40話の参考 :http://furuhata.fan.coocan.jp/contents/episode/40.html
小学生の頃に考えた完全犯罪プランを大人になって実行するというのが面白いと感じたし、子供が考えるから下らないとは言えないだろうなと思った。
結局、古畑任三郎に見破られるのだが。
大人になったことで忘れてしまってるが、今よりも子供の頃のほうがマシなことを考えていたのかもしれないということはたくさんあるかもしれない。
同じ理屈で、昔に考えたことだから旧すぎるという事も、実は少ないかもしれない。
ノーベル賞の受賞者の中には、ノーベル賞を獲れなければ"インチキ学者"呼ばわりと紙一重の人がいたかもしれない。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO03424910Z00C16A6TJN000/
表面的にはハードウェアのヒットに見えるが、そのヒットを実際に支えていたのはプラットフォームだという時代の幕開けは、1995年のwindws95からと言って良いだろう。
コンピューターのブラットフォームであるOSの重要性に早くから気付いていたビル・ゲイツ、一方1980年にはコンピューター界の巨人であったIBMがOSの自社開発を断念していた、ビル・ゲイツがその先見性で完全に世界をリードするまでに約20年掛かっている。
ビル・ゲイツに遅れてプラットフォームの重要性に気付いたスティーブ・ジョブズもプラットフォームに主眼をおいた戦略に舵を切り始め、リリースしたのがitunesでありipodだったがそれだけではヒットしなかった。
当初、itunesはmac上でしか使えなかったからだ、その後windows上でも動作するようにしたことでヒットに繋がった。
iphoneがイノベーションのように言われるが、実際はitunes+ipodの集大成であり、イノベーションはitunes+ipodの方であったのだ。
現代はプラットフォームの時代と言われてるが、水面下ではもうプラットフォームは旧いとばかりの取り組みも始まっているだろう。
我々は、功を奏したものしか目にしないし、リリースされて初めて知るものが多いが、その中には種を撒かれたのが何十年も前というものがたくさんある。
何もかもスピードアップし、日進月歩という言葉ですら遅れた言葉に感じる今日此頃だが、もっとのんびり構えるくらいが丁度良いのかもしれない。