違う見方

誰でもできるけど、自分にしかできないのが、判断するということ! 情報過多な現代は偏り(バイアス)も強いので思わぬ方向にずれていくこともある。そんなズレを修正したりブレーキをかけるために少し違う目線を持ってみたいという備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

肝心なノウハウは、目の前にある!

日常を、膨大な情報が流れている。

 

情報は、大きく2つに分かれる。

 

生まれてはすぐに消える、ただ流れていく(=フロー)だけな情報と、

 

賞味期限の長い、保存が効く(=ストック)情報とに。

 

フロー情報の発信や受信を目的にしてる(例えば新聞や週刊誌のような)場合を除けば、多くの場合ストック型の情報を発信したいと考えているだろうし、検索して探す情報もストック型の情報を求めるだろう。

 

では、ストック型の情報はどうやって作られるのだろうか?

 

検索の結果、アクセス数が多い情報がストック要素を満たしてるとは限らないが、アクセス数が多いという理由で消えずに残る(=見つけてもらいやすい)情報もある。

 

フロー情報は、単純にアクセス数を求めることが目的だが、ストック情報も結果的にアクセス数に頼ることになる。

 

ごく一部の緻密な戦略に基づいて発信される情報以外は、"下手な鉄砲も数撃てば当たる"を狙ってるとしか思えないものも多い。

 

これは、マスコミや企業が発信するものから個人が趣味で行ってるものまで、発信されてるものの多くに当てはまるだろう。

 

私も、少しはストックを意識したいとは思うが、反応はフロー型になってしまう。

 

そこで、ストックにつながるために必要なことを考えてみた。

 

 

ストック型の情報で、今ニーズが高いのは、『金(MONEY)』と『健康』の分野だろう、どちらも不満や悩みを抱えていれば今すぐ改善したいだろうから。

 

だからこそ注意しなければいけないことがある、昨日も引用したが、

 

溺れる人に藁をつかませる人。幡野広志 2018/6/5

はっきりいうけど、インチキ医療の勧誘は病院で説明される医師の難しい説明よりも、分かりやすくて親身なんですよ。正しい医師の難しくて正しい説明は、悪徳業者の分かりやすい簡単なウソに負ける。

 

『金(MONEY)』と『健康』の分野は、真剣に悩む人が多いから、そこに網を張っている人も多いのだ。

 

本当に大事なノウハウというのは、いつの時代も公開されている。

 

「それは、大事なノウハウだから教えられません」なんて言うものには、碌なものがないと考えて良い。

 

ただ、ややこしいのは、そんな肝心なノウハウは、知っているだけではどうしようもないということだ。

 

 

Amazonの創業者ジェフ・ベゾスには、原動力となる三つの考え方がある。

 

①常に顧客中心に考える

 

②発明を続ける

 

③長期的な視点で考える

 

小売の世界を激変させ、消費を一変させたジェフ・ベゾスの考え方は、シンプル故にいろいろなことにも当てはまりそうだ。

 

②の"発明を続ける"というのは、商品やサービスあるいはコンテンツを作り続けると置き換えれば良いだろう。

 

 

ジェフ・ベゾスがAmazonを立ち上げ、最初に取り組んだのが書籍の販売だが、それは書籍の販売が非効率だったからだ。

 

・需要予測が当たらない

 

・出荷された本の多くが返品される

 

ここに合理性を持ち込めないかと考えたのがジェフ・ベゾスで、そのためのプラットフォームがAmazonだ。

 

実は、この非効率とフローが関係性が高いように感じる。

 

売れないことが悪ならば、入り口の発信を制限すれば良いが、多くの人はなんとなく理解できるだろうが、魅力というのは引き立て役を必要とする場合が多いので、売れないということにも役割があると言える。

 

売れてるものに魅力があるかと言うと、単独では魅力を出せない場合が多いのだ。

 

見劣りする本があるからこそ、その隣で輝く本があるし、多くのタイトルが並ぶから本の陳列が華やぐ。

 

リアルな出版の世界には、一部のベストセラー作家が多くの新人や中堅作家を養ってるというエコシステムが存在していた。

 

Amazonは、コンセプトは立派だったが、その成功はこの出版界のエコシステムを壊すことで成り立ったため、リアルな出版の世界からネットの世界への移動が加速した。

 

尤も、Amazonが出版界のエコシステムを壊す前に、BOOK OFFなどの中古本店の出現が先に影響を与えていただろうが。

 

ちなみに、Amazonを立ち上げた当初、ジェフ・ベゾスは無在庫販売を考えていたが、すぐにその考えを改め、物流倉庫の充実に奔走し始めた。

 

無在庫販売をイメージしていたときは、要(かなめ)は広告宣伝という意味でのウェブサイトだと考えていたが、リアルな客との取引をイメージすると、お客がAmazonを真に認識するのは本が届いた時だと気付いたからだ。

 

ネットの世界でも、"下手な鉄砲も数撃てば当たる"的な競争が展開されてるが、需要予測を高めようとSEOのテクニックに躍起になってるが、おそらくノウハウを注ぐのはそこではない。

 

ネット上にたくさん存在するライバルコンテンツを自分の引き立て役にすることを考えたほうが良い。

 

たかがブログですら、発信する側になると、純粋な受信者だった時の目線を失うので、自分に足りないものが見えなくなる。

 

下記の記事は、アイドルの世界の話だが、この世界も競争は凄まじいが、そんなアイドルの世界で求められてることは、これからのすべての人気で競争する分野に求められることになるだろう。

 

 

SHOWROOM前田裕二が語る、「応援したくなる人」の三つの条件

一つはモチベーションが本物であることです。

 

二つ目は、自分を客観視してセルフプロデュースできることです。

 

三つ目は、実はこれが1番重要だと思っているんですが、ストーリーです。なぜかというと、ストーリーは拡散性を持つからです。

 

 

最近何かと話題になる「文字は分かるが文は読めない」という現象は、このように肝心なことがシンプルな言葉で表現されるほどに当てはまるだろう。

 

いつの時代も、肝心なノウハウは、目の前にある!