ツイッター社が、ロックされたアカウントをフォロワーに計上しない、つまり削除という作業を、今日(7月12日木曜)から始めたらしい。
私には関係ないこの話題が、タイムラインで多く流れてるので、世間の様子をツイッター検索で探ってみた。
削除されるアカウント数は、
【削除 数千万規模に】
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年7月12日
アメリカのツイッター社は、利用者が、意図的にフォロワー数を水増しするのを防ぐために、偽のアカウントによるフォロワーを数千万規模で削除すると発表し、利用者によってはその数が大幅に減る可能性があるということです。https://t.co/rPFXws85KR
全体で数千万のアカウントが削除されると、実際にはどういう影響が出るのだろうか?
ツイッター社は、こう見てる。
この影響により、多くの利用者の皆さんのフォロワー数から平均して4アカウント程度が減少するほか、一部の方はそれ以上のアカウント数がカウントされなくなります。
— Twitter Japan (@TwitterJP) July 11, 2018
こちらに関する詳細はブログをご参照ください。https://t.co/zBfVf2VpBd
これに、もう少し分析をプラスすると、こんな意見になるらしい。
木曜日からツイッターは大規模な偽アカウントの削除を始める。フォロワーをお金で買っている人を大規模に、普通の人も平均で6%という減り方をするはず。大事なのは:
— 堀 正岳(Lifehacking.jp) (@mehori) 2018年7月11日
1. フォロワーが減っても慌てない。おそらくは偽垢なので
2. そもそもフォロワーは買わない(笑)https://t.co/RDz8R3P2b8
実際に下がったと実感してる人を探すと、
偽アカウントというのがよく分からなくて、ポカーンとしている。そうこうしてるうちにフォロワーさんが一気に15人ぐらい減った。
— 来福堂 (@KihoRaifuku) July 12, 2018
そもそも偽アカウントとは?
ツイッターは、11日、フォロワーから偽アカウントを世界で削除と発表=数千万件に上る見通しで削除は、12日に始まる。削除対象は、投稿数が急激に増えるなどした不審なアカウント。対象のアカウントを凍結した上で利用を続けているかどうかを確認する 2018/7/12 - 共同通信 https://t.co/K1IbcgZtTD
— 紀藤正樹 MasakiKito (@masaki_kito) July 12, 2018
ところで偽アカウントって何のために作るのだろうか?
元カノに偽アカウントで私の事どう思ってるか、バレない程度に聞いたんだけど「優しそうで可愛い!」って言ってもらった😌おまけに私と彼氏の事「めっちゃ応援してる訳ではないけど2人の幸せが続くといいな」とも言われた😌でもな、私はお前の事一生許さねえよ😌人生そんなに甘くねえぞ出直せメスブタ
— (セーラー服の)みょん子🔪 (@ynn_vivi) July 7, 2018
やっぱり、王道を行くのは隠れてコソコソ行動するためだと感じるが、問題になっているのはこういうのではないだろう。
Twitter社は偽アカウントを一斉削除するそうです。俺ら終わったな。
— ニューガーデンbot (@BotNewgarden_jp) July 12, 2018
私には、いまいちよくわからないのがbotと言われる種類のもの。
今回の削除の対象にもなってるらしいが、botが目の敵にされるキッカケの一つが2016年のアメリカ大統領選挙にあるらしい。
今回の措置は、全世界に及んでいるようだが、一足先に今年の2月にアメリカではbotアカウントの削除を行っていたようだ、やっぱり政治的な理由は大きそうだ。
Twitterのbot削除 右派に大打撃 (NewSphere) https://t.co/LmdxPBGfdq
— BLOGOS編集部 (@ld_blogos) February 24, 2018
[ウェブ] #Twitter #blogos
ツイッターをビジネスに活用し始めた頃は、"楽して儲かる"がキーワードで、そのためにbotを活用するようになったらしいという話が下記で2011年に書かれたものだ。
フォロワー1人165円は得か損か。ツイッターボットと都市伝説
ツイッターで楽して儲けることができるか、通販サイトでボットを使った集客に挑戦しました
ツイッターボットを否定しているのではありません。工夫もなく垂れ流す、すなわち「楽して」も得られる果実は少ないということです。
フォロワーを集めるのは、売上を効率よく上げたいという目的のためだったのが、やがてフォロワー数を増やすことが目的化して今に至っている。
その結果、フォロワー数が多いことを高く評価するビジネス論が展開されるようになり、フォロワー数が多い人はインフルエンサーと呼ばれるカリスマに祀り上げられるようになった。
多くの人が、半信半疑ながらもフォロワー数は一つの尺度として機能するようになっている。
偽アカウントの存在が如実に浮き彫りになるが、おそらく広告に基づいた企業アカウントやメディアアカウントだと思います。もし必要でしたら、弊社アカウントのフォロワー数の変化を、研究や検証にお使いください。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) July 12, 2018
ところで、偽アカウントを削除するということは、良いことであって悪いことではないように思えるのだが、
ツイッター株が急落、偽アカウント停止がユーザー数に与える影響懸念 https://t.co/N6SbhX7kNz pic.twitter.com/FI4FWNpC6j
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) July 10, 2018
もしかしたら、経済も政治も後ろめたい理屈で動いているのかもしれない。