違う見方

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Twitterの偽アカウント削除について

ツイッター社が、ロックされたアカウントをフォロワーに計上しない、つまり削除という作業を、今日(7月12日木曜)から始めたらしい。

 

私には関係ないこの話題が、タイムラインで多く流れてるので、世間の様子をツイッター検索で探ってみた。

 

削除されるアカウント数は、

 

 

全体で数千万のアカウントが削除されると、実際にはどういう影響が出るのだろうか?

 

ツイッター社は、こう見てる。

 

 

これに、もう少し分析をプラスすると、こんな意見になるらしい。

 

 

 

実際に下がったと実感してる人を探すと、

 

 

そもそも偽アカウントとは?

 

 

ところで偽アカウントって何のために作るのだろうか?

 

 

やっぱり、王道を行くのは隠れてコソコソ行動するためだと感じるが、問題になっているのはこういうのではないだろう。

 

 

私には、いまいちよくわからないのがbotと言われる種類のもの。

 

今回の削除の対象にもなってるらしいが、botが目の敵にされるキッカケの一つが2016年のアメリカ大統領選挙にあるらしい。

 

今回の措置は、全世界に及んでいるようだが、一足先に今年の2月にアメリカではbotアカウントの削除を行っていたようだ、やっぱり政治的な理由は大きそうだ。

 

 

ツイッターをビジネスに活用し始めた頃は、"楽して儲かる"がキーワードで、そのためにbotを活用するようになったらしいという話が下記で2011年に書かれたものだ。

 

フォロワー1人165円は得か損か。ツイッターボットと都市伝説
ツイッターで楽して儲けることができるか、通販サイトでボットを使った集客に挑戦しました

ツイッターボットを否定しているのではありません。工夫もなく垂れ流す、すなわち「楽して」も得られる果実は少ないということです。

 

フォロワーを集めるのは、売上を効率よく上げたいという目的のためだったのが、やがてフォロワー数を増やすことが目的化して今に至っている。

 

その結果、フォロワー数が多いことを高く評価するビジネス論が展開されるようになり、フォロワー数が多い人はインフルエンサーと呼ばれるカリスマに祀り上げられるようになった。

 

多くの人が、半信半疑ながらもフォロワー数は一つの尺度として機能するようになっている。

 

 

ところで、偽アカウントを削除するということは、良いことであって悪いことではないように思えるのだが、

 

 

 

もしかしたら、経済も政治も後ろめたい理屈で動いているのかもしれない。