日本で生きていると、確実に感じる"同調圧力"と"予定調和"。
これらは、世間が課しているのか、それとも自分自身が原因で起こる自縄自縛なのだろうか?
個人的には高校生以降で同調圧力で苦労した事はない。日米で大した違いも感じない。同調圧力って、遺伝と大人になるまでの環境で決まる性格で勝手に感じているものなのでは、と思っている。 https://t.co/ESWvFqiCcs
— Willy OES (@willyoes) August 26, 2018
こんな記事が、一部で話題になっていた。
帰国子女の娘がクラスで浮いた存在に… 鴻上尚史が答えた戦略とは? AERA dot.
【鴻上さんの回答】こういう質問に答えるため連載を始めた
来ましたね。ある意味、僕がほがらか人生相談を始めた理由の質問がいきなり来ました。じつは、こういう質問に答えるために、僕はこの連載を始めたいと思ったのです。
この鴻上さんの回答を巡って賛否がTwitter上で話題になっていた。
鴻上尚史「「みんなが同じになろう」という「同調圧力」は、日本の宿痾(しゅくあ)です」(AERA)https://t.co/SpItKgEo3x「『宿痾』おどろおどろしい漢字ですね。広辞苑さんによれば『ながい間なおらない病気』です。もう少し正確に言うと、『同調圧力の強さ』と『自尊意識の低さ』が『宿痾』です」
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) August 22, 2018
敵(日本的な「世間」)への分析(同調圧力と自尊意識の低さ)とその戦い方を示唆する、見事な回答でした。なにより読みやすいし、夏休み明けで学校へ行きたくない人にもぜひ薦めたい。
— たられば (@tarareba722) August 26, 2018
帰国子女の娘がクラスで浮いた存在に… 鴻上尚史が答えた戦略とは? https://t.co/PQA1eRFrr5
同調圧力は、いじめの原因かもしれないという指摘もある。
私が心配しているのは、「単なる同調圧力」で済むケースなのかということ。服装を口実にしたイジメであった場合、服装を変えても、クラスで無視されるなどの嫌がらせが延々と続く可能性がある。 https://t.co/CB1rD06ZsO
— 木村草太 (@SotaKimura) August 26, 2018
高校野球もプレーだけを見てると気付かないが、周りをじっくり見ると突っ込みどころが多いと気付く。
昔だったら気付かないことに、今だったら気付く。
#久米宏 氏
— たけたけ (@taketake1w) August 21, 2018
高校野球には同調圧力を感じ違和感があった。丸刈りや応援も本当はやりたくない子もいるはずなのにそんな声は上げにくい。学校教育には多様性を軽んじる側面がある
真夏に甲子園という大会方式も変えていく必要がある。集団行動が苦手な人にも目を向けるようなものであってほしい#kume954 pic.twitter.com/bWhUL6BMJh
そして、"同調圧力"や"予定調和"のイベントとして相変わらずの存在感を醸し出すのが、24時間テレビ「愛は地球を救う」だが、そんな"同調圧力"や"予定調和"は、"罰ゲーム"の演出にも一役買っているという意見がこれだ。
まさにその通り https://t.co/ChiVm0Lpak
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 26, 2018
このツイートのリンク先記事には、こんな事が書いてある。
毎年思うことだが、マラソンやトライアスロンを「罰ゲーム」のように扱うのは、もう時代遅れだろう。
言われてみると、"同調圧力"や"予定調和"の延長線上に、"いじめ"があり、それが"罰ゲーム"に繋がるように見える。
日本の"罰ゲーム"は、ガラパゴスだという指摘が下記だ。
日本と海外の罰ゲームに違い 「お仕置き」スタイルは日本と韓国だけ
日本ではクイズやゲームに失敗した人が、まったくゲームとは別の「お仕置き」を受け、そのリアクションを見て楽しむというのが基本形。一方、海外では、まず賞金などを獲得するという目的があり、失敗すると罰を受けるのが主流なのだそうだ。
海外では賞金をもらえるといった目的がないと、視聴者が「だから何?」とついていけないのだという。長谷川氏は、日本のような罰ゲームのスタイルを取っているのは、韓国だけだと語る。
世界的に巻き起こるMeToo運動だが、日本は少し違う印象があるのは、差別やハラスメントの背景にあるものが違うのかもしれない。
日本では、"空気"がつくる"予定調和"や"同調圧力"(逆もありうる)が、差別やハラスメントの背景にあるのかもという点で、独自のガラパゴスになるのだ。
だから、こんな話に繋がる。
正直に打ち明ければ、とんねるずの持つスクールカースト的パワハラ感が昔から本当嫌いでした。実はそれがまさにテレビ的な感覚だったという記事の指摘。それが敬遠されるようになったんだとすれば、とても健全な流れだと思います。/とんねるずがここまで時代錯誤になったワケ https://t.co/Udifownu4z pic.twitter.com/SffJNuZEB2
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) August 26, 2018
リンク先の記事を見ると、こんな事が書いてある。
『みなさん』が終了して、とんねるずが窮地に追い込まれているのは、彼らが根城にしてきたテレビ界や芸能界という「業界」そのものが、人々から見捨てられつつあるからなのだ。
こうして今、時の流れや、時代の変化に抗えず、各界で断末魔が悲鳴を上げているように感じる。
政治家がわざわざ「正直、公正」を宣言する光景に驚いたが、それを言ったら「反発が党内に根強い」ので封印するのだという。「万引き防止」のポスターを貼ったら、店員みんなで「剥がせ」と怒っている状態。異様。https://t.co/c4In6GUs0M
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) August 25, 2018
こんな言葉がある。
正義なき力は暴力、力なき正義は無能。
日本が良い方向に向かっているのか、そうではないのかは、まだわからない。