違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『貴乃花問題』は、自分を写す鏡!

昨年末、弟子に対する日馬富士の暴行事件を警察沙汰にしたことで相撲協会と揉め始めた様子を見て貴乃花親方は無口な半沢直樹というエントリーを書いたが、その中でドラマのラストと重ねて、心配点を上げていた。

 

半沢直樹“最終回、幻のラストシーン”(1)「頭取、そりゃないぜ」と思ったら意外な出向理由が

「半沢直樹次長に出向を命じる」

 

本来のシナリオでは、あったはずのシーンがカットされていた。

 

半沢は「俺はもっと上に行って、やることがあるんだ」と宣言し、目指すは頭取であった。

 

 

今年の春にはこう言われていた。

 

 

貴乃花親方を待ち受ける「第2の大鵬」の悲劇  2018年4月12日

「5階級降格」という屈辱を味わった“平成の大横綱”。その姿に、「理事長になれなかった“昭和の大横綱”」を重ねる角界関係者は少なくない。

 

 

ここから下はしばらく、巷で噂される貴乃花に関するゲスの勘ぐり劇場を紹介します。

 

 

 

 

理由はどうであれ、不遇を被ると、脚元が崩れることは決して珍しくなくなる。

 

 

 

貴乃花の振る舞い方が非難されるが、なぜここまでの対立を生むのかといえば、結局カネの問題に行き着くという説は根強い。

 

 

 

 

ここまでは、家庭の外の話だが、内もあまり違わなそうだ。

 

 

 

 

“血”は水より濃いだけに、可愛さ余って憎さ百倍となるのかもしれないし、そもそも血が繋がらなければ・・・・。

 

貴乃花夫妻に「結婚以来最悪の関係」との評、景子さんの今

この8月に花田氏が倒れ意識不明になった時も、景子さんは“弟子が行けばいい。私はほかに用事があるから”と見舞いにも行かなかったようだ。

 

「景子さん、アナウンサー時代の友人らとの飲み会も増えていて、けっこうお酒のピッチも早いそうです。昔はそんなに飲まなかったと思うんですが…」(景子さんの知人)

 

景子さんは最近、相撲部屋のおかみとしての仕事よりも、個人の講演や執筆活動を増やしているという。“もう夫に生活は頼らない”という動きなのか──。

 

今までは、弟子の教育や協会理事長など、夫婦で同じ目標があった。子育てを終えた夫婦がよく熟年離婚を選ぶように、“同じ夢”を失った夫婦は脆い。

 

 

若い人は知らないだろうが、

 

貴乃花親方26年ぶり“一面クラッシャー”にスポーツ紙大パニック!

1992年の日本シリーズは黄金期の西武ライオンズと、野村克也監督率いるヤクルトが激突し、“史上最高の日本シリーズ”といわれるほどの熱いシリーズでした。10月26日の第7戦で勝利を収め、日本一に輝いたんです。ところが……」(前出のスポーツ紙デスク)

翌10月27日のスポーツ紙一面の見出しを飾ったのは、「西武日本一」ではなく、「貴花田・宮沢りえ婚約」だった。

「当時の貴花田は20歳で、兄の若花田とともに大相撲ブームを牽引していました。宮沢りえも、19歳で人気絶頂の時でしたから、ビッグカップルの誕生に、大フィーバーとなりました」(女性誌記者)

だが結局、2人はわずか2か月で破局。西武はその割を食う形となったわけだ。

 

 

貴乃花と宮沢りえの婚約は、報道番組「ニュースステーション」のスクープで司会の久米宏さんの横に二人が並んでいたことを思い出す(私の記憶によると)。

 

当時の二人は、本当にお似合いの二人だった。

 

 

 

 

 

二人の破局には諸説あるが、概ね貴乃花が捨てたことになっているが、

 

 

 

 

今回の貴乃花の協会からの引退を受けて、

 

 

 

とまあこんな状態で、これらのゲスな意見にそれぞれ賛否があり、喧喧諤諤(けんけんがくがく)している。

 

 

 

本当に言いたいのはここからで、

 

なぜ貴乃花の話題がこんなに盛り上がるかと言えば、今の日本では貴乃花のように間違ってることを正そうとする人達と、間違っていても既に機能してるシステムは継続させたいと考える人々がせめぎ合いをしているのだ。

 

 

旧いシステムを守ろうとするのは既得権益者であり且つ権力を持っている立場の人々なのに対し、旧いシステムに搾取されてると感じてる人々はシステムを変えたい(変わって欲しい)と願っている。

 

だから、多くの人が、自分の置かれた立場に照らし合わせて感情移入しながら反応しているのだと感じられる。

 

何に感情移入するかと言えば、

 

間違いを正そうとする者は、毅然と正々堂々と振る舞おうとするが、ちょっとした不備やつまずきで足を掬われる。

 

それに対して、旧いシステムを守る人々は、のらりくらりと核心をはぐらかしながらも体裁だけはきちんと整えるので、なかなか壊れない。

 

しかし、この感情移入の反応は無意識に近い本能的なもので、あまり自覚は持っていないかもしれない。

 

私が興味あるのは、今後貴乃花がどのような生き方をするかであり、相撲及び相撲協会がどうなっていくかだ。

 

私は、貴乃花に頑張って欲しいと思う立場だ。

 

こういう争いが日本だけでなく世界中で起きている。