昨年末、弟子に対する日馬富士の暴行事件を警察沙汰にしたことで相撲協会と揉め始めた様子を見て貴乃花親方は無口な半沢直樹というエントリーを書いたが、その中でドラマのラストと重ねて、心配点を上げていた。
半沢直樹“最終回、幻のラストシーン”(1)「頭取、そりゃないぜ」と思ったら意外な出向理由が
「半沢直樹次長に出向を命じる」
本来のシナリオでは、あったはずのシーンがカットされていた。
半沢は「俺はもっと上に行って、やることがあるんだ」と宣言し、目指すは頭取であった。
今年の春にはこう言われていた。
貴乃花親方を待ち受ける「第2の大鵬」の悲劇 2018年4月12日
「5階級降格」という屈辱を味わった“平成の大横綱”。その姿に、「理事長になれなかった“昭和の大横綱”」を重ねる角界関係者は少なくない。
ここから下はしばらく、巷で噂される貴乃花に関するゲスの勘ぐり劇場を紹介します。
現役時代、貴乃花に勝てなかったり八百長に加担してくれなかったことを恨んでる奴らが、今復讐してるって、貴闘力さんが言ってた。自分も子供を盾に脅された話もしてた。 相撲協会、酷いなぁ
— りん (@GVBZ0eCczMacxBO) September 26, 2018
#貴乃花親方
貴乃花親方の兄弟子の貴闘力が色々話してくれてる
— 鉄分 (@qPy4A8RE9J7uzNI) September 26, 2018
「協会から変なこと言ったら子供いじめるよと言われた。自分がクビになる時に理事が全員いる前で、協会に不利益を被るようなことを言ったらお前の子供が相撲取りになるんだから静かにしとけと言われた。だから今まで黙ってた」#貴闘力#貴乃花親方
理由はどうであれ、不遇を被ると、脚元が崩れることは決して珍しくなくなる。
外から失礼します。はっきり圧力あるって仰ってますよね。なのにミヤ⚪️屋もエ⚪️リィでも言う事聞かない貴乃花が悪いみたい取り上げ方をして、違和感しかないです。某グループの解散の時を思い出します。
— あむ&だぱ (@wfsNMn65wxVETqM) September 26, 2018
貴乃花の振る舞い方が非難されるが、なぜここまでの対立を生むのかといえば、結局カネの問題に行き着くという説は根強い。
多分、星の貸し借りをやって相撲の勝敗を操作してるのが協会側で、貴乃花の弟子たちはガチンコで強い。
— 詐欺サイト撲滅@拡散希望 (@XkRi74go63tlQe8) September 26, 2018
八百長で金儲けしてる連中には貴乃花が目障りだから、圧力かけてるんだろう。
相撲賭博が裏に絡んでるかもな。金が絡んでないとここまでムキになる理由がない。#貴乃花#貴乃花親方#相撲
協会が賭博の胴元と仮定したら、星の貸し借りで相撲の勝敗を操作できると、儲けを操作できる。
— 詐欺サイト撲滅@拡散希望 (@XkRi74go63tlQe8) September 26, 2018
貴乃花がガチで相撲をやると安定した利益が稼げない。
くらいしかここまで異常にムキになる理由がないわ。
まああくまで想像の域を出んが。#貴乃花親方#貴乃花#相撲協会
ここまでは、家庭の外の話だが、内もあまり違わなそうだ。
とにかくこれだけは言えます。私は貴乃花より、テレビで弟のことをペラペラと喋る兄貴と母親と靴職人なのかタレントなのか良く分からん息子の方がヤバイと思います。
— GO!ヒロミ44' (@gohiromi44) September 27, 2018
“血”は水より濃いだけに、可愛さ余って憎さ百倍となるのかもしれないし、そもそも血が繋がらなければ・・・・。
この8月に花田氏が倒れ意識不明になった時も、景子さんは“弟子が行けばいい。私はほかに用事があるから”と見舞いにも行かなかったようだ。
「景子さん、アナウンサー時代の友人らとの飲み会も増えていて、けっこうお酒のピッチも早いそうです。昔はそんなに飲まなかったと思うんですが…」(景子さんの知人)
景子さんは最近、相撲部屋のおかみとしての仕事よりも、個人の講演や執筆活動を増やしているという。“もう夫に生活は頼らない”という動きなのか──。
今までは、弟子の教育や協会理事長など、夫婦で同じ目標があった。子育てを終えた夫婦がよく熟年離婚を選ぶように、“同じ夢”を失った夫婦は脆い。
若い人は知らないだろうが、
貴乃花親方26年ぶり“一面クラッシャー”にスポーツ紙大パニック!
1992年の日本シリーズは黄金期の西武ライオンズと、野村克也監督率いるヤクルトが激突し、“史上最高の日本シリーズ”といわれるほどの熱いシリーズでした。10月26日の第7戦で勝利を収め、日本一に輝いたんです。ところが……」(前出のスポーツ紙デスク)
翌10月27日のスポーツ紙一面の見出しを飾ったのは、「西武日本一」ではなく、「貴花田・宮沢りえ婚約」だった。
「当時の貴花田は20歳で、兄の若花田とともに大相撲ブームを牽引していました。宮沢りえも、19歳で人気絶頂の時でしたから、ビッグカップルの誕生に、大フィーバーとなりました」(女性誌記者)
だが結局、2人はわずか2か月で破局。西武はその割を食う形となったわけだ。
貴乃花と宮沢りえの婚約は、報道番組「ニュースステーション」のスクープで司会の久米宏さんの横に二人が並んでいたことを思い出す(私の記憶によると)。
当時の二人は、本当にお似合いの二人だった。
まだ昭和の余韻が残っていた平成4年(1992)、人気絶頂だった相撲の貴花田(現貴乃花親方)と宮沢りえとの婚約会見。26年前なので知らない人もいるかもしれません。宮沢りえさんの笑顔と目が好きな人を見る時のもので、ピンクのオーラが写真からも見えますw 心から好きだったのだろうと思います。 pic.twitter.com/dODAwD6MON
— BEのぶ(米澤光司) (@yonezawakouji) September 23, 2018
貴乃花のこと、別に嫌いでもなんでもなかったけど
— けめこ ロービジョン (@nico00814) September 25, 2018
宮沢りえとの 婚約を
「 愛情がなくなった」 と突然解消した時に感じた違和感....
それと同じような違和感しか感じない。
洗脳騒動 みたいなのもあったね。
二人の破局には諸説あるが、概ね貴乃花が捨てたことになっているが、
なんか誤解してる人がいる。
— MOMONEKORIN (@roseangel1698) September 26, 2018
貴乃花は宮沢りえを捨ててない。その逆。
りえママに頼まれた美○憲○が婚約解消するようにりえを説得したんだよ。結婚するのをやめたんのはりえ側。美○憲○がそう言ってたんだからね。
今回の貴乃花の協会からの引退を受けて、
こんなことになるんだったら宮沢りえと結婚しときゃよかった
— 貴乃花親方 (@croissant1st) September 25, 2018
とまあこんな状態で、これらのゲスな意見にそれぞれ賛否があり、喧喧諤諤(けんけんがくがく)している。
本当に言いたいのはここからで、
なぜ貴乃花の話題がこんなに盛り上がるかと言えば、今の日本では貴乃花のように間違ってることを正そうとする人達と、間違っていても既に機能してるシステムは継続させたいと考える人々がせめぎ合いをしているのだ。
旧いシステムを守ろうとするのは既得権益者であり且つ権力を持っている立場の人々なのに対し、旧いシステムに搾取されてると感じてる人々はシステムを変えたい(変わって欲しい)と願っている。
だから、多くの人が、自分の置かれた立場に照らし合わせて感情移入しながら反応しているのだと感じられる。
何に感情移入するかと言えば、
間違いを正そうとする者は、毅然と正々堂々と振る舞おうとするが、ちょっとした不備やつまずきで足を掬われる。
それに対して、旧いシステムを守る人々は、のらりくらりと核心をはぐらかしながらも体裁だけはきちんと整えるので、なかなか壊れない。
しかし、この感情移入の反応は無意識に近い本能的なもので、あまり自覚は持っていないかもしれない。
私が興味あるのは、今後貴乃花がどのような生き方をするかであり、相撲及び相撲協会がどうなっていくかだ。
私は、貴乃花に頑張って欲しいと思う立場だ。
こういう争いが日本だけでなく世界中で起きている。