違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

【悲報】世の中は、『反面教師』で溢れてる!

昨日、ストレスについて考えていた流れで、ストレスと言えば人間関係だろうと思ったので、人間関係を切り口にしてみた。

 

オーソドックスな人間関係として"友達"を入り口にしてみたい。

 

Google Trendsで"友達"を検索可能な2004年以降で見ると、

 

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どんどん検索数が増えている。

 

関連するトピックやキーワードを見ると、

 

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勝手なイメージだが、現代の友達像が見えるような気がする。

 

友達を求めながらも、友達は多くなく、その関係はライトなもの。

 

喜怒哀楽の感情を誰に伝えるかと言うと、代表格は友達だと思いがちだが、現代はそうではないかもしれない。

 

この"友達"と似たカーブを描くものを探していたら、こんなワードがヒットした。

 

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関連するトピックやキーワードを見ると、

 

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上位には"友達"は出てこないが、身近な人間関係に対して感じることが増えているのが"ムカつく"という感情のようだ。

 

 

現代人は、仕事とプライベートの区別をすることが当たり前になっているので、人間関係にも仕事とプライベートの区別が起きているだろう。

 

選ぶことができるプライベートの友達関係ですら問題を抱えることが多いとするならば、選ぶことができない場合もある仕事上の人間関係では、もっと悩みは多くなるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

仕事上の人間関係は言うに及ばず、フラットで対等な関係だと思える友達関係にも、時間の経過とともにフラットではない関係性が生じることがある。

 

 

上↕︎下

 

左↔︎右

 

前↔︎後

 

優↕︎劣

 

敵↔︎味方

 

の関係性が生じたり、隠れていたものが露呈したりすることがある。

 

 

 

 

 

Google Trendsで遊んでいると、ずっと緩やかに増え続けている関係性を示すワードがあった。

 

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これも現代を象徴するワードと言えるかもしれない。

 

究極の“他人”の関係が村八分だ。

 

 

 

 

良好な人間関係を感じさせるワードに、"人脈"というものがある。

 

ただの知り合いや友達関係より濃密で、単に仕事の取引があるという以上に利害を共有でき、損得を越えて成り立つ関係だ。

 

しかし、友達関係ですら他人の関係になりつつある現代人には、人脈はただの利害関係にしか見えてないことも多い。

 

 

 

 

 

 

私の個人的な意見だが、人間関係の変化がマナーを変化させ、崩壊させていると感じる。

 

「ひでぇじゃんバカばっかりで」有吉、教育ではマナーの悪さは治らないと主張 ネットも共感

ネット上でも、“マナーの悪さ”についてたびたび議論となる。「自分の子供がいるのに道端にゴミ捨てる親がいたけど、そりゃそういうのを見て育ったらマナー悪くなるわって思った」「マナー強化を訴えたところで破る奴は絶対いるからね。規制って結局そういう奴らを抑止するためだから」「ポイ捨てって自分の部屋とか家じゃないからどうでもいいって考え。そういう人たちはマナーの概念がない」

 

 

これに有吉が、「なんとかなると思うでしょ?マナーとか教えとか教育で。ならねぇじゃん、ひでぇじゃんバカばっかりで!」と叫び、川や海にごみを捨てるマナーの悪い人はいなくならないとした。

 

 

 

人間関係もマナーも、自分には縁がなさそうだと感じたら、無関係だと思ったら、失われていくのだ。

 

 

 

 

おそらく、誰もそうなろうとは、そうしようとは、思ってないはずなのに、自然とそうなってしまうのだ。

 

自分のことはよく分からなくても、他人のことは案外分かりやすい(もちろん誤解もあるが)。

 

“人のふり見て我がふり直せ”、世の中には、反面教師が溢れている。