違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

【試練】人を見る目が問われる!

損害賠償詐欺と言うのが流行の兆しを見せているらしい。

 

 

 

事件の概要はこうだ!

 

 

 自腹買い取り、突然の賠償請求、欠勤への罰金…… コンビニバイトが訴える実態   2018/10/11     

梅原さんによると、店長と司法書士は、店内の監視カメラの映像を示しながら「梅原さんがレジからカネを持ち出した」「深夜に店舗を施錠して客が入れないようにした」などと言ってきた。そして、司法書士はこう続けたという。

「損害額が100万円を超えることは確か。支払わない場合は警察、学校、家族、出すとこにすべて出します」

 

 

 

これに対する梅原さんの言い分はこうだ。

 

レジからカネを持ち出したのは釣り銭が足りなくなったためで、レジの1万円札をATMでいったん自分の口座に入金し、1000円札に崩して引き出し、釣り銭に充てた。店舗に鍵をかけたのは、深夜の1人勤務である「ワンオペ」時、冷凍食品が大量に搬入され、レジで対応していたら商品が溶けてしまうと思ったから。過去に2回、それぞれ10分間ほど店を閉めたことがある――。

 

 

同じ八丁堀を舞台にして起きた別の事件もある。

 

 

 

どちらの事例も、発覚の経緯が不明だが、基本店舗には実害が発生してない(と思われる)にも関わらず、しかも店のために機転を利かせたと思われる行為が咎められてるのだ。

 

指南役として司法書士の暗躍が疑われている。

 

 

上記の記事によると、

 

梅原さん側が同ユニオンに入ったことを伝えると、その直後に店は閉鎖。オーナーは「警察に訴える」と言ったきり、やがて音信不通になった。

首都圏青年ユニオン委員長の原田仁希さんは、今回の「損害賠償」について、「最近、同じようなケースが目立ちます」と話す。罰金や弁償のレベルを超えた、数十万円以上もの法外な金銭を請求されたという相談が、アルバイトから寄せられるというのだ。

 

 

コンビニには、詐欺を生み出しやすい事情がありそうで、上記の記事にはこう書いてある。

 

都内のあるコンビニ大手のオーナー(59)も「コンビニ経営は脱法行為でもしない限り、利益が出ない。そういうビジネスモデルになっている」と訴える。

このオーナーによると、最大の悩みの種は「24時間営業」だという。深夜帯は客が減るのに対し、アルバイトには深夜割増手当を払わなければならず、合法的にやりくりしていたら赤字は必至。アルバイトには、深夜割増手当こそ払っているが、社会保険に加入させる余裕がない。深夜はワンオペが当たり前で、休憩が取れないため、オムツをしながら働いていた女性アルバイトもいたという。

現在はこうした実態が知られたのか、アルバイトも集まらず、妻と交代で夜勤をこなす日が続いている。

 

コンビニがブラックだとは以前から言われていたが、"本部VS店舗"で語られることが多かったが、店舗の内部にも"店長VS店員"という対立が生まれてるらしい。

 

コンビニだけではない。

 

どうやら、法律家が仕掛けているようにも見えてくる。

 

 

損害賠償詐欺の元祖と言えるかわからないが、思い出したのは“当たり屋”だ。

 

 

 

 

勘の良さが、身を助けたかもしれない。

 

 

冷静さも大事だ。

 

 

 

従来の当たり屋は、ドライブレコーダーでかなりの部分が対抗できそうだが、仕掛けて来る人間は、武器を持っている。

 

 

次の事例は5年前だが、今もあるだろう。

 

 

 

よくよく考えたら、犯罪のほとんどは仕掛けられるもので、当たり屋に当たるようなものだが、当たり屋に当たるという場合、被害者の多くは、自分が狙われていたとは思わないだろう、そこをつけ込まれるのだ。

 

被害にあうのが、自分が狙われているとは思わない人々の場合、自分にも非があったと感じる日本人は多い、そこをつけ込まれるという事件が増えている。

 

冒頭のコンビニの事件では、自分の職務にできる範囲で誠意を尽くそうとする心理をつけ込まれたのだ。

 

 

先日、隣で起きているドラマと言うエントリーを書いたが、隣で起きてると思ってることが自分の身に降りかかるようになっている。

 

人は皆、それぞれが自分なりの“人を見る目“を持っていると思っているはずだ。

 

信用するだけではいけないし、疑えば良いというわけでもない。

 

 

人を見る目が問われる!

 

 

現代の当たり屋は、法律というインフラを逆手に取って、裏で糸を引きながら他人を使って当たって来る.