東洋経済の二つの記事が気になった。
地方を滅ぼす「成功者への妬み」のひどい構造「3つのネチネチ」で成功者はつぶされていく 2018/10/24
モノが売れない!「吉祥寺」に起きている異変小売業の売り上げが東京平均以下に 2018/10/25
どちらの記事も、記事以上に寄せられてるコメントがおもしろい。
一方は東京で起きている話で、もう一つは地方(それも冴えない)の話だが、共通点が多いと言うか、同じ匂いが感じられる。
地方や都会という観点で捉えるよりも、日本人が集まるとこうなるという話に見える。
最近見たような話だなと思ったらコレだった。
— 昼あんどん (@130anhelo) October 29, 2018
地方を滅ぼす「成功者への妬み」のひどい構造https://t.co/IdlaHY2Yx7
弁護士会だけの事では無いらしい。
読んでて、これPTAの雰囲気とも似てる気がした…
— river (@kmnkst) October 23, 2018
地方を滅ぼす「成功者への妬み」のひどい構造 「3つのネチネチ」で成功者はつぶされていく | 地方創生のリアル - 東洋経済オンライン https://t.co/JoHLujE9d3
まったく困った話だが、これについて私は、「地方居住者個人個人の性格や思考様式に問題がある」というより、「固定的で濃密な人間関係というソーシャルグラフが人々をそういう行動パターンに駆り立てる」と思ってて、個人の心がけといった話では解決しにくいだろうと睨んでるhttps://t.co/xkszpBvXZ4
— ultraviolet (@raurublock) October 24, 2018
地方で起きてることと同じことは東京でも起きていると思わせてくれるツイートが次だ。
スカイツリーが出来て地元商店街が潤うかと思いきや、誰もソラマチから出てこないという不条理。
— わさび盛友 (@togesohe) October 24, 2018
>地方を滅ぼす「成功者への妬み」のひどい構造 「3つのネチネチ」で成功者はつぶされていく | 地方創生のリアル - 東洋経済オンライン pic.twitter.com/NPEL0Szr99
冒頭で紹介した吉祥寺の話につながっていく。
課題だらけなのは地方都市だけじゃないんだなと実感。
— Hiroyuki Otaki (@HiroyukiOtaki) October 25, 2018
大好きな吉祥寺、なんとか頑張って欲しい。。
モノが売れない!「吉祥寺」に起きている異変 https://t.co/l2B61WgET3
吉祥寺の場合、『寺』に原因があるとの指摘がある。
地元、寺がどんどん賃料上げるせいで衰退の一途。バウスシアターがなくなったのも、寺が原因。寺が引っ越してきたことで栄えた街、寺のせいで死んでいく…
— 酒向萌実 (@SAKOMOMI) October 30, 2018
モノが売れない!「吉祥寺」に起きている異変 小売業の売り上げが東京平均以下に | 街・住まい - 東洋経済オンライン https://t.co/pgaDy8auHD
「今も寺社が土地価格から乖離した高額の借地料を求めているわけではないはずだ。」
— アリトルビットクズ (@sena_res) October 25, 2018
でも借地人名義変更料めっちゃとりますやん!
モノが売れない!「吉祥寺」に起きている異変 小売業の売り上げが東京平均以下に | 街・住まい - 東洋経済オンライン https://t.co/xuKpfbiwPa
寺が関係してると分かると東京の話でも、一気に怨念めいた田舎の雰囲気が漂い出す。
このように見ると地方の出来事のように見えることは東京や都会でも起こり得るとわかる。
そうやって考えていくと今が旬のこの話題は、地方が起こしてる話なのか、それとも都会が起こしてる話なのかと考えてみたくなる。
「昔の渋谷にはいなかったような、ダサい…いや、田舎者が多い印象です」「彼ら、彼女らが「田舎者」であることは、確かに一目瞭然だ。」一人一人は、どうしようもない田舎者なのに」
— 久田将義 (@masayoshih) October 30, 2018
渋谷ハロウィンを嘆く人々 過去の若者らは「まだ知能があった」 #ldnews https://t.co/T9JwgLhDtO
渋谷ハロウィンを嘆く人々 過去の若者らは「まだ知能があった」 #ldnews
— メープル (@R2418vK8Pft7BfO) October 31, 2018
なんで騒いでる人=田舎者って断言できるんだ?生まれも育ちも都会の人はバカ騒ぎしない高貴な精神持ってますって?それとも騒いでる人全員の保険証見たの?生まれはどこでも騒ぐ人はいるわhttps://t.co/4KIRANAPZb
「昔の渋谷にはいなかったような、ダサい…いや、田舎者が多い印象」「彼ら、彼女らが「田舎者」であることは、確かに一目瞭然」……。
— passerby (@tokyopasserby) October 31, 2018
東京、渋谷なんてもとから田舎者ばかりなのに ^^;
「渋谷のハロウィンは商機にならない」店主たちの嘆きと苦言|BIGLOBEニュース https://t.co/fzTrME4IpV
ハロウィンで渋谷に集まる人々が田舎者かどうかは別にして、きっと仕掛け人がいるはずだ。
「渋谷のハロウィーン暴徒化を生んだ元凶はメディア」カンニング竹山が指摘 https://t.co/yL9LxgtEtn pic.twitter.com/xpGEXwx1op
— AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) October 31, 2018
まあ、悪い言葉で言うと、企業やメディアが仕掛けたことにみんな踊らされただけ。おそらくハロウィーンブームが始まったころに中学生だった子たちが、いまごろ大学生や社会人になっていて「大人になったからみんなでハロウィーンに行こうぜ、イエーイ!」って花開いたのが今年だったんだと思う。
暴れてるのは「ダセえ」ってもう一度教えていくのも、仕掛けた人たちの責任だと思うんですよね。メディアがそれを率先してやっていくべきでしょ。
東京や都会と地方が対立関係のように語られることが多いが、今、対立関係は、政策や施策や企業やメディアと消費者の間にあり、お上や企業やメディアと彼らの意を受けたインフルエンサーと呼ばれる人々が、消費者を煽るという形で展開されている。
だから、よく見ると、日本人に共通の課題として浮かび上がってくる。