違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

【無意識】『努力しない』という努力!

選択をする際に、何を基準に選ぶか?

 

たとえば人間関係の場合、会社の上司など、こちらに選択権がない場合は別にして、友達を作ろうと思った場合、誰を選ぶか、どういう基準で選ぶか?

 

答えは人それぞれで、皆それなりに自分の人生経験を反映させて考えるだろう。

 

子供時代には、あまり考えないだろうが、大人になると、無自覚のうちに目的を考えるようになる。

 

趣味に関することだったら、ノリや感性が合うことが重要で、ビジネスが絡む場合は、ノリや感性に加えて利害や損得勘定も考慮の対象になる。

 

選択の基準には大きく2種類ある。

 

比較して選ぶ場合と、比較しないで選ぶ場合。

 

比較しないで選ぶにも二通りあり、一つは何も考えずに選ぶと、もう一つは最初から選ぶものは決まっている場合だ。

 

 

最初から選ぶものが決まっていることを、指名するという。

 

 

 

最初から指名して選択するというのを広めたのは、インターネットの普及のせいかもしれない。

 

ネット普及以前には、指名されるものは「〇〇御用達」と呼ばれ、狭い世界の話だった。

 

 

 

だから、21世紀のIT界で指名買いの対象だったAppleは、ニューモデルの発表会では常にコンセプトを提示するだけだった。

 

ファンは、そのコンセプトに魅了されていた。

 

しかし、今年の発表会で、そんなAppleが他社との比較を盛んに行っていた。

 

 

 

私には、Appleといえども、指名買いに関して強気で出られる限界点が近づきつつあるのではと感じられた。

 

本来の指名買いには、価格競争から解放されるというニュアンスがある。

 

一般的に、指名買いされる商品や会社は、固定ファンを持っていると言えるが、固定ファンは会社や商品を特別扱いしてくれる。

 

しかし、特別扱いというのは双方の思いが一致して初めて成立するもので、ファンは貢物をしているわけではない。

 

 

 

 

比較を始めたAppleの様子を見て、Appleはコンセプトという絶対的な価値観ではなく、比較による相対的な価値観しか提示できなくなりつつあるのかなと思うと、大企業や組織そしてもしかすると国家ですらもう絶対的な価値をこれ以上提示できないかもしれないと思えてくる。

 

ここから先は、大組織が提示できるものは相対的な調整業務が中心になるのではと思える。

 

そうなると、絶対的な価値観は、「好き」という個人の感性にしか宿らないかもしれない、なんだかホリエモンの言ってる方向に時代が向かっているかもしれない。