人は生まれた時は無力だが、時間をかけて
成長し
成熟し
老化し
死んでいく
最近では、この一連のサイクルが100年になろうとしてると考えられている。
人が長生きになるに連れ、年齢を聞いたり、年齢を理由に選別することがタブー視されることが増えているが、これは年齢で判断されることを嫌だと感じる人が増えたからだろう。
しかし、年齢は指標や尺度として優秀な機能を相変わらず持っていると思われるので、年齢を重ね、歳を取るとはどういうことかをTwitterから拾ってみた。
歳を取ることは好ましくないと考えるケース。
歳を取るということはよくないなあ
— ma( ¨̮⋆)♡ (@0302im_on) November 20, 2018
言えないことも増えるし
不安や絶望が増えるし
色んなものが疎遠になるような気がする
あの頃は良かったなあ
何も考えずにいた日々が。
何も考えずに笑えていた日々が。
日々どう生きようかと迷走している今が
どうしても好きになれない、、
成長し、大人の階段を上がるたびに生きづらさを感じることが増えるかもしれない。
しかし、昔は「最近の若い者は・・・」が若者をdisる際に用いられてたが、現在は「最近の年寄りは・・・」とdisるケースの方が増えてきたように感じる。
介護の仕事をしつつ、子を持つ親となって1つ痛感したのは、理性や相手を思いやる気持ち等は持って生まれる物では無いという事です。なので人は老いるとそういう部分から先に失っていき、歳を取るごとに本能的、自己中心的になるのだと思います。 #介護士から一言
— シムテック (@simteck) November 20, 2018
多くの人が、その時々の自分自身や身の回りを基準に若さや老いの再定義を繰り返しながら若さや老いを語るようになっていく。
持ってくための顔写真取るのに、口角上げて~、と微笑もうとしたら、今まで見た事がない影が顔面に表れ、その上、左右で1センチくらい上下高さが違って、「フォトショップを持って来い!!!!!!」と自分の写真見て初めて思ったね……これが歳を取るという事だね……
— 村崎@C95日曜西や37b (@mura_kou) November 8, 2018
ここに引っ越した当初から度々行っていた地元のレストランが閉店していた。
— 川口 忠彦 a.k.a. HESOMOGE (@HESOMOGE) November 27, 2018
そりゃそうだよなあ。
あれから15年。
30ちょい過ぎだった自分が今や40後半。
すでに老夫婦だったものな。
歳を取るというのは、
馴染みの店なんかも無くなっていく、ってことなんだよな。
味とのお別れ。寂しいね。
歳を取りやがて成熟よりも老化が顕著になると、記憶が衰え、体力が衰えるのでこんなことを言われるようになる。
吉野弘にしろ谷川俊太郎にしろ、詩人は若き日の作品の方が共感をおぼえる。はっきり言うと、歳を取るほどつまらなくなっていくように感じる。
— 素越・F・ふしぎ (@sukoshiffushigi) November 25, 2018
アルチュール・ランボーが詩を捨てたのは賢明だったということか。
若いうちは記憶力とか自信ある方でいつ誰と何を話したかまで覚えてて、好きな事ならゴルフの1打1打も
— シーバス吊られ位置 (@chivas_1801) November 24, 2018
忘れることも無かったし…
残念ながらね…歳を取るというのは残酷でね、覚えてた事を忘れるんじゃなくて忘れた事(覚えてた事そのもの)を忘れるレベルで…
年寄りが昔の話しかしないのが理解出来る
自分の祖母を見ているとどんどん頑なになって、歳を取るとああなってしまうのかな…と寂しさと諦めが出てしまうのですが、それでも私は「過ちを素直に認める」という事をやっていきたいなと思う。自分がどちらかというと頑なで、ごめんなさいがすぐにできない人間だから尚の事、このRTを見て思いました
— アマギ (@cradle_sky) November 26, 2018
私85歳 同世代の人達とは お付き合いがなくなりました。亡くなった人 入退院を繰り返している人 認知症になった人 歩行困難になっちゃった友人達と、、悲しいけど現実なのです!
— osakihiroko (@hiroloosaki) October 30, 2018
歳を取るということが、成熟や老化とイコールになると、達観や後悔や諦めが漂い出す。
また、知識や記憶が時間軸と一致しなくなるということが指摘されるようになり、世間的にはボケの一言で片付けられることも多い。
私もそうだが、世間では、歳を取ることはネガティブに語る。
今日わざわざこんなエントリーを書こうと思った理由は、次のようなことばに出会ったから。
#asaJ_折々のことばバックナンバー#折々のことば
— ASA自由が丘(朝日新聞) (@ASAJiyugaoka) November 12, 2015
68. 年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる (中井久夫)
たとえ苦いものも笑って思い出すだろう。 pic.twitter.com/ODkLlWa9Gj
このような捉え方をすると気付くが、若いということは細かいことに取り組むには向いてるが、全体を俯瞰で捉えることには成熟や老化が役に立つのかもしれない。
この話と記憶術のフォトリーディングが結びつく。
資格取得のプロセスを経て学んだのは、前にもTweetしたけど
— tsunop (@tsunop5) November 24, 2018
全体俯瞰(フォトリーディング)
↓
マインドマップ作成(体系的に整理、項目ごとの位置関係や繋がりを把握)
↓
テキスト、資料、マインドマップの確認・フォトリーディングの繰り返し
が今のところ最強!
老化にも味わい深さがあるようで、そんなに恐れることはないかもしれない!