2018年も残り一ヶ月を切ると、なんとなく今年1年を総括する話が増えてくるが、総括する際には反省が付き物となる。
1年間の出来事だったら反省は教訓になるが、長年続ける反省は後悔になる。
今日のエントリーは、次の記事に触発されて書きたくなった。
その1. 欲しいものを手に入れるためには、長期間、一生懸命働かなくてはならない。
その2. 努力したからといって、必ずしも成功するわけではない。
その3. お金で幸せは買えないが、人生をかなり楽にしてくれる。
その4. 確かに睡眠は死んでから取ればいいとも言うが、今、しっかり睡眠を取るべき。
その5. 健康でなければ何もできない。体のケアをしよう。
その6. 友人を作ることは難しくなる。簡単ではない。
その7. 10年後の人生は想像とはかけ離れている。だから、あまりストレスを感じなくても良い。
反省と後悔が同時に現れるところには、その人の人生が現れる。
そんな世間の声を拾ってみた。
20歳くらいの頃は普通に彼氏作って養ってもらうために結婚すればいいからフリーターでいいやって考えてた自分ぶん殴りたい
— 古猫🌈死因:インスタ (@kobyo_ldh) March 29, 2018
こんな問いを発してるツイートがあった。
もしあなたとウヨ子がタイムスリップしてしまったら、どのじだいに行ってみたいですか?あなたが好きなじだいを教えてくださーい。(日本ちょうさたいなので日本のじだいだけです)#教えて日本調査隊 pic.twitter.com/uo5N25dBdl
— 根戸ウヨ子【公式】 (@neto_uyoko) November 21, 2018
この問いに対するリプライには、全く別の時代に行ってみたいという答えと、過去の自分の行動に対して後悔や反省の思いが滲むものとがあった。
オカンが生きてた時代ですね。私が20歳の頃ならオカンは霊能者になった後の時系列になるので、もし現在の私がタイムスリップして会いに行き、話をしても理解してくれると考えます。霊能者だった私はオカンが死んでも会えると安易に考えてたけど、生きてるのと死んでるのは全然違う #教えて日本調査隊 pic.twitter.com/NxiPqAf4Z5
— 霊能者アバドン王(邪悪な魂 募集中) (@Abaddon__Shaman) November 21, 2018
バブル時代。
— 阿修羅軍曹 (@tennkouschimom2) November 21, 2018
自分には概ね小学生から中学の終わりくらいだけど勉強の仕方を多少変えただけでかなり違う一生になっていた。
でも、夢のある時代だったね。
やっぱり自分が子供の頃かなあ?
— ふるの (@furuxchi) November 21, 2018
今も自由に生きてるはずなんだけど、あの頃はもっと自由でかいほう的だった気がしますねえ…
具体的には昭和40年代としておきます(*´▽`*)
反省と後悔の気持ちは、無い物ねだりの気持ちに繋がることもあり、その場合は妬みや羨望に繋がることもある。
私は、タイムスリップというより、親世代の「団塊世代の人間」として生まれてみたい。日本が再生する様子を見たり、親世代がどんな苦労をしてきたかを知りたい。「団塊世代とバブル世代は勝ち組」なんて話を聞くたび、正直羨ましい気持ちがあるから(笑)ホントにそうなのか確かめてみたい。
— ヴィクトワール日差子🇯🇵体は人間心は馬 (@Victoire4976) November 21, 2018
このツイートには続きがある。
さっき、もへもへさんのツイート見つけて読んだら、「団塊世代の人間」に生まれ変わって生きてく自信無くした…。どれだけこの世代、恨まれてるんだか…。https://t.co/OV3lLtQDsT
— ヴィクトワール日差子🇯🇵体は人間心は馬 (@Victoire4976) November 21, 2018
(ああ…私は単に「恨む側」から「恨まれる側」という立場に変わりたかっただけなんだ…だってさ…「恨まれる側」って何か痛い目に遭ったり下手すると死ぬまでに「自分は恨まれてた」ことに気づかないけど…「恨む側」は自分が幸せになるきっかけを見つけないと苦しいままだもの…)
— ヴィクトワール日差子🇯🇵体は人間心は馬 (@Victoire4976) November 21, 2018
冒頭で引用した記事は、20歳の頃に考えてるほど世の中は甘くないということが前提のように感じるが、20歳の頃すでに過酷な人生を味わってる人もいる。
高校生の頃すんごい流行ってて買おうとしたら友達に『お前はダメだ』って止められて。
— kyle crawford (@kyle_gay53) May 3, 2018
結局古本屋で毎日立ち読みして色々勉強になったわ。 pic.twitter.com/XUzNsG3sZz
あの頃は二十歳過ぎたら『考えよう』って結構本気で考えてたの。
— kyle crawford (@kyle_gay53) May 3, 2018
それがいつの間にか恋したりバイトしたりイケナイ事にハマったりで気が付けば40まで生きてるわ。
結局今の自分を生かしているのは『親より先に死ぬのは親不孝』だから。
また冒頭の記事は、20歳の自分に向けられたメッセージとも言えるが、20歳の人は20歳なりに子供時代の自分にメッセージを送る。
自分が小さいときに二十歳って大人!楽しんでる若者!!エンジョイしてる人達!!
— つねよし (@tsuneppp) April 19, 2015
って思ってたけど、いざ自分がなっても今までの自分と全然変わらないな…
これまで19年間何してたの?ってなるくらい子供の頃の俺が考えてた二十歳と違うな…
そうです、急に来ました。
鬱です。
忘れていた頃に、昔の自分からメッセージが届くこともある。
高校の時に二十歳の自分に書いた手紙が届きました。遊ぶことだけ考えてた時が懐かしいです。みんなアリオ事件、305号事件とか覚えてるか?笑 あの頃よりはだいぶと成長できました!笑 pic.twitter.com/WYIPXlIKDe
— 大参拓矢 Mode K's心斎橋 (@1fTky) January 9, 2014
子供の頃の俺は二十歳の自分を今と全く独立した、なんなら今と対立する存在として考えてたし、やから二十歳になったら死ぬとか言ってたけど、実際めっちゃ連続的やし「二十歳になった瞬間」なんてなかった、二十歳を意識し始めたあの頃からもう二十歳になりかけてた
— ひつじ (@yosheep_DW) December 12, 2017
この世には、確かなものなどなにも無いかもしれない。
だとすれば、やることは一つだ、やることと言うよりも"やれること"と言ったほうが良いかもしれない。
結果は後から勝手についてくるもので、コントロールできない、コントロールできるものがあるとすると、それは自分の気持と行動だけだ。
これは何歳になっても同じことだ。
「一個わかったのは、自分のやりたいことを続けておくといいことがあるってこと。無駄なことなんてなくて、やったら返ってくるんですよ。くすぶっていた“あの頃”も、きっと無駄じゃなかったんでしょうね」(賀来賢人さん)。最新号は「二十歳のとき、何をしていたか?」。 pic.twitter.com/eVcEXY1QID
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) February 15, 2018