違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

【要注意】バイブルは諸刃の剣!

世界で最も発行部数が多い本は聖書(バイブル)。

 

Wikipediaには、推定で1815年~1998年に約3880億冊が発行されたとある。

 

だからだろうか、世間では誰もが知るべきであり、かつベストな指針となることが書いてあるとされる本は、その分野ごとに「〇〇のバイブル」と言われる。

 

しかし、スポーツライターがスポーツ界を見ると、バイブルが無いと見えるらしい。

 

 

 

 

もうすぐ受験シーズンが開幕するが、受験生のバイブルは何だろうか?

 

 

 

英文解釈教室は1977年に出版された参考書らしいが、この本をバイブルにして受験以降も英語に勤しんだ方はこう言っている。

 

 

 

バイブルは手に入れた時が感情の盛り上がりがピークで、その後は生かすも殺すも自分次第なのだ。

 

 

 

バイブルと言えば、現代では外せない名著として2000年に出版されたこの本がある。

 

 

 

 

 

面白いツイートがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後2013年に改訂版も出ている。

  

 

 

 

私も改訂前の本を読んだことがある、読んだということは覚えているが、中身は全く覚えていなかった、読んだ当時の私には響かなかったのだろう。

 

私の心に響かなかったことは、私にとってはラッキーだったかもしれない、と言うのはバイブルと言われるだけに、この本にはどうやら魔力が潜んでそうなのだ。

 

そんな魔力への注意点が下記に書いてある。

 

【ネタバレ注意】金持ち父さん貧乏父さんの内容を要約!勧誘被害も暴露!

 

読みやすいが非常に長い文なので私が伝えたい部分だけ引用する。

 

金持ち父さんの口ぐせ

  • 「金がないことこそが悪の根源だ」
  • 「税金は生産するものを罰し、生産しないものに褒美をくれてやるためのものだ」
  • (欲しいものが買えないときには、)「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるだろうか?と考えろ!」

 

 

 

貧乏父さんの口ぐせ

  • 「金への執着は諸悪の根源だ」
  • 「金持ちはお金に困っている人を助けるためにもっと税金を払うべきだ」
  • 「それを買うためのお金はない」

 

 

 

 

バイブルをキーワードに検索していて気付いたのは、諸悪の根源は『無い物ねだり』だということだ。

 

しかし、無い物を追いかけることが人間とも言えるという矛盾が成立するのは、全てが悪い事ばかりではないからだ。

 

そして、そんな矛盾をうまく取りなすようにバイブルが出来上がるように見える。

 

バイブルは諸刃の剣なので要注意!

 

冒頭で引用したツイートでは、スポーツ界にバイブルが無いとあったが、これは良い事なのかもしれない。