違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

【2018年】Googleの検索ランキング!

Googleが2018年の1月1日〜12月1日までの検索数の上位のキーワードを発表した。

 

今日はその内容をまとめるような話を書いてみたいが、その前に、そもそも検索するのはどんな時かを調べてみた。

 

日々多くの検索が行われているが、全く検索しない人というのもかなりいるという話を聞いたことがある。

 

 

 

若い世代に増加中! GoogleよりSNSで検索する人たち

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「知識を手に入れるための知識」がない人にとって、Google検索はあまりにも難しい。

必要となるのは「事前知識」と「高いリテラシー(literacy, 読み書き能力)」と思われます。

 

この記事の中で引用されてるツイートが次のものだ。

 

 

 

つまり、検索というのは平凡な日常の中ではかなり偏りがあると思われるが、検索数が上位に来るものは「期間限定の話題」や「突然生じた事件事故」など、事前知識やリテラシーと関係なく大勢の人々が興味や関心を持つテーマなのではないかという仮説が立つ気がする。

 

 

前置きはこの辺にして肝心のデータを見てみよう。

 

 

検索で振り返る2018年の日本   Google Trends      

 

9つのジャンルに分け、それぞれのtop10が以下だ。

 

・急上昇ランキング(総合で最も検索数が多かったキーワード

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・話題の人(総合)

 

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・話題の人(男性)

 

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・話題の人(女性)

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・平成

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・〇〇とは

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・〇〇仕組み

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・ドラマ

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・映画

 

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W杯やオリンピックのようにいずれは巡ってくる期間限定のイベントを除くと、災害や事件事故そして訃報やゴシップが圧倒的に多いのは、突然発生するアンチ予定調和だからと言えるだろう。

 

私がGoogleTrendsの存在を知ったのは今年の春。

 

こうやってデータと付き合わせると今年の漢字が『災』がふさわしいとよく分かる。

 

 

また、公開されてるデータの中には都道府県別のランキングがあるが、ここにはその地域性やご当地性が反映されているはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検索するという行為は、意外とハードルが高いということを教えてくれるツイートがあった。

 

 

個人的に刺さるツイートだった。

 

私は昔オートバイの改造をする中でウェーブワッシャーの存在を知ったが、当時の改造オタク仲間の中でもウェーブワッシャーを知ってる者はごく少数だった。

 

最近、薬を始め商品名がマンガチックになってるのは、誰でも検索できることを狙っているからだと改めて気付く。

 

専門用語や難解な言葉は、岐路に立っているのかもしれないとも感じるし、どうにも埋めようもない「言葉(検索キーワード)格差」みたいなものも既に生じているんだろうなと気付く。

 

検索なんて誰でもできると思われてるが、思っているよりもハードルが高いので、この能力は磨いた方が良いだろう。