日本の卓球が男女共快進撃を見せている。
卓球 グランドファイナル 張本が最年少で優勝 #nhk_news https://t.co/avgu3iln5X
— NHKニュース (@nhk_news) December 16, 2018
卓球 グランドファイナル 伊藤と早田ペアが初優勝 #nhk_news https://t.co/FFbctDkwRY
— NHKニュース (@nhk_news) December 16, 2018
目立つのは特定の選手だが、全体が底上げされていることはこの数年感じられる現象だった。
次のツイートと記事は平野美宇さんに関する話だが、これは日本人の卓球選手に共通することのようにも思える。
<卓球>中国人コーチが語る平野美宇の強さの秘密―中国メディア: 2017年6月8日、東方新報によると、卓球世界選手権女子シングルスで48年ぶりの銅メダルを獲得した平野美宇について、4年前… https://t.co/uGGgPsubMW #中国 #韓国 #ニュース #NEWS
— 中国上海情報(@shanghai_info) (@shanghai_info) June 9, 2017
リンク先の記事にはこう書いてある。
4年前から平野を指導してきた中国人コーチ・劉潔(リウ・ジエ)さんが強さの秘密を語った。
「彼女は毎回の練習、そして一球一球に対してとても真剣に取り組んでいた。それは目を見れば分かる。技術的な探究心はもっと強くて、分からないところがあれば必ず徹底的に研究する。これは、同じ年ごろの他の選手にはなかなか見られなかったこと」
もちろん、身体的な資質があることは重要だろうが、その先はきわめてオーソドックスな事が問われるし、そこが最も重要な違いを生むのだ。
そんなスポーツ界の流れと逆行するのが日本の産業界だが、スポーツ界の身体的な資質に相当するのが、産業界では「技術的ノウハウ」と言われる。
ノウハウと人材の流出が目立つ日本の産業界が衰退するのは、有利さが表面的なものにのみ宿っていたことを示す結果にもなっているように見える。
下町の工場の技術力が日本の高度成長を支えたと言われる。
そんな心意気は、今も日本人の心に焼き付いているかもしれない、そんな心意気が描かれているのがドラマ「下町ロケット」なのかもしれないが、そのモデルになったかのような経営者がいる。
テレビで見た事がある人も多いだろう、会社の名前は岡野工業。
チクっ(>_<) 注射が嫌いな人は多いです...『痛くない注射針、0.18ミリとより細く テルモと岡野工業 』日経新聞 http://t.co/j1zwEPUq
— 今村顕史 (@imamura_kansen) October 20, 2012
しかし、
なんと、あの高度プレスの会社が後継者無しで廃業…。
— Kumagai, M (@kumarobo) November 4, 2018
>廃業まで2年、今からでも教えたい https://t.co/YEg5f7I8T2
大勢の人が働きたいと思う仕事ではないかもしれないが、腕一本で世界を相手にできるのは魅力だと思うが、なぜ後継者がいないのか?
この方は現役バリバリの頃テレビで特集されて技術が流出しないような工夫を語っていたものだが、今、学者や研究者がノウハウを科学に変換したいと訪ねて来たら惜しげも無く教えるのだろうか。社会への貢献の仕方は色々あると思うが、オープンスタンスに変われるかというと望んでない気もする。 https://t.co/kCJIeve90z
— FrostyDesign (@FrostyDesign_JP) November 5, 2018
このオープンにすることを望んでなさそうというのが結構致命的なのではないかと感じる。
日本の卓球界がなぜ急速に世界に通用するようになり、世界をリードするようになれたのかと対比させると、「オープン」がキーワードになるかもしれないと気付く。
【卓球7不思議】世界で一番多くオープン大会がある国はどこ?中国と日本の一般クラスの違い!
— ぐっちぃ 【卓球の普及活動】 (@WRMGucchy) September 28, 2017
実は〇〇は、オープン大会大国だった!!https://t.co/Jjp6yoLC7E
リンク先にはこう書いてある。
中国は
超一流系の選手か、遊びでやっている方か!!??
この2極化をした
スポーツだったんです。
いろんな中国の方と
話をしていると
卓球で生活をする、卓球のプロになる。
それができないから
やらない。
という
卓球の中国の選手としての競技が、
お金を持った卓球で英才教育ができる、
超エリートしか基本はできません。
日本なら卓球といえば
誰もが気軽にできるスポーツ!!
生涯スポーツとしても
注目を浴びてると思います。
日本の卓球界が世界トップの中国に追いつき、世界をリードできるまでになった背景には「オープン」な環境があることが大きいのかもしれない、それが証拠には若手の注目選手が次から次に出て来ている。
ごく少数の特別な人だけが支えているのではなく、下に続く層の厚さが全体を支えていることが感じられる。
岡野工業に話を戻すと、
岡野工業の社長がインタビューで、後継者がいないわけじゃなかったけどみんなお金を持つとおかしくなって脱落してった、って言ってたけど、これって日本で「お金の教育」「投資の教育」がされてないからだよねぇ…お金持つと車マンション愛人しか使い道が思いつかないという…
— Masaki Ohashi (@ohashimasaki) November 5, 2018
お金が人を変えるとよく言うが、
「カネは人を変える」というけど、正しくない。
— 家すて社長@罰ゲームとしての起業 (@Hatarakuna) September 4, 2018
お金をもつと
ダサいやつはもっとダサくなり。
オシャレなやつはよりオシャレになる。
セコくて嫌われてるやつは、よりセコくなりさらに嫌われる
気前がよくて好かれてる人は、もっと気前がよくなり友達が増える
お金は「その人の表現を強くするだけ」
性格が変わると言われてることの中には、元々持っている性格や特性が時間の経過で弱くなったり、強くなったりと、変化することで印象が変わっただけのものがあるように感じる。
元々の性格がどのように変化するかに強く影響を与えるのが、気質や態度が「オープン」か「クローズド」かに関係してるだろう。
歳を取ると性格のある一部分が強調されるみたいなんですよね、母方の叔母(昭和8年生)は頑固に磨きがかかってしまって対応に困るときがあります。お父様心配ですね、あまりに違うのでしたら認知症を疑うのもありかもしれません。性格が変わるというのも症状の一つなので。
— 都音 (@TON9821) December 19, 2016
生まれつき、嫌な記憶や失敗が残りやすいタイプと、すぐ忘れられるタイプがいて、前者は失敗したときと同じような状況になると、過去の嫌な記憶が蘇って、失敗したらどうしようと焦るけど、後者は忘れているから、気にせずトライする。
— Nikov (@NyoVh7fiap) October 27, 2018
ほとんどの場合、生まれつきの性格だから、割り切るしかない。
しかし、生まれつきにも一定の時間の幅がありそうだ。
子供の頃から親に「酒を飲んで運転するのは殺人だ。酒を飲んだら死んでも運転席に乗るな」と言われ続けてきて今もそういう感覚なんだけど、社会に出て驚いたのが「近くなら大丈夫」と言う人がそこそこの数いること。子供の性格は生まれつき説を強く支持しているが、繰り返し言い聞かせるのも大切だな。
— 河内瞬@主夫の日々 (@syufu_desu) September 6, 2018
たぶん、われわれは思ってる以上に「生まれつき」の要素に縛られている。
これは残念なことなのではなく、ちゃんと気付けば、どこに集中すれば良いのかのヒントが見えてくるはずだ。
ノウハウは秘密にしたいと考える人が多いようだが、本当のノウハウは知っただけでは役に立たない。
ノウハウですらないものを、ノウハウだと有り難がったり、過大評価することが多いのが現代で、ノウハウと称すれば売り買いの対象にされ、時には盗みの対象にもされる。
こうして、「オープン」にできない人は、秘密主義、隠蔽主義に陥り、自意識過剰や被害妄想が強くなる。
結果、「クローズド」な振る舞いばかりになり、人を寄せ付けなくなる、だから後継者がいなくなる。
オープンにしてはいけないこともあるということが厄介な点だが、現代は「クローズド」が行き詰まりの原因になることが多いだろう。
これからの経営の常識「メーカーではなくプラットフォーマーであること」「強欲でなく利他的であること」「クローズドではなくオープンであること」「計画に縛られず柔軟であること」月曜の朝にわくわくしていること!!はい無理〜https://t.co/UmQLkXub6h
— ずぶ (@nueninaritai) September 15, 2018
組織や会社では難しくても、個人だったらハードルは低くなる!