リツイートされて私に届いたツイートがある。
婚活して気づいたこと
— 婚活OL (@konkatsu_ol) December 19, 2018
・「普通の人」は激レアキャラ
・お金がかかる(服、デート代、参加費等)
・時間がかかる
・同時進行はするし、される
・相手から来るのを待ってたら他の人に取られる
・婚活してる人への世間からの当たりはキツイ、すぐ難癖つけられる
・街コン婚パ疲れる
・婚活はめんどくさい
面白そうなのでリプライを見たら予想通り面白かった。
お見合いとかの方が良いんじゃないかな?良い出会いが出来ますように
— 武田誠 (@makototension) December 19, 2018
おはようございます〜🌟
— 婚活OL (@konkatsu_ol) December 19, 2018
よくわからぬゆえ、
教えていただきたいのですが
お見合いって、
相談所のことですか???🧐
お断りするときのことを考えると親戚からの紹介より相談所の方が良いと思いますよ、ネットでやるのは街コンとかのとあまり変わらなく(ピンキリですが)おすすめしません
— 武田誠 (@makototension) December 20, 2018
たぶん、親とか上司とか親戚とかに紹介してもらってやるようなものを指してるんじゃないかなと思う!
— 101回死んだぬこ (@FormlessSpawn) December 20, 2018
どうやら、お見合いということばは死語に近いのかなと思わせてくれるやりとりがされていた。
GoogleTrendsで検索可能な2004年以降で見てみると、
グラフの動きが妙にギザギザなのは、検索の絶対数が多いわけではないからだろう。
関連のトピックやキーワードを見ると、
お見合い=テレビのバラエティ番組、となってることが検索のされ方に感じることができる。
他に発見だったのは、ペットを引き取る際の最初の出会いを「お見合い」と呼んでるケースが多いということだ。
一年前の今日 円ちゃんとお見合いをしました。
— 哲ママ(まどかママ) (@Takki7202) December 20, 2018
あとどのくらい一緒に暮らせるかな?
1日1日が愛しいです。
哲ちゃん! 円ちゃんを見つけてくれて ありがとね✨
(写真右 哲くんです)#秘密結社老犬倶楽部#秘密結社老犬倶楽部天国支部#ちばわん出身のまどかさん pic.twitter.com/ZR3UAwcITn
シンクロ寝💤
— おーあみ避難所取材班 (@oamisyuzaihan) December 18, 2018
おーあみ避難所には、たくさんの子たちが里親様との出会いをクビをながくしたり、寝たりしながら待っています✨
みんなカワイイ子たちばかりです!
お見合いは随時受け付けておりますので、是非会いに来てくださいね♪
よろしくお願いいたします✨✨#里親募集中 #おーあみ避難所 #猫 pic.twitter.com/ekz310qlxl
では、人間同士のお見合いはどのように捉えられているのだろうか?
ちょっと祖父の本棚を整理してたら、あったあった、すごい本が…冠婚葬祭辞典。まず、前提がお見合いだし、嫁入り道具(死語?)に「琴」!
— えり (@eri___2nd) December 21, 2017
あと30年後には「ネット婚活の場合」って目次があるのかな?と思ったけど、情報を本から収集する時代じゃなくなってるかな… pic.twitter.com/WDdY4Wp2KW
JJの80年代前半のスナップだと「21才・家事手伝い」という肩書き(?)が多いのは、短大卒のお嬢様が3年ほど「花嫁修業(死語)」した後にお見合い結婚という展開がまだ多かったためであろう。
— ESHITA Masayuki (@massa27) May 17, 2015
結婚のためのお見合いは、現代では多くの人にとっては他人事の歴史上のイベントになり、テレビのバラエティ番組のような企画ものの世界になっているのだ。
いろいろ見ていて感じられるのは、やはり見合いと恋愛の根本的な違いだ。
上手く行く場合には、出会い方なんか関係ないので恋愛と見合いの違いはほとんどない、問題は断る場合のストレスなのだ。
恋愛は、出会った後で好きになるから始まり、嫌いになって終わる。
断るストレスよりも、一緒にいることのストレスの方が大きくなると、断る方を選ぶのは当然だ。
恋愛は、シンプルな理屈で展開される。
見合いは、好きでもない相手と出会い、嫌い未満の理由で断らなければいけないケースが多いのだ。
だから、ドラマが生まれるのだが、煮え切らない歯切れの悪いドラマになる。
一部の方にはお話ししていた通り、年末年始にお見合いをする可能性がありましたが、相手方の家族から「学歴があり過ぎる」との指摘があり、話が流れました。このようなことが本当にあるのですね(もちろん、適当な断り文句だった可能性がありますが)。ところで、Twitterに書いて大丈夫なのか、これ?
— Todo of Wakayama (@Todo_Wakayama) January 7, 2018
「縁がなかった」は面接やお見合いの伝統的な断り文句ですが、確かに、「主観的な様々なパラメータを考慮して総合的に言うとぎりぎり行けそうだけどあーやっぱりダメだ」、という混沌とした状態を客観的に伝えようとすると、この表現に辿り着く気がする。
— ブート (@bootdale) December 9, 2017
会社にて・・
— †ちゃんωゆき† (@harimanboy) October 15, 2018
社長の奥さんに「甘い物好きでしょ?これみんなには内緒だけど、余ったから食べて」
と、パウンドケーキを頂いて「あ、ありがとうございます🎵」
って貰ってから社長が出てきて、
「こういうのあるけど良かったらどう?」って『お見合い』の用紙だったwww
・・・
・・・これは断り辛いorz pic.twitter.com/KqW9d3XlGy
ホテルラウンジなう。隣のテーブルがいかにもお見合い後の「あとは若い者同士で」の二人。女のほうの雑談を装ったスペック・実家チェックトークスキルが巧みすぎてついつい耳がダンボ(死語) pic.twitter.com/EwPvhRCKha
— オブリガートめがね (@imullia) March 12, 2017
人間同士が出会うと、ビジネスの場であろうと、プライベートな場であろうと、戦略や戦術を駆使する駆け引きの場となることがよく分かる。
と同時に思いが至るのは、人間同士でいることがストレスだから、逃避先としてペットという存在があるのかもしれないということ。
たかが“お見合い”という言葉であっても、万物は流転するという世界観が感じられる。
松平定信の言葉
— Alfredの追憶 (@Alfred66843144) December 16, 2018
花を散らす風、月を隠す雲、あなたに喧嘩を売ろうとする人、――そなたの感情を害するとしても、この三つは許さなければならぬ
新渡戸稲造、山本博文訳『現代語訳武士道』
武士は万物流転に心を置き
虚心となることで
道からそれずに歩めるのだろう#言葉 #武士道 #松平定信 #ちくま新書 pic.twitter.com/gUI4Jl05e6