私たちの生活の周りにはフリー(無料)のサービスがたくさんある。
インターネット上のサービスに特に多い。
Gメールなどのフリーメールは今や公私に渡り使う事が当たり前だが、初期の頃はフリーメールを使う人は「怪しい人が多いから気を付けろ」などという話がまかり通っていた時期がある。
「フリー(無料)」という概念がビジネス上の主要テーマとして認知されるキッカケが2009年に出たこの本だ。
フリー(無料)が一般的になってもう10年になろうとしているのでその由来も曖昧になりかけてるだろう。
『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』が日本で発売されたのが2009年11月で、それ以前から全文無料公開モデルは存在していたので、2017年1月の「『えんとつ町のプペル』を全文公開したことがその端緒」と言われると違和感ある。 https://t.co/w7bU4epYaJ
— 鷹野凌@HON.jp News Blog編集長 (@ryou_takano) November 25, 2017
GoogleTrendsで検索可能な2004年以降で「フリー」「無料」を比較すると、
元はあまり違いがなかったが、だんだん乖離が大きくなってるように感じられる。
フリー(無料)がリードした平成の後半だったが、その中心はpcに始まり、その後のスマホの発展が加速させたが、忘れてはいけないのは重要な裏方を果たしたのが通信キャリアが整備させた高速大容量の回線網やGAFAに代表されるインフラプラットフォーマが整えたクラウド環境だ。
あまり意識してないが、勝手にドンドン整備される環境に依存してるという意味では、実際には無料ではないがこれもフリー(無料)の一種かなとも思える。
最近この流れに変化が起きていることに気付いているだろうか?
そういう現在進行中の変化が次の記事に書いてあるが、少し難しい。
2018年のパーソナルコンピューティング動向を冷静に振り返る
かつてはパソコンという汎用(はんよう)性が高く、高性能なデバイスの上でエンジニアたちが新しいソフトウェアをこねくり回し、まるで遊び場のように使いこなしながら新しいジャンルの文化が生まれてきた。
しかし、そうした遊び場は既にスマートフォンや、スマートフォンとアーキテクチャを同じくするタブレットが中心となり、今やそこにIoTが絡む形でトレンドが生まれるようになってきた印象だ。
恐らく、これからの10年はニューラルネットワーク処理に対する比重が高まり続ける。ものの数年でCPUとGPUを合わせたトランジスタ数を超える規模の回路が、この種の処理用に強化されていく可能性は高い。
一つには、「やりたいこと」あるいは「できるはずのこと」に対して、既存のプロセッサの能力が圧倒的に足りていないという事実があるからだが、別の視点で考えても、戦略的にこの分野に投資する意味が大きいためである。
インプットよりもアウトプットが大事と言われ、広い意味でブログやSNSで多くの人が発信を行うようになっている。
テレビや新聞や書籍と言う中央集権的な情報と個人や小さな組織が出す地方分権的な情報の逆転が起きるのに似た現象が起きていて、さらにその流れが加速しそうな勢いなのだ。
上記の記事にはこう書いてある。
例えば、文献を参照したり、大量の映像データベースの分析を行ったりするならば、クラウド上での深層学習を活用した方がいいだろう。一方で、スマートフォン内蔵カメラの撮影時にリアルタイムで映像分析、適切なフィルターを自動適用するなどの用途ならば、エッジAIのアプローチでなければ不可能だ。
『エッジAI』というのがキーワード。
エッジ(edge)は末端の意味で、この場合はエンドユーザーが使うデジタルデバイスを意味することになる。
デジタルの世界では、クラウドの反対語がエッジになる。
この二つは、どちらが優れてるかという話ではなく、得意分野が違うという事が大事なのだ。
クラウドから「エッジ」へ——NVIDIA軸に始まった半導体業界のAI戦争
2018年の後半から発売される新機種のスペックがドンドン高性能化(=高価格化)が進むことに対する違和感と、新しいiPad Proでさえレビューを見るとあまり評価が高くないことのギャップの理由をずっと探っていたが、ようやく一定の答えを手に入れる事が出来た。
エッジの充実を図るデバイスは高性能化していく。
高性能なのに評価が低い人の多くは、エッジの充実が必要ない(=発信をしない)人なのだ。
レビューを書いているくらいだから発信はゼロではないのだが、発信がレビュー程度しかないのだろうと思える。
そのことに気付くと、レビューを参考にする時には注意が必要になる。
レビューにはウソや悪意で書かれたものもあるが、それらとは別に参考にならない意見も含まれるということも読み解く必要が出てくる。
これから買い替えを考えていて、且つ発信をしてる人は少し頑張ってでも高性能なモノを買う方が賢明だろう。
ちなみにpcとスマホやタブレットだと、スマホやタブレットの方が高性能になっているのは、スマホやタブレットはメーカーがCPUなどを独自に開発出来ているからだが、pcの場合はCPUをintelに依存してる事がネックになっているから。
pcのOSとスマホやタブレットのOSの違いで、未だにpcの方が出来ることは多いのが悩ましい点だが、そこに拘ってると時代遅れな人になるかもしれない。
pcと比較する場合画面の大きさは重要なので現状は結局選択肢はiPad Proだけになりそうだ。