周り巡って届いたリツイートに妙に惹かれるものがあった。
林修先生が高学歴ニートと討論したTV番組が炎上しているっぽいけど、リアルタイムに観ていた私の記憶に最も残った箇所は「しぶしぶ書いたデビュー作の自己啓発本は大ヒットしたけど、その後に書きたくて書いた『すし、うなぎ、てんぷら』という著書は黒歴史級に売れなかった、という残念な独白でした。 pic.twitter.com/hu5hAeG8MH
— 済州島みかん🥝 (@99mina_jeju) January 7, 2019
1月6日に放送された番組らしい、こんな書き方をするということは、もちろんわたしは見てないからだ。
■萩本欽一が林修と対談、同級生の就職相談に乗る大学での様子も紹介「初耳学!」(お笑いナタリー)
— 明日の話題 (@ashitano_wadai) January 6, 2019
萩本欽一と林修の対談が明日1月6日(日)の「林先生が驚く 初耳学!SP」(MBS・TBS系)にてオンエアされる。https://t.co/HreAYnqNyO
この番組の目玉は、林修先生と萩本欽一さんの対談にあったようだが、冒頭のツイートもその対談の中で出た話だと思われる。
ところで、この両者の関係はと言うと、
“林が今、一番羨ましいと思っているのが芸能界で活躍しながら77歳にして大学で学ぶ萩本。萩本がなんのために大学に通うのか、今回の対談で聞き出す”/萩本欽一が林修と対談、同級生の就職相談に乗る大学での様子も紹介「初耳学!」 - お笑いナタリー https://t.co/cUX4o22I1C
— てれびのスキマ/戸部田 誠 (@u5u) January 5, 2019
この番組を見て面白かったと思う人が多かったと言うことはツイートを見てると分かるが、内容を上手に伝えるツイートがいくつかあったので備忘録として集めてみた。
わたしが魅力を感じたのは、この両者は芸能界でそれなりの地位を築き、一般人には思いもよらない得体の知れない人物からすごく立派な人物まで多種多様な人間を直接多数見てきたことが、人生観に大きく反映されていると思うからだ。
この両者が発することばに感情移入して、疑似体験できることはきっと役に立つはずだ。
⭐やりたいことは偶然
— sachie (@sachie_ray7966) January 7, 2019
⭐できることは必然
⭐やりたいことよりできること
ー林修先生
⭐向いてない方に行く方が上手くいく
⭐やりたくないけどできること・好きじゃないけどできることをやる方が上手くいく
⭐好きじゃなかったけどやっていくうちに好きになった人が名人になる
ー萩本欽一氏
画像の引用は
https://twitter.com/knnkanda/status/1081978141730529280?s=21
どんな人生を歩んでいても、全てが順調ということはない、だから引き際も大事になる。
昨日テレビで見た林先生の「できるできない」を軸にするか「やりたいやりたくない」を軸にするかの話が頭から離れない… あと「どこかで見切りをつけなきゃいけない」って言葉も。 #林修 #高学歴ニート そのあとの萩本欽一さん(欽ちゃん)の大学生活の話もよかったな…
— チバカクヤス (@kacyas_gp01fb) January 7, 2019
しかし、引き際を見定め見切りをつけることは負けることではないようだ。
林修先生の番組観ていて、萩本欽一さんの言葉が胸に刺さった。
— 1枠1番スイカポン (@1ban_suika) January 6, 2019
「勝つか、逃げるか」
つまり、負けはないのだな。
ところで、今回の対談とは全く関係ないところで林先生と萩本欽一さんの共通点を指摘する意見があった。
https://t.co/JJZ1OE7Ryt
— 宮瀬 渓香/Miyagase Keiqua, Keitan☘️ (@keiqua) June 3, 2017
林修先生の名言「いつやるの?今でしょ。」は36年も前に既に萩本欽一が言っていた…。
気がつけば林先生も欽ちゃん並みの存在感。#萩本欽一 #林修
リンク先の記事には、
●『欽ドン!』を逃したTBSの失態とフジの目利き
そして、当時のTBSとフジを象徴するのが以下の逸話だ。
「81年3月、萩本欽一が『欽ドン!良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)の企画を、最初はフジではなく別の局に持ち込んで好感触を得たのですが、ただ、その編成マンからは『秋からスタートさせる』と言われてしまったそうです。それで萩本としては『今やらないとダメ』とフジに持っていったところ、フジはいきなり1カ月後の4月から枠を空けてくれたというのです。
そんなフジテレビが今は低迷してるのは皮肉なことなのか、それとも「歴史は繰り返す」なのだろうか?
今日のエントリーのきっかけになった冒頭のツイートを見て、最初にわたしが感じたことは、林先生のように知名度があってもほんのちょっとの戦略の違いで結果が大きく違うということは、ビジネス論的にはツッコミどころが多数ありそうだなということだったのだが、色々事情が分かると、むしろ自己啓発的なものに思えてくる。
どうせ目指すなら、
『好きだから始める』よりも、『始めてから好きになる』
ということのようだ。