違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『次』を持てない人がイジメに走る!

上司と部下、先生と生徒、親分と子分、その他たくさんの上下関係が日常に溢れている。

 

建前上は平等のはずの友人同士であっても、何らかの上下関係が生じることは珍しくなく、きっかけは些細な貸し借りのようなことだったりする。

 

貸し借りは、持ちつ持たれつであれば何も問題はないが、貸しっぱなし、借りっぱなしが起きると関係がおかしくなる。

 

お金の貸し借りだけでなく、恩の貸し借りを清算しない場合にギクシャクした関係になる。

 

ギクシャクした関係のつじつま合わせのために上下関係が生まれる場合があり、借りたものを返さない代わりに服従するという関係に置き換わったりする、この場合の関係は両者はお互いに納得していることが多い。

 

しかし、世の中には納得できない貸し借りや、そもそも発生すらしてない貸し借りを巡って消耗戦が行われることが多い。

 

こんなツイートがあった。

 

 

自分がされるとイヤなことを他人にすることが平気な日本人は思ってるよりはるかに多い。

 

弱いものイジメが好きな日本人!

 

イジメだけでなく理不尽な仕打ちがまかり通る背景には、「空気」の存在がある。

 

そういう時の空気は弱肉強食の臭いを醸し出す、つまり大自然の理屈だ。

 

この空気に対抗するためには、強い味方を持つか、自分が強くなるしかない。

 

いや、強くなる必要まではない、弱い奴だと思われなければ良いのだ!

 

 

筋トレブームの背景には、弱いものイジメへの対抗手段という意味も大きく関係してるかもしれない。

 

少し懐かしい言葉を思い出した。

 

 

今日から生き方を変えたとして、成果はいつ得られるだろうか?

 

何事も時間がかかることをイヤがる現代人には、こんな方法を取る人もいる。

 

 

日本人の「弱いものイジメ好き」を集めてみた。

 

 

日本人の「弱いものイジメ好き」には、『虎の威を借る狐』の臭いがプンプン漂う。

 

この話も勘違いが多いので参考に。

 

f:id:chigau-mikata:20190220124958j:plain

http://gogen-allguide.com/to/toranoiwokaru.html

 

 

 

 

笑いのネタにも「弱いものイジメ」は多い。

 

どこの国にもあるのだろうが、日本でも表と裏の使い分けという生態系(エコシステム)が成り立っている。

 

日本では虎になりたがる人間も多いが、虎になれないならば、せめて「虎の威を借る」狐になりたがる人が多いように感じられる。

 

権力や法律を含めて、力が支配する世の中には、イジメの構図がある。

 

 

 

日本人のイジメ好きの原点であり頂点にはヤクザというガラパゴス文化が関係してる気がする。

 

 

日本ではまだまだエコシステムとして機能しているのがイジメだ。

 

 

虎だの狐だのと言っても所詮人間のやることだから、ちょっとしたキッカケで立場は逆転してしまう。

 

 

 

上下関係が厳しい組織では、秩序がイジメの構造で維持されてるものが多い。

 

 

 

日本人がおかしな行動をとる時、細部に目を凝らすとそこには上下関係の弊害があることに気付く。

 

 

 

強い人も、豊かな人も、偉い人も、「もっともっと」を求めている。

 

80年代の日本は経済で世界一の称号を得たことが短期間だけあった。

 

その際に、世界から突き付けられたのは「日本よ、次はどこを目指すんだ?」だったが、それに対する答えが見付けられずにズルズルと失速していった。

 

日本人の、強い人にも、豊かな人にも、偉い人にも、共通しているのが「次」を持っていないことだ。

 

 

 

「次」を持てない人が、イジメに走っている!

 

「次」を持てれば、付き合う人種が変わってくる。

 

イジメに悩む人は「次」を探せば良い。

 

イジメる側の人間は、「次」を持つことを逃げだと言うが、気にすることはない、それだけで悪い縁は切れやすくなる。

 

そう考えると、病気や体調不良は良いきっかけと言えるだろう。