「不足と過剰」は、どちらも良くないと言われる。
よく言われる代表例として、「寝不足も寝過ぎも良くない」や、「栄養不足も栄養過多(食べ無さ過ぎと食べ過ぎ)も良くない」などがある。
元々は、経験的に言われ始めたいわば教訓的なことばだが、現代ではこれに医学的なエビデンスと称されるデータ付きで語り継がれている。
運動や体を鍛えることに関しても同様に言われる、他にも似たようなことはたくさんあるだろう。
これらは全て『過ぎたるは及ばざるがごとし』に該当する。
運動や体に関しては、『過ぎたるは及ばざるがごとし』とは別に、持っている能力を発揮するという意味で二つの正反対の価値観がある。
それが、『力みとリラックス』だ。
力を発揮しようとすればするほどしてしまうのが『力む』で、不思議なことに力を出そうとすればするほど、力を作用させなければいけない箇所以外に力を注いでしまうという過ちを人間は冒しがちだ
運動やスポーツに関しては、イチロー選手で有名になった初動負荷理論があるが、それは力みが原因で起こる共縮を起こさせないでパフォーマンスの最大発揮を目的にしている。。
動作への随意性が「反射」を阻害し、「共縮」を起こしやすいというのは初動負荷本でも繰り返し主張されてることで、
— deepseafish (@deepseafish0) September 10, 2018
「イチロー独自の理論」というナレーションは正確ではないけど( ´∀`) pic.twitter.com/EUGJ0oFh9r
この動画でイチローの話を聞くと、状況によっては集中力も害悪となることがある、と気付かせてくれる。
最近の私の関心の一つでもある「集中と分散」というテーマは対となっての考え方だが、単体で「集中力」と使われる場合には良いことづくめのように取り上げられる傾向があるが、イチローのようなできる人物が指摘すると途端に奥が深いことに思えてくる。
なぜ『〇〇過ぎる』は起こるのだろうか?
足りないくらいが丁度いい。全てを与えたり、全てを知ってしまうと、貴方への興味は薄れていくからだ。
— モテる男になる為の言動 (@yobiyobi4289) February 22, 2019
感情が介入すると『〇〇過ぎ』が起きるような気がしてくる。
その感情は、積極的でありポジティブなので深みにハマってしまうのだろう。
そこで改めて気付くのが、『過ぎたるは及ばざるがごとし』と『足りないくらいが丁度良い』は紙一重だということ。
更に悩ましいのは、『やり過ぎる(多過ぎる)くらいで丁度良い』という考え方もあることだ。
今日も今日とて色々あったんだけどね「失態はまず謝り、次に訳を説明する」これは逆だと同じ言葉を使ってもとても印象が悪くなるのでみんなも気をつけてほしい。ありがとうとごめんなさいは先に伝えるのがいいし、接客業においては足りないより多すぎるくらいで丁度いい。と、きっちり叱ってきました。
— あや☺︎☺︎🔥 (@ayaASCE) January 25, 2019
おはようございます!
— おれ (@air_top01) July 27, 2018
台風きてますね(`・ω・´)
色々な事に準備や対策はとりましょう!
行動、試験、災害など
予想出来るものは多い
準備や対策はやり過ぎぐらいが丁度いい
なにかが起きる時は誰も助けてはくれない
自分の身は自分で守りましょう
それでは皆様
いってらっしゃい
いってきます
こうやって、全部合わせて一つにしようとすると矛盾するけど、一つ一つは正論だと思えることを並べてみると分かることがある。
- 準備段階のインプットは、やり過ぎるくらいが丁度良い
- アウトプットを意識するならば「力みの排除が必要」で、積極性には要注意
- 挨拶や礼儀作法は、アウトプットではなくインプットに該当する
- 『〇〇過ぎ』が裏目にでる場合には、感情が大きく関係し、「もっともっと」を求めている
危機管理の極意は「悲観的に準備し、楽観的に対処する」に通じる。
何だか名言を作れそうな気がしてきた。
そこで今日の名言。
知識よりも大事なのが知恵だが、知識が無ければ知恵は活かせない!