違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

『自粛』という不思議なガラパゴス文化!

ピエール瀧がコカイン使用で捕まった。

 

逮捕に至る経緯は、たくさん報道されているのであらためては触れないが、芸能人と麻薬が絡んだ場合(それ以外でもあるが)、過去の作品を含めてこれから世に出る関係作品までもが公開禁止(自主規制)にされる。

 

今回のケースでは、そのことに対する異論がすごく多いような気がする。

 

ピエール瀧が名脇役で、関係する作品が多いということで影響が多岐にわたるからかもしれない。

 

皮肉なことに主役を張ってればここまでの影響は無かったのかもしれない。

 

作品は公開禁止にするが、報道やワイドショーは追いかけ続けて映像として放送しようと躍起になるのは非常に滑稽な現象に感じられる。

 

2月に新井浩文が強制性交で逮捕された時も名脇役ゆえに出演作が多いことが問題になっていた。

 

そうすると今更ながら気になるのが、出演者が犯罪を犯すと作品の公開を自粛するという習慣の由来だ。

 

 

このツイートへのリプライには様々な情報が寄せられてるが、明確なココが境目だったというものがあったようには感じられない。

 

まさに、なんとなく空気が作り上げた習慣と言えそうだ。

 

そんな中でひとつだけ面白い話がった。

 

多くの自粛に関しては惜しむ声が多い中で、むしろ関係者にとってはこれ幸いとばかりに自粛が行われたケースだ。

 

10億超の制作費をかけた『たたら侍』が出演者逮捕を受け打ち切りへ / ネットの声「元々ガラガラ」「既に打ち切り同然だった」

俳優・橋爪功さんの息子で、同じく俳優の橋爪遼容疑者が、覚せい剤所持の疑いで逮捕された。この影響が意外なところにあらわれている。2017年5月末に劇場公開されたばかりの映画『たたら侍』が、打ち切られることになったのである。この作品に橋爪容疑者が出演していたことがその理由のようなのだが……。

 

 

ところで、『自粛』という文化はどこか『切腹』に通じる気がするのだが、私だけだろうか?

 

 

いろいろ検索すると面白い話があった。

 

テレビでデーブ・スペクターがアメリカの新聞記事を紹介していましたけど、質問者様のおっしゃるように適当な英語はないらしく、「jishuku」と外来語として記載されているようでした。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1459841544

 

 

 

『自粛』というのは、やはり日本固有のガラパゴス文化なのだ。

 

この感覚は、世界からは共感されない感覚なのだと分かる、しかしネイティブ日本人は空気として自然に理解できる。

 

そう考えると、『自粛』に違和感を持たないということは『洗脳』されているということを意味してそうだ。

 

何気なく世間話の体を装って『自粛』をテーマに雑談をすると相手の洗脳の度合いが判断できそうな気がする。

 

私たちの周りには『不思議なガラパゴスな習慣』が溢れていると思った方が良さそうだ!