違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

歯をくいしばってはダメ!

歯をくいしばるという行為や状態は、頑張ったり、力を発揮したり、時には悔しさに耐えるためのものだと思われ、ポジティブなイメージがあるので悪いことだとは思われていない。

 

生きることは、歯をくいしばることだと思われていることも多いし、歯をくいしばりなさいと教えられたり命令されることも多いかもしれない。

 

 

サクセスストーリーには、歯をくいしばることは付き物だと思われているし、思い込んでいる人も大勢いる。

 

次のツイートのように、思わぬ状況でも歯は食いしばられている。

 

 

歯をくいしばる時、身体には何が起きているだろうか?

 

 

 

 

 

 

無意識のうちに行うのが歯をくいしばるということ。

 

歯をくいしばることの反対はリラックスや脱力だが、やる気満々で、あるいは緊張を強いられる状況でのリラックスや脱力はかなり難しいことなので意識的な訓練が必要になる。

 

スポーツ選手がガムを噛むシーンを見ることがいつの頃からか増えたが、マナーとしてどうかと言われながらも、現在も続いているのは効果があるから。

 

その効果とは、リラックスして集中力を高める効果。

 

もっと言えば、「ココ一番!」という緊張感が高まるシーンで歯をくいしばらせないため。

 

無意識のうちに歯をくいしばるようなシーンで、歯を食いしばらせないためには準備と訓練が必要になる。

 

食べ物を食べてる時以外は、歯と歯が触れないようにするということが大事になる。

 

と言っても、何もしてないときでも口がポカンと空いてるような人を見習えと言ってるわけではない。

 

口を閉じてる時は、上の歯と下の歯が触れないようにするという習慣が大事になる。

 

そして、歯と歯が触れて良い唯一の例外が、食事中。

 

 

食事中以外で、口を閉じているのに歯をくいしばったり、歯が触れ合ってる場合は、緊張していてリラックス出来てないというサインだ。

 

リラックスしたいと思うならば、歯をくいしばることは言うまでもなく、歯と歯が触れることも避けた方が良い!

 

食事中でも強い力で歯と歯が触れるのは良くない。

 

 

ちなみに、スポーツ選手がガムを噛むようになった背景には、もう一つの真実がある。

 

力を発揮しようと歯をくいしばることがパフォーマンスとして高くないことが判ったからだ。

 

歯をくいしばるというのは、美容や健康を含め良いところが全く無い行為だからやめた方が賢明だし、令和の時代には似合わない。