2017年の年末から急激に盛り上がった仮想通貨は、年明け早々の2018年1月にコインチェック社の580億円流出事件で一気に盛り下がったと、わたしは思っていた。
仮想通貨を支えるブロックチェーンという仕組みは、全ての履歴を記録するため犯罪を犯してもすぐに犯人を特定できるから、悪いことはできないと言われていたが、それが嘘だったことがコインチェックの流出事件で明らかになった。
結果世間では、と言ってもわたしの交際の範囲だが、仮想通貨の話題を聞くこともなくなった。
GoogleTrendsで2017年の12月からの動きを見ると、
やはり日本ではフェードアウトしたままだとわかる。
ところで事情通の話によると仮想通貨の鍵を握っているのは中国であり、その通貨の『元』だと言われていて、橋下徹さんも仮想通貨が暴落した頃にこんなことを言っていた。
中国は国家の通貨発行権を守るために仮想通貨を禁止。ブロックチェーンを活用して元の覇権拡大を狙ってくると思います。基軸通貨化すれば莫大な通貨発行益を確保できます。日銀は金融インフラが十分であることを理由にブロックチェーンを活用しないとか。ブロックチェーンこそがインフラそのものなのに
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 11, 2018
さあ、どうなることやらと思っていたら、最近になってこんな話が出てきた。
ビットコインは電気の無駄使い? 中国政府、仮想通貨マイニングを全面禁止するかも
国家発展改革委員会(NDRC)がリリースした新しい論文では、ビットコインなどの仮想通貨のマイニングを禁止する提案が含まれています。その理由は有益な資源の無駄遣いです。パブリック・コメントは5月7日まで受け付けているとのことですが、たしかに資源の無駄遣いと言われると否定し辛い側面があるのも事実です。
ほぼ同じくしてこんな話も出てきた。
Zaif、「買いあおりメール」で協会から厳重注意 「関心集めたかった」
仮想通貨取引所「Zaif」を運営するフィスコ仮想通貨取引所(東京都港区)は、ユーザー向けに配信したメールの内容が仮想通貨の購入をあおるものだったとして、4月11日に謝罪・撤回した。
ビットコイン価格は、今年に入ってから各取引所で40万円~45万円台を維持していたが、4月2日には50万円を突破し、11日にはZaifやBitFlyerなどで一時60万円を記録した。12日午前0時現在、約56万円で推移している。
令和時代の仮想通貨はどうなるだろうか?
わたしの目にはあまり魅力的には映らない仮想通貨だが、そんなわたしにはバクチの才能はまるで無い。