タイトルが大げさだがわたし自身の話。
これまで断片的に持っていた知識や経験の数々が、最近ふとした拍子に全部つながったような気がしたので整理してみた。
おそらく、多くの人に当てはまるし、参考になると思っている。
当てはまるであろうと思える理由が、平均的な日本人は、何事にも取り組む場合は、まじめで一生懸命になるという特質を持っているから。
そして、この特質は一見反対の「ふまじめでダラシなく」振る舞う場合にも発揮されると気付いた。
まじめで一生懸命とは緊張することを意味する、つまり高血圧側に作用する。
しかし、日本人の場合「ふまじめでダラシなく」振る舞う時も一生懸命なのだ。
つまり、緊張の反対語のリラックスが日常生活に本当に少ないのだ。
若い時には許容範囲に収まっても、30代の半ばを過ぎると悪影響はどんどん広がる。
運動や筋トレが体に良いと言われる、当然高血圧にも良い効果をもたらすと言われているが、筋トレを一生懸命してる人の多くが高血圧に悩んでいる。
極端な事例かもしれないが紹介すると、
あるボディビルダーの悩み…
— ジュン (@haycorns030222) January 26, 2019
1000万円レベルつぎ込んで、友達もなくしながらトレーニングしてたら、このままだと死ぬと言われて
そして、筋肉落として長生きするか、長生き犠牲にして好きなことしていくか
筋トレ中毒進むとこうなるのか#筋トレ #高血圧 #ダイエット垢さんと繋がりたい #ダイエッター pic.twitter.com/PoPHBD3GO4
少し身近な事例としては、
筋トレと血圧の関係
— 知恵袋問題集 BOT (@Gene_cc) April 28, 2015
こんにちは。
以前テレビで、ダウンタウンの松本さんが、
高血圧で病院に行ったら筋トレのしすぎとの診断だったと言っていました。 筋トレは平常時の血圧を高めたり,...http://t.co/bRLHsmPn3w
体に良いと言われることも一生懸命やり過ぎると、体に悪いことがある。
筋トレの場合だと、トレーニングの仕方や呼吸法も関係するが、それ以上にトレーニングをしてない時間の過ごし方が問題になるのだ。
その境目に、『まじめで一生懸命』という性格が関係する。
まじめで一生懸命な人は、常に体に力が入ってしまうのだ、無意識のうちに。
常に力んだ状態になる、筋肉に力がこもってしまう場合もあれば、悩みやノルマがストレスとなったり、好きでやってることでさえ過剰な目標を設定するとストレスになる、そんなストレスも無意識のうちに体に力を入れさせるだろう。
現代人はキレやすいと言われるが、これもストレスなどで力むことが原因での高血圧によって引き起こされているかもしれない。
次のツイートは、楽器の演奏に関しての力みがテーマなのだが、
【生徒が力み過ぎに見えるが、どうアドバイスしたらいいのか分からないときに】
— Basil Kritzer (@BasilKritzer) January 24, 2019
意図的に力んでいるひと、力みを自覚しているひとは限られています。
ということは、「力を抜け」というアドバイスは役立ちにくい。
さてどうする?
詳しくはこちらをお読み下さいhttps://t.co/mUGOpJ91I6
このような世界でも、力みが問題になる場合は、力を入れるべき筋肉への入力がされず、力を込めてはいけない部位への入力がされることによって力みが起こると解説されている。
同じことは、野球のイチローも言っている。
人間の体は、筋肉のように意思でコントロールできるものと、内臓のように意思ではコントロールできないものがある。
この意思ではコントロールできないものを自律神経と呼ぶ。
そして、自律神経の中にはアクセルに相当する交感神経と、ブレーキに相当する副交感神経があり、この二つのバランスが大事なのだが、現代人は交感神経が優位だと言われている。
それに加えて日本人の場合、まじめで一生懸命という特性もプラスされるので、以下のツイートようなことが起こりがちだ。
筋肉も自律神経も、アクセルが踏まれっぱなしだから、体がおかしくなるのだが、その場合ほぼ確実に高血圧が関係している。
高血圧の原因は、日常生活の無意識にあるのだ。
何か特定の原因があるというよりも、全てが原因になってると思った方が良いかもしれない。
このツイートの主は透析を受けてるのでそのせいかもしれないが、普通は高血圧の場合は交感神経を刺激しそうだが副交感神経が刺激されている。
ここ数年から
— koko (@koko_poti) February 18, 2019
「酷い回転性の目眩」に悩まされてる…
原因は最初は分からずに
検査などしていったら
高血圧による副交感神経が
通常の人より20倍高いために
めまいが出るのかもって診断(TT)
今は先生と相談しながら
高血圧剤を色々 調整しながら
様子見(´・_・`)
これも透析の合併症になるのかな…
早朝高血圧というのは、睡眠中にリラックスできてないことを意味してる、つまり寝てる間も力んでいるのだ。
寝起きの高血圧は睡眠中に副交感神経が優位になりきれないかららしいので…ってどうしようも無いけど、とりあえず頓服やら眠剤やらサプリやら、OD無しのフル活用で眠ってみる〜(ΦωΦ *)
— ありね@発達障害 ADD (@cocarine) April 30, 2016
ストレスは「頑張る系」と「我慢する系」の大きく二つのタイプによって発症する症状が変わる。
— うだ(宇田蒸気) (@sauna_uda) March 27, 2016
それぞれ自律神経の交感神経と副交感神経へのストレスであり
前者は高血圧や虚血性心疾患といった心臓血管系の症状。
後者は潰瘍や下痢、うつ病といった症状を引き起こす事がわかってきている。
『高血圧を下げる」というテーマの本がいつの間にか10冊くらいになった。購入の都度、きっちり読んで真面目に実践しているが、血圧は下がらない。
— 大西道臣 (@0024_) June 19, 2018
まじめで一生懸命というのは、多くの人は美徳だと思っているだろう。
わたしもそう思っていたが、もしあなたが高血圧ならば、まじめで一生懸命というのは、あなたにとってはマイナスに作用してると気付いた方が良いかもしれない。
そして、もっと大事なことは、じゃあ反対のことをしてみようと、「ふまじめでダラシないこと」をするのはやめた方が良い。
きっと、「ふまじめでダラシない」ことにも血圧を上げながら一生懸命取り組むからだ。
意識すべきは、「力を入れないこと」。
力が入っていると、呼吸が浅くなり、血流が悪くなり、体温が下がる。
ごく普通の日常生活のほぼ全てが見直しの対象になるだろう。
試行錯誤を繰り返しながら、自分に合った方法を見つけることにならざるを得ないだろうが、呼吸法は共通すると思えるので紹介する。
高血圧には薬はいらないんです。うそだと思ったらこの呼吸法を試してください。おへその下10センチに意識を集中して7秒かけておなかいっぱいまで吸う。7秒かけてゆっくり全部はく、これを15分繰り返す。そして意識したところがあったかくなったらOK副交感神経が優位になり血流アップ
— 【島田市のゆがみ矯正専門整体院】院長:福 (@finditosute) March 16, 2016
高血圧は、大事に至る前に向き合って対策した方が良いと思う!