違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

高血圧と日本人の関係!

タイトルが大げさだがわたし自身の話。

 

これまで断片的に持っていた知識や経験の数々が、最近ふとした拍子に全部つながったような気がしたので整理してみた。

 

おそらく、多くの人に当てはまるし、参考になると思っている。

 

当てはまるであろうと思える理由が、平均的な日本人は、何事にも取り組む場合は、まじめで一生懸命になるという特質を持っているから。

 

そして、この特質は一見反対の「ふまじめでダラシなく」振る舞う場合にも発揮されると気付いた。

 

まじめで一生懸命とは緊張することを意味する、つまり高血圧側に作用する。

 

しかし、日本人の場合「ふまじめでダラシなく」振る舞う時も一生懸命なのだ。

 

つまり、緊張の反対語のリラックスが日常生活に本当に少ないのだ。

 

若い時には許容範囲に収まっても、30代の半ばを過ぎると悪影響はどんどん広がる。

 

運動や筋トレが体に良いと言われる、当然高血圧にも良い効果をもたらすと言われているが、筋トレを一生懸命してる人の多くが高血圧に悩んでいる。

 

極端な事例かもしれないが紹介すると、

 

 

少し身近な事例としては、

 

 

体に良いと言われることも一生懸命やり過ぎると、体に悪いことがある。

 

筋トレの場合だと、トレーニングの仕方や呼吸法も関係するが、それ以上にトレーニングをしてない時間の過ごし方が問題になるのだ。

 

その境目に、『まじめで一生懸命』という性格が関係する。

 

まじめで一生懸命な人は、常に体に力が入ってしまうのだ、無意識のうちに。

 

常に力んだ状態になる、筋肉に力がこもってしまう場合もあれば、悩みやノルマがストレスとなったり、好きでやってることでさえ過剰な目標を設定するとストレスになる、そんなストレスも無意識のうちに体に力を入れさせるだろう。

 

現代人はキレやすいと言われるが、これもストレスなどで力むことが原因での高血圧によって引き起こされているかもしれない。

 

次のツイートは、楽器の演奏に関しての力みがテーマなのだが、

 

 

このような世界でも、力みが問題になる場合は、力を入れるべき筋肉への入力がされず、力を込めてはいけない部位への入力がされることによって力みが起こると解説されている。

 

同じことは、野球のイチローも言っている。

 

人間の体は、筋肉のように意思でコントロールできるものと、内臓のように意思ではコントロールできないものがある。

 

この意思ではコントロールできないものを自律神経と呼ぶ。

 

そして、自律神経の中にはアクセルに相当する交感神経と、ブレーキに相当する副交感神経があり、この二つのバランスが大事なのだが、現代人は交感神経が優位だと言われている。

 

それに加えて日本人の場合、まじめで一生懸命という特性もプラスされるので、以下のツイートようなことが起こりがちだ。

 

筋肉も自律神経も、アクセルが踏まれっぱなしだから、体がおかしくなるのだが、その場合ほぼ確実に高血圧が関係している。

 

高血圧の原因は、日常生活の無意識にあるのだ。

 

何か特定の原因があるというよりも、全てが原因になってると思った方が良いかもしれない。

 

このツイートの主は透析を受けてるのでそのせいかもしれないが、普通は高血圧の場合は交感神経を刺激しそうだが副交感神経が刺激されている。

 

 

早朝高血圧というのは、睡眠中にリラックスできてないことを意味してる、つまり寝てる間も力んでいるのだ。

 

 

 

 

まじめで一生懸命というのは、多くの人は美徳だと思っているだろう。

 

わたしもそう思っていたが、もしあなたが高血圧ならば、まじめで一生懸命というのは、あなたにとってはマイナスに作用してると気付いた方が良いかもしれない。

 

そして、もっと大事なことは、じゃあ反対のことをしてみようと、「ふまじめでダラシないこと」をするのはやめた方が良い。

 

きっと、「ふまじめでダラシない」ことにも血圧を上げながら一生懸命取り組むからだ。

 

意識すべきは、「力を入れないこと」。

 

力が入っていると、呼吸が浅くなり、血流が悪くなり、体温が下がる。

 

ごく普通の日常生活のほぼ全てが見直しの対象になるだろう。

 

 

試行錯誤を繰り返しながら、自分に合った方法を見つけることにならざるを得ないだろうが、呼吸法は共通すると思えるので紹介する。

 

 

高血圧は、大事に至る前に向き合って対策した方が良いと思う!