たまたまNHKの朝の連ドラを見た後、チャンネルをそのままにしていたらこんな番組が始まった。
【病院ラジオ 第2弾】
— NHK広報局 (@NHK_PR) April 28, 2019
東京・世田谷区の国立成育医療研究センターで2日間の手作り出張ラジオ局を開設。患者さんと家族の、リクエスト曲とトークで、今回もいろいろと…。
29(月・祝)午前8:15[総合]
▼サンドウィッチマン 第2弾への思い▼https://t.co/hhSObuoumf
第2弾ということだが、わたしは初めて知った番組だった。
お笑い芸人サンドイッチマンは、正式にはサンドウィッチマンなのかな?
彼らのキャラクターと芸風にふさわしい番組だった。
見るつもりがあったわけでもないのに見れたことは、わたしにとってはちょっとしたサプライズでもあった、
舞台となったのは世田谷区にある国立成育医療研究センター(https://www.ncchd.go.jp)。
場所を地図で見ると、昔の大蔵病院だったことが分かった。
大学生の頃、近くに住んでいたので土地勘はあるつもりだったが、懐かしいと感じる景色は全くなかった。
どんな番組だったかというのは、Twitterで「#病院ラジオ」で検索するとたくさん出てくるし、ネガティブな書き込みが一切無いことでも伺えるだろう。
この病院は、子供の病気を扱う病院で、生まれた時からの病気だったり、成長とともに進行する病気だったりを扱うので、本人も大変なのだが、それを支える親や家族や病院スタッフも大変なのだ。
とかく不平不満の多い日常だが、不平不満が言えることがいかに贅沢かということを教えてくれる番組だった。
そんな番組を、説教がましい雰囲気ではなく優しい雰囲気で表現できたのはサンドウィッチマンのキャラクターと人徳のおかげだろう。
テレビ番組の性格上視聴者を意識はしてるだろうが、この番組を見ながら、そして見終わった後も、この番組は病気の子供やその家族や病院で働くスタッフに向けて励ますために作られたものに思えてしょうがない。
この番組では、見過ごせないことがサラリと表現されていた。
両目に視力の障害を持った子がサングラスをかけていたら、唾を吐かれたことがあると言っていた。
この番組を見て共感したり感動する人と、サングラスをかけた子に唾を吐いた人の差はおそらく紙一重で、決して別世界の住人ではない。
わたしたち一人一人の心には、天使と悪魔が同居していることを忘れてはいけない。