ゲームの類をほぼすることがないわたしの唯一の例外が四川省。
画面上にランダムに配置された麻雀牌を使った『神経衰弱』的なゲームで麻雀は一切関係ない。
10年以上前に一時熱中していたが、この数年は全くやってなかった。
やらなかった理由は、ついつい熱中してのめり込んでしまうからで、単純なゲームなのだが中毒性があるという特徴がある。
わたしが使っているのは下記のアプリで完全にフリー。
https://appadvice.com/app/e5-9b-9b-e5-b7-9d-e7-9c-81136/928863176
オープニングの画面はこんな感じ。
ルールは、
このゲームはいかに早く全ての牌を消すかを競うもので、わたしも最初は時間を競うことに夢中になっていたのだが、やがて興味は別のところに移っていった。
単純なゲームなのに、途中で行き詰まってしまうことがよくあるのだ。
そんな時に、答えを知りたければ画面左上のSEARCHをクリックすると、結び付く二つの牌だけが浮かび上がる。
答えを見ると、「それはちょっと気付かないね!」というようなものではなく、目の前に見えていて何度も確認したつもりの中に答えがあることがほとんどなのだ。目の前にあるものに気付かない(気付けない)ということに感動するのだ。
頑張るだけではダメだという現実を、たかがゲームに教えられるのだ。
同様に、このゲームには中毒性があるのでついつい夢中になるのだが、やることは単純でも集中力は要求されるので、思い知らされるのが集中力の持続時間は思ってる以上に短いということだ。
この集中力の持続時間と、目の前にあることに気付かないという状態は密接に関係してるだろうが、集中力はあっても目の前にあるものが見えないという現象は起きるのだ
単純なルールのゲームですら、目の前あることに気付けないことがあるということは、現実社会のルールもよく分からないような競争の場では、「そんなことに気付いてないの?」ということは頻繁に起きているだろう。
このゴールデンウィークの連休で久々に四川省をして改めて、そんなつもりはなくても節穴な自分の目に、驚きと感動を感じている。