違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

闇営業とインフルエンサー!

たまたま、芸能界の闇営業の話題が立て続けに出ていた。

 

闇営業とは、芸能人が事務所を通さずに仕事を取ることで、プロスポーツの選手が所属チームの了承を得ないで行う場合にも当てはまる。

 

最近はサラリーマンの副業解禁も増えているが、副業禁止の会社で会社に内緒で副業することも広い意味での闇営業と言えるが、闇営業が問題なのは取引相手が反社会勢力や犯罪者である場合が少なくないからだ。 

 

 

カラテカ入江 “闇営業の仲介”報道で謝罪と説明 「危機管理能力の不十分さ、認識の甘さ」と反省も

2015年に男女計40人が逮捕された振り込め詐欺グループが14年末に催した忘年会に入江を始め、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成らが出席していたと報道。この場に芸人らの出席を仲介したのが入江だったとしている。

 

この件で名前が上がった他の芸能人も無罪放免とは行かなそうで。次のような話も上がっていた。

 

宮迫博之、芸能界引退免れず…反社会的勢力に闇営業、テレビ各局一斉に起用自粛か

宮迫は2年前に不倫が発覚し、一部の出演CMなどが放送中止になるなどしたものの、結局は仕事に大きな影響も出ず、現在も売れっ子芸人として活動を続けていますが、今回の件はいかんせん反社がらみなので、完全にアウトです。

 

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/06/post_28249.html

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そして、闇営業の中身には触れてないが、こんな話も出ていた。

 

コロチキ・ナダル、“闇営業”明かす「食ってかなアカンから」

焼肉店で藤本がナダルに「俺に言わなアカン事あるやろ」と問い詰めると、ナダルは特に無いとしたが、藤本がしつこく追求すると、悩んだ挙げ句に「闇営業ですか? いや闇営業はでもホンマにこれ食ってかなアカンから。よう行ってるっていうかそんな行ってないですけど、今度ゴールデンウィークに『ゴールデンウィーク闇』あります」と白状した。

 

 

芸能界と闇営業は昔から密接な関係があると言われていた。

 

芸能界だけでなく、プロスポーツの選手もだ。

 

有名人で、「そんなことしなくても大丈夫だろう」と思われていても落とし穴に嵌まるのは、不安や心配があるからだろう。

 

中にはただ単純に思慮分別に欠けていたという場合もあるだろうが。

 

不安や心配の中身は、自分の芸能界やスポーツ界での商品価値に対してが大部分だろう。

 

引退後や副業を意識することも多いはずだ。

 

そういうところに心の隙間ができるが、ここまでの流れであれば誰にでも起こりうることで、それ自体は悪いことではない。

 

問題は、自分自身でどこまで自覚があるか不明だが、立派な有名人であるという事実だ。

 

芸能界やスポーツ界では今ひとつでも、知名度を活かせば広告宣伝価値があることと、知名度があるが故に問題が表沙汰になれば逃げることができなくなる。

 

こういう属性の人々は、下心を持ってる人に狙われやすい。

 

芸能界の闇営業は、個人的な人脈の中でたまたま起きた出来事ではなく、狙われて仕組まれた事件と言えるはずだ。

 

 

 

LINEの友だちは上限超え。カラテカ入江の人脈はなぜ“広く浅く”にならないのか?

 

2018年の9月に書かれたこの記事では人脈の多さを絶賛されてるカラテカ入江だが、話を読めば分かるが、いわゆる名刺交換しただけ程度の人も人脈と呼んでるだけなのだ。

 

〜〜余談〜〜

 

ちなみにこの記事削除されてしまったようです。

 

ブログをアップした後3時間くらいして気付きました。

 

〜〜余談終わり〜〜

 

 

しかし、その程度のつながりが人脈と言えるほどの力を発揮できたとすれば、芸能人だったからだろう。

 

有名であり、知名度があるということは、それだけで市場を生み出すのかもしれない。

 

この薄っぺらいつながりを過剰に評価しているのがインフルエンサーという存在だろう。

 

 

 

人とのつながりを人脈と呼び合う関係は、利用し合う関係。

 

利用し合う関係とは、契約に基づく関係のように役割分担が課されている。

 

つまり、友達は人脈ではないが、人脈である人が友達になることはあるだろう、そういう場合は契約関係を超越した持ちつ持たれつの関係にシフトしてるはず。

 

SNSのフォロワーの数を競うことや名刺の数を人脈だと評価することは、名簿やリストを元にして営業を展開する詐欺ビジネスとどこか同じ匂いがする。

 

勘違いさせることで人を集め、市場を作ったとしても、遅かれ早かれバレるのが闇営業。

 

 

闇営業をしてることがバレると、ごめんなさいでは済まなくなるのは、再発防止のために見せしめが有効なことも関係してるだろう。

 

美味い話があるからとコソコソ行動するような場合が要注意だ。

 

謎が多いことがミステリアスだとプラスに評価されたのは、今となっては昔の話。

 

では、そんな時どうすれば良いのか?

 

 

そう言えば最近いい話があったので引用すると、

 

 

― 全くバレずにでしたが、デートはどうされてきたのでしょうか?

 

山里:土手を歩きまして、土に手と書いて。一度ですね、お付き合いしてテンションが上がって、「ドライブしたい」と言って。でも、僕は車の免許を持っていないので、必然的に蒼井さんが運転になるんですけど。「どこいきましょうか?」ってなって、「土手を歩いてみたい」と、いい土手をみつけたんだよね。

 

蒼井:ドライブしてなんとなくいい感じの。散歩したいねって。

 

 

 

もし、コソコソ行動したいならば、人がいない所が良い。

 

人がいるところでコソコソ行動することは、カッコ悪いだけでなく、犯罪の匂いすらするのが現代だと意識した方が良いだろう。