違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

ストレスを解消したければ〇〇が1番!

解決しようとする時に、解消とか発散と表現されることが多いのがストレス。

 

ストレスやプレッシャーは、前向きなモチベーションを盛り上げるためにも役に立つが、一般には弊害として捉えられる。

 

ストレスやプレッシャーが悪い意味で影響を及ぼしてる時に世間の人はどのように対処してるのだろうか、また年齢や性別その他で違いはあるのだろうか。

 

 

平成22年国民生活基礎調査の概況>悩みやストレスの状況 :厚生労働省

主な悩みやストレスの原因を、性、年齢階級別にみると、

 

「自分の学業・受験・進学」は、

男女とも「12~19歳」が最も高く、

 

「自分の仕事」は、

30代から50代で男女差が大きく、「収入・家計・借金等」は男「50~59歳」、女「40~49歳」が最も高くなっている。

 

「育児」、「子どもの教育」は、

特に30代、40代で男女差が大きく、「育児」は女「30~39歳」、「子どもの教育」は女「40~49歳」が最も高くなっている。

 

「自分の病気や介護」は、

男女とも年齢階級が上がるほど高くなっており、「家族の病気や介護」は男は年齢階級が上がるほど高くなっているが、女は「50~59歳」が最も高くなっている。

 

「家族との人間関係」は、

男はほぼ横ばいだが、女は40代、50代で高めの傾向があり、「家族以外の人間関係」は、男より女が高く、年齢階級が上がるほど低くなっている。

 

 

 

これらの悩みがストレスやプレッシャーの原因ならば、解決することは解消や発散では実現できないようにも感じられる。

 

 

ところで、ストレス解消ストレス発散というのは違いがあるのだろうかとGoogleTrendsで比較可能な2004年以降で見てみると、

 

GoogleTrends『ストレス解消』『ストレス発散』2004年以降

 

 

最近ではほぼ同じであることが伺える。

 

 

ではストレス解消の関連するキーワードを見ると『ゲーム』、『グッズ』、『音楽』、『猫』、などと出てくる。

 

一方、ストレス発散の関連するキーワードを見ると、『ゲーム』、『アプリ』、『カラオケ』、『泣く』、などと出てくる。

 

 

関連するキーワードを見ると、好きだからやってると思われることの中には、嫌なことから逃れるための時間潰しとして使われてるものが多いように感じられる。

 

この結果と全く同じようなことが書いてある記事があった。

 

男子大学生に限定しているが、実際には幅広く多くの人に当てはまるのかもしれない。

 

男子大学生に聞きました!オトナが知らない「ストレス解消法」って?

「自分を楽しませることがいちばんのストレス解消だと思います!」という、現実的で堅実な20代の知恵。私たちも取り入れたいものですね。

 

 

人間は時には、解決することができない問題で悩むことがある。

 

『もっと背が高かったら人生が変わったはずなのに』のようなことは根本的な解決はできないので解消したり発散させることは有効だ。

 

しかし、結果を出せと求められたら、これはできる人には出来ることなので解消や発散に馴染まない悩みとなる。

 

 

やろうと思えば不可能ではないことで感じるストレスやプレッシャーは、モチベーションをアップさせるような場合を除くと、人間の心だけでなく体も強張らせ、萎縮させる。

 

このような時、人は癒しを求める。

 

ストレス解消の関連するキーワードに猫が出るのもその現れだろう。

 

癒しを求める気持ちは、時には人を誤った方向に導く。

 

LSDなどの幻覚剤は、脳を「高次の意識状態」にする:英研究結果

幻覚剤が引き起こす神秘体験は、時に“癒やし”をもたらすことが知られている。そのため厳重に管理された摂取量ならば、重度のうつ病患者などの医学的治療薬として役立てられる可能性があると、研究者らは期待している。

 

薬物事件が増えていることと、ストレスの増加はリンクしてるはず。

 

しかし、薬物に依存すると倍返しに遭う。

 

 

ではどうすれば良いか?

 

癒しを求めるほどストレスやプレッシャーを受けてる人の身体は、強張り萎縮してるので、これをほぐしてあげれば良い。

 

簡単なことなのにやってない人が意外と多いのが暖かい(温度はお好みで)お風呂に入ること。

 

ストレスに弱い人にはシャワーだけという人が多いような気がする。

 

お風呂で入浴剤が楽しめるようになれば悩みの半分以上はすぐに無くなる!