違う見方

新しい時代の始まり。複数の視点を持つことで、情報過多でややこしい現代をシンプルに捉えるための備忘録的ブログ。考え方は常に変化します。

コロナウイルスに起因した口実と言い訳が増えている!

コロナウイルスの拡散はグローバルな心配事であると共にドメスティックな国内問題でもある。

 

いろいろ分かってくると、恐れるべきは濃厚接触に限定して良いのだろうが、現代人の生活は気密性が高い環境が多いので、至るところに危険が潜んでいると言えるので、対策は気を抜くことができない。

 

対策として、大勢の人が集まるイベントの中止が発表されているのは、何かあったら責任が取れないと主催者が考えていると共に、良くも悪くも空気を重んじる日本人ならではの葛藤の結果でもあるだろう。

 

現代人は、ONもOFFも予定を組んで生活している人が多い。

 

大切な予定や待ち望んだ歓迎されてる予定がある一方で、無理矢理押し付けられた予定や断り切れずに仕方なく組んだ予定のような歓迎されないものもあるはずだ。

 

コロナウイルスが原因で中止されたイベントで当初話題に上がったのはマラソン大会やコンサートなど、参加を予定していた人にとっては楽しみにしていたものが多かった。

 

小池都知事が、東京マラソンに中国人が参加することに対して自粛を要請したのが2月7日。

 

自発的な行為であるはずの『自粛』を強要するという矛盾の口実を与えたのはコロナウイルスだが、どう考えても苦し紛れの言い訳に過ぎなかった。

 

Twitterを見ていると最近になって、身近な人間関係のイベントに関して「縁が切れることを覚悟して」と前置きを付けて欠席を通知したというものに結婚式が増えているような印象を受けている。

 

また、中止になるイベントには来年卒業予定の学生を対象にした就活イベントも増えているが、これらの多くは一般学生を対象にしたものでそもそも企業側は乗り気ではないらしい。

 

実際に採用する学生は、別の枠で確保してると言われているので、これ幸いとばかりにコロナウイルスを口実にコスト削減をしているのだ。

 

そして変わり種としては次のようなものもあった。

 

 

 

深刻に捉えて恐れてる人も多いコロナウイルスだが、これ幸いとばかりに、コロナウイルスのせいにして、これまで言いたくても言えなかった『No』を空気を読みながら控え目にしかし力強く主張する人達が増えている。